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トライク編

  • 掲載日/ 2016年11月24日【ファミリー別ナビ】
  • 構成/VIRGIN HARLEY.com編集部
ハーレーダビッドソン・トライクファミリーの画像

TRIKE FAMILY

2014年モデルから日本に導入されることになった3輪モデルのトライク。二輪免許は不要で、普通自動車のマニュアル免許があれば乗ることができる新しいカテゴリーです。

トライクとは?

バイクともクルマとも
異なる新カテゴリー

日本ではバイクの免許がなくても、普通自動車MT免許があれば運転することができる3輪モーターサイクル、トライク。前1輪、後ろ2輪の特異なスタイルは、バイクでもクルマでもない全く新しいカテゴリーと言えます。このトライク、本国アメリカでは以前からラインナップされていたのですが、日本では2014年式モデルから正式導入されることになりました。

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2017年式 FLHTCUTG トライグライドウルトラ。車両重量560kgを誇るトライク版ウルトラ。

導入当初はトライク版ウルトラであるFLHTCUTG トライグライドウルトラのみのラインアップでしたが、2017年式モデルとして新型ビッグツインエンジン、ミルウォーキーエイト107を搭載したチョッパースタイルのFLRT フリーウィラーが新しくラインナップに加わりました。同じく2017年式モデルのトライグライドウルトラにもミルウォーキーエイト107が搭載されています。このトライグライドウルトラに至ってはハーレーラインナップ中で最重量となる560kg、フリーウィラーでも507kgとなり、取り回しは容易ではないと想像できますが、エンジンとは別に電気で駆動するバックギア「電動リバースシステム」を備えており、転倒の恐れがない3輪のトライクはツーリングファミリーのウルトラより、むしろ取り回し易いと言えるでしょう。

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2017年モデルからラインナップに加わったFLRT フリーウィラー。チョッパースタイルのフリーウィラーはファットボーイ版トライクとなっている。

それゆえ、ウルトラに憧れはあるが、体力的に難しいと二の足を踏んでいたユーザーにとって、トライクは新しい選択肢となり人気を博しています。また冒頭で述べた大型二輪免許がなくとも普通自動車MT免許があれば運転できるので、免許区分でハーレーを諦めていたユーザーからもトライクは大きな支持を得ています。またトライクは三輪型乗用車に近い構造から日本ではヘルメット着用は義務づけられていないが、安全を考えればヘルメットは着用した方がいいでしょう。

トライク特有である
異次元の乗り味

気になるトライクの乗り味ですが、そのスタイリング通り、バイクともクルマとも違う全く異次元なもの。顕著なのはそのハンドリング特性で、トライクの構造上バイクのように車体を傾けてコーナリングすることができないので、ハンドル操作を基本にライダーの体重移動でコーナリングするのですが、これがなかなか手強い。「ハンドルを切る」という感じではなく、「ハンドルを押し込む」という感じでトライクは曲がっていく。曲がりたい方向の逆の腕でハンドルを押し込み、コーナーに突入していくのですが、それなりの腕力が必要となります。

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異次元の乗り味が魅力のトライク。何にも似ていないトライクだけのこのフィーリングは病み付きになること必至!

最初は少し戸惑うと思いますが、慣れてくるとこれが面白い。まさに異次元の乗り味です。ふたつの後輪に蹴り出されるような加速感もまた強烈。機会があれば、ぜひ一度試乗してみることをオススメします。

トライクファミリーの年式別モデルカタログ・スペック情報

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2017年式モデル

  • ● FLRT フリーウィーラー
  • ● FLHTCUTG トライグライド ウルトラ
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2016年式モデル

  • ● FLHTCUTG トライグライド ウルトラ
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2015年式モデル

  • ● FLHTCUTG トライグライド ウルトラ
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2014年式モデル

  • ● FLHTCUTG トライグライド ウルトラ

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