イマイチわからないタイヤの種類 スポーツスター版タイヤリスト
3回に渡り、タイヤのイロハについてご紹介してきましたが、皆さんの愛車に取り付けられるタイヤの種類がどれだけあるのか、イマイチわかりませんよね。そこで今回から、各ファミリーに取り付けられるタイヤをピックアップし、ご紹介いたします。取り付けられるすべてのタイヤをご紹介しているわけではありませんが、代表的なモノとその簡単な特徴、参考価格を挙げましたので、皆さんのタイヤ選びの参考になれば幸いです。第1回目はスポーツスターファミリーのタイヤをご紹介いたします。
いつもと違うタイヤを選べば いつもと違う走りが楽しめる
スポーツスターのフロントのタイヤサイズは、“C”モデルは21インチ、それ以外のモデルは19インチという違いはありますが年式による違いはありません。しかし、リアタイヤは年式によってサイズが違っています。2003年以前はリアは130mm、2004年以降は150mmとワイドになっていますので、ご注意ください。スポーツスターにお乗りの方はカスタムの方向性もさまざまで、そのスタイル・方向性によってタイヤの好みも大きく変わってきます。しかし、それぞれのスタイルに合うタイヤが各メーカーから豊富にラインナップされていますので、じっくり探すと、皆さんの好みにフィットするタイヤが必ず見つかるでしょう。タイヤを交換するときはつい馴染み深いものを選んでしまいがちですけれど、皆さんの好みに近いものをいくつか絞込み、タイヤ交換の度にタイヤを変えてみて、それぞれの味を楽しんでみるのもいいかもしれませんよ。
17種類の豊富なラインナップ それぞれの特徴を一挙紹介
さて、スポーツスター乗りの方から問い合わせの多いタイヤを下記でご紹介しましょう。ご自分の車輌と、走り方にぴったりあったタイヤをお探し下さい。
なお、価格はすべてSPEEDSTARの2007年11月の参考価格になります。お店によって価格には違いがありますので、お気をつけください。また、価格には変更がある場合もありますのでご了承ください。
ダンロップ
| 商品名 |
サイズ |
参考価格 |
特徴 |
D401 フロント |
100/90-19 MC 57H TL 90/90-19 MC 52H TL |
12,500円 10,000円 |
スポーツスターに純正採用されるタイヤ。それだけに、磨耗性やグリップ性能はお墨付き。バランスのいい性能が期待できます。サイドにHarley-Davidsonのロゴも入っています。03以前と04以降のモデルではリアのタイヤ幅が違うのでお気をつけください。 |
D401 リア |
130/90B16 MC 53H TL 150/80B16 MC 71H TL |
14,900円 15,800円 |
D402 フロントのみ |
MT90-21 54H TL |
10,800円 |
スポーツスター1200C・883Cの21インチホイールに純正で採用されているタイヤ。401シリーズと同様、ハーレー純正だけあって、バランスのいい性能が約束されています。D401・402シリーズは他のタイヤより若干高めだけれど、磨耗性に優れるので実は経済性のいいタイヤです。 |
K591 フロント |
100/90-19 MC 51V TL |
12,100円 |
96〜03年までの1200Sに純正採用されていたタイヤです。ハイグリップでスポーツ性が高いのが特徴で、1200S以外のモデルのオーナーがそのスポーツ性を求め、オーダーされることも珍しくありません。ハイグリップモデルの宿命として、D401・402に比べると磨耗が早くなります。 |
K591 リア |
130/90B16 MC 64V TL 150/80B16 MC 71V TL |
14,400円 15,800円 |
K300GP フロント |
100/90-19 MC 57V |
11,200円 |
1980年代に生産され、高い評判を得た旧「K300GP」の復刻モデルです。タイヤパターンは当時のものを忠実に再現されているものの、最新の技術でリメイクされているため性能は旧モデルより大幅にアップしています。ハイグリップなスポーツ性能で、リピーターのファンも多いモデルです。 |
K300GP リア |
130/90-16 MC 73H 150/80-16 MC 71V |
12,300円 15,700円 |
BRIDGESTONE・FIRESTONE
| 商品名 |
サイズ |
参考価格 |
特徴 |
VT-01 フロント |
100/90-19 M/C 57H TL 80/90-21 M/C 48H W/T |
13,000円 9,800円 |
大型アメリカンバイク専用に開発されたタイヤです。重いバイクでの使用を念頭に置いて開発されただけあって、長距離クルージングには最適で、高速でも安定して走れます。グリップ性はやや弱いものの、手頃な価格と純正に勝るロングライフさで人気の高いタイヤです。 |
VT-01 リア |
130/90-16 M/C 73H TL |
15,200円 |
BT-39 フロントのみ |
100/90-19 M/C 57H TL |
10,500円 |
SSCなどのスポーツスターレースで抜群の採用率を誇るタイヤです。特殊なコンパウンドを採用しており、ドライでもウエットでも高いグリップ力を発揮します。スポーツライディングを重視する人向き。ハイグリップスポーツバイアスのためタイヤの減りは若干早目です。 |
BT-39 リアのみ |
130/90-16 M/C 73H TL |
13,500円 |
BT-45V フロント |
100/90-19 |
10.800円 |
バランスが取れたライディングが堪能できるハイパフォーマンス・ツーリングバイアスタイヤです。ハイグリップと耐久性、高いウエット性、クセがなくナチュラルで安心感のあるハンドリングが人気です。ロングツーリングも楽しみ、ワインディングも攻める欲張りな方にオススメです。
※左記にある『BT-45V』のリアサイズは、XL1200Sに装着する場合はクリアランス不足による接触の可能性があります。 |
BT-45 フロント |
90/90-21 W/T 90/90-21 T/L |
7,300円 8,500円 |
BT-45V リア |
130/90-16 150/80-16 |
12,900円 14,400円 |
MICHELIN
| 商品名 |
サイズ |
参考価格 |
特徴 |
COMMANDER フロント |
100/90-19 57H TL/TT MH90-21 56H TL/TT |
7,700円 10,000円 |
ハーレーを代表とするアメリカンバイク専用に設計されたデザイン性の高いタイヤです。特徴的なタイヤパターンはデザイン性だけではなく排水性にも優れており急な雨にも慌てずに済みます。また、非常に耐摩耗性に優れ、ロングライフなためスポーツスターオーナーからの支持は高いですね。 |
COMMANDER リア |
130/90-16 73H REINF TL/TT 150/80-16 77H REINF TL/TT |
9,400円 10,900円 |
Macadam 50 フロントのみ |
100/90-19 57V TL/TT |
10,000円 |
直進安定性が高く、安定したグリップ性能があるオールラウンドバイアスタイヤです。中心の溝のラインの左右に綺麗に配置されたタイヤパターンは、スポーツスターのスタイルを問わずマッチします。手頃な価格帯ながら、なかなかのロングライフを誇るので、こちらも人気が高いタイヤです。 |
Macadam 50 リアのみ |
130/90-16 67V TL/TT 150/80-16 71V TL/TT |
10,500円 13,900円 |
METZELER
| 商品名 |
サイズ |
参考価格 |
特徴 |
ME880 フロント |
100/90-19 M/C 57H T/L 90/90-21 M/C 54H T/L |
9,500円 8,200円 |
コーナーで車体を倒してもMBS(メッツラーベルトシステム)のおかげで一定の接地面積を確保でき、どのような道でも安定して走ることができます。まっすぐもよし、曲がってもよし、のオールラウンダーながら耐磨耗性も高く、リピーターが多い人気タイヤですね。 |
ME880 リア |
130/90B16 M/C REINF 73H T/L 150/80B16 M/C REINF 71H T/L |
16,900円 16,800円 |
PIRELLI
| 商品名 |
サイズ |
参考価格 |
特徴 |
SPORT DEMON フロント |
100/90-19 M/C 57V T/L |
11,900円 |
癖のないバランスの良さがウリのタイヤです。コーナーが続く道でも素直で軽いハンドリングが人気で、怖さを感じないタイヤと言われています。気温が低いとき、路面が濡れているときでもタイヤが暖まるのも早く、どの季節・天候でもオールマイティに使えます。 |
SPORT DEMON リア |
130/90-16 M/C 67V T/L 150/80-16 M/C 71V T/L |
14,400円 15,800円 |
AVON
| 商品名 |
サイズ |
参考価格 |
特徴 |
AM20 RoadRunner フロント |
90/90-19 52H T/L
90/90-21 54H T/L |
14,600円 15,900円 |
美しいタイヤパターンは人気が高く、スタイルから選ぶ人も多いタイヤです。しかし、スポーツ性も実は高いタイヤ。軽い切り返しができ、倒し込まなくても素直に曲がってくれる特性が人気です。若干値段は高めですが、ロングライフなため経済的なタイヤですよ。 |
AM21 RoadRunner リア |
MT90-16(130/90) 74H T/L |
18,100円 |
AM41/42 Venom-X フロント |
100/90-19 57H T/L 100/90-19 57H WW T/L MH90-21(80/90) 56H T/L MH90-21(80/90) 56H WW T/L |
14,300円 16,700円 15,100円 18,200円 |
独特のタイヤパターンから非常に人気が高いタイヤですが、グリップ性もなかなかのものです。ストックに比べるとしっとりとした乗り心地をしています。またロングライフな部分も人気の秘密で、永く使用していてもグリップ性が極端に悪くなることもありません。 |
AM41/42 Venom-X リア |
MT90B16(130/90) 74H T/L MT90B16(130/90) 74H WW T/L 150/80-16 77V T/L 150/80-16 77V WW T/L |
18,000円 21,600円 23,000円 27,500円 |
CONTINENTAL
| 商品名 |
サイズ |
参考価格 |
特徴 |
SUPER SPORT フロント |
100/90-19 57V T/L |
14,600円 |
トレッドエンド部に特殊な設計が施されているため、フルバンク時でも安定し、路面にしっかりと力を伝えてくれます。素直なハンドリング特性はどのようなキャラクターにもベストフィットしてくれるハイパフォーマンスタイヤです。アウトバーンで鍛えられたタイヤはさすがに素晴らしいですね。 |
SUPER SPORT リア |
130/90-16 67V T/L 150/80-16 71H T/L |
17,300円 18,900円 |
Milestone フロント |
100/90-19 57H T/L |
16,400円 |
ハーレー用タイヤとして初めてシリカコンパウンドを採用したプレミアムモデルです。シリカを配合したおかげで低温時でもしなやかさを失わず、温度変化の影響も受けにくい特性を持っており、ウエット性能や耐摩耗性点からも非常に高い性能を誇る、知る人ぞ知る人気モデルです。 |
Milestone リア |
130/90-16 76H T/L 150/80-16 71 T/L |
20,200円
21,400円 |
MAXIS
| 商品名 |
サイズ |
参考価格 |
特徴 |
C175 FRONTRIB フロント |
3.25-19 RIB T/T 3.00-21F RIB T/T |
9,200円 8,900円 |
クラシックな縦溝が特徴的なC175とC200です。チョッパー乗りはもちろん、現行車輌のオーナーまで、幅広い層に支持されています。C200にはホワイトウォールモデルもありますので、スタイルにこだわりたいオーナーに評判です。手頃な値段なのも嬉しいですね。 |
C200 CLASSIC リア |
5.10-16BLK T/T 5.10-16WW T/T |
15,500円 18,900円 |
Maxxis BLACK フロント |
100/90H19F T/L MH90H21F T/L |
14,000円 11,200円 |
ワイドで大きめなパターンが特徴のMaxxisは、ハーレーとの相性が良く、ストリートからツーリングまで安定した走行性能を発揮します。ホワイトウォールはバイクのイメージを大きく変えるポイントになるので根強い人気があります。低価格なのもオススメです。 |
Maxxis BLACK リア |
130/90H16R T/L MT90H16 T/L |
17,250円
15,800円 |
Maxxis WHITEWALL フロント |
100/90H19F T/L |
18,100円 |
ワイドで大きめなパターンが特徴のMaxxisは、ハーレーとの相性が良く、ストリートからツーリングまで安定した走行性能を発揮します。ホワイトウォールはバイクのイメージを大きく変えるポイントになるので根強い人気があります。低価格なのもオススメです。 |
Maxxis WHITEWALL リア |
130/90H16R T/L 150/80H16R T/L |
20,100円 25,800円 |
数種類まで絞込み 乗り比べて選ぶ理想のタイヤ
17種類もタイヤがあると、すべてを乗り比べることはできません。そこで簡単にタイヤの選び方をまとめてみましょう。まずタイヤ選ぶ際に考えて欲しいことは「グリップのいいタイヤ」なのか、「ロングライフのタイヤ」なのか、あなたがどちらを求めているのか。これを決めれば、グッとタイヤは絞りこまれます。
予算も大切です。これは上の表にある前後のタイヤの参考価格を見てください。ただ、タイヤによって寿命は違いますので一概に安いからと言って経済的というわけではありません。高いタイヤでも、ロングライフなものでしたら結果的に経済的になる場合もあります。こちらはお店に相談した方がいいでしょう。
最後にどのタイヤパターン(溝の模様)とカラーです。タイヤパターンのデザインで車輌の雰囲気は変わります。皆さんの愛車のイメージに近いタイヤパターンはどれなのか、そこを考えてみるのも面白いでしょう。カラーでも、ホワイトウォールタイヤなどのカラーの入ったタイヤを選ぶと車輌の雰囲気をガラリと変えてくれます。
以上の3点の中でどれが優先順位が高いのか、そこを考えた上でタイヤを選んでみてください。そうすれば永く付き合える理想のタイヤがきっと見つかるでしょう。
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