レザーだからこそ醸し出せるクラシカルな雰囲気とライディングを阻害しない優れた機能を……。ネオクラシックとカテゴライズされるバイクが続々と登場している。そんなモデルのオーナーが求める世界観にふさわしいアイテムをドロップしたのは、かつて日本のモーターサイクルシーンの最前線を走っていたネオクラシックの老舗ブランド「ハロルズギア」だ。
クラシカルな仕上がりでありながら機能性も併せ持つハロルズギアの「Mesh Gripping Summer Glove」。
今回登場したのは人気製品「グリッピンググローブ」のサマーモデルで、手の甲にあたるレザーをパンチアウトしたメッシュ仕様とし、通気性の向上を図っている。
ハロルズギアの代名詞とも言えるシャーリング加工がライディングを優しくサポートする。
このグローブ最大の特徴と言っていい「シャーリング加工」はかつてハロルズギアが生み出した独自の縫製技術で、レザーでありながらライディング時の握り込みを優しく助ける機能を持つ。またその縫製自体がデザインとなって組み込まれているのも見どころだ。ナックルガードや手の平の衝撃吸収材、またその他の縫製箇所も同様に、「機能をデザインしている」ところがハロルズギアならではのこだわりと言えよう。
手首をホールドする部位は脱着に最適なマジックテープ仕様に。
柔らかく肌に優しい牛革を使用しているこのグローブ、少々タイトなサイズをチョイスして時間をかけて馴染ませていけば、文字どおり自分の手だけにぴったり合うグローブへと進化してくれる。
着用したままタッチパネル操作ができる特製レザーが仕込まれている。
さらにこのグローブ、着用したままスマートフォンのタッチパネル操作ができるよう、人差し指と親指、そして中指の3カ所に特製レザーが採用されている。実際に走っていて、道中でスマートフォンを操作する必要性が生まれることは珍しくない。現代ライダーにとって不可欠な機能が備わっているのは嬉しい限り。
「夏でもレザーグローブで雰囲気は保ちたい。でも通気性や機能もきちんと併せ持っていて欲しい」
そんなネオクラシックライダーにぴったりなグローブ、見逃してはならない。