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他モデルにない独創的なスタイルが ハーレー初の水冷DOHC60度Vツインエンジンを搭載した「V-ROD」。その近未来的なデザイン、ポルシェが開発に加わった水冷DOHCエンジンに、発売当初は賛否両論ありましたが、最近はその優れたデザインや性能に高い評価が多く見受けられます。今回はそんなV-RODに適合するタイヤリストをご紹介しましょう。先日、アメリカで07モデルが発表され、V-RODのリアタイヤに240mmも追加されましたので、やがて発売される07モデルのタイヤも含めたV-RODのタイヤについてご紹介いたします。 V-RODにはなぜラジアルを? V-RODはドラックスタイルを追求した低く長い車体のため、旋回性自体はそれなりのレベルですが、300kg近い巨体を安全に減速し、曲がることが出来る豪華な足回りが装着されています。伝統の持ち味を大切にしながらも、新しさを取り入れたシリーズだということが足回りからも伝わってきます。各部において、先進的な装備が採用されていますが、当然ながらタイヤに求められる役割も大きいものとなりました。ドライ&ウエットでの両面で期待度が高く、かつグリップを犠牲にしない。そう考えられた結果、バイアスタイヤに比べ耐久性のあるラジアルタイヤの装着が欠かせなかったのでしょう。また、V-RODに装着されているタイヤサイズは、アメリカンスタイルの車輌には珍しい、サイドウォールの低い扁平サイズのタイヤが装着されています。本来ツアラーモデルには乗り心地のよくなる“ハイトの高い”タイヤが装着されるのですが、高回転、高出力のハイパワーエンジン、スポーツバイク並みの強力なブレーキを持ち、バンク角に余裕があるV-RODには「高速耐久性」、「リニアなハンドリング」を両立するラジアルタイヤの装着が必要になった、という理由も考えられます。
次にタイヤサイズについてご紹介しましょう。V-RODにはフロントに120mm・19インチ、リアに180mm(07モデルの一部は240mm)・18インチの大径ラジアルタイヤが採用されています。その理由としては近未来的なスタイルのV-RODですが、ハーレーを象徴する「ロー&ロング」のフォルムを演出するには、外径の大きなタイヤが必要だったのでしょう。また、外形の大きなタイヤで得ることが出来る“適度な粘りがあるハンドリング”、ラジアルタイヤのメリットである“タイヤ全体が剛性を持ちながら路面に吸い付く感覚”、ハイパワーエンジンからの力を受け止める高いグリップも必要ですから、前後のこのタイヤサイズが選ばれたのでしょう。2007年モデルのV-RODから一部車種にリアタイヤ240mm・18インチいう非常に太いサイズが採用されました。確かにタイヤが太くなれば接地面積も増え、コーナーリング中の安心感につながります。しかし、ここまで太いタイヤを装着させることのメリットはあるのか?と聞かれると“う〜ん…”という感じです。ただ、いまのカスタムハーレーに象徴されるワイドタイヤはルックス的な要素が大きいので、性能を語るのは野暮でしょう(笑)。 2007年モデルからリアタイヤサイズに V-RODファミリーのフロントのタイヤサイズは、どのモデル・年式でも共通です。しかし、リアタイヤは2007年モデル以降は180mmと240mmの2種類が用意されています。
2006年までに発売されたV-RODは「VRSCA」、「VRSCB」、「VRSCR(ストリートロッド)」、「VRSCD(ナイトロッド)」の4種類でリアタイヤは180mmです。一方2007年モデルで新たに発表された「VRSCAW」、「VRSCDX(ナイトロッドスペシャル)」、の2モデルはリアタイヤが240mmとなっています。まとめますと…
2006年までに登場したモデル(VRSCA、VRSCB、VRSCR、VRSCD) F:120/70ZR-19 60W R:180/55ZR-18 74W
2007年以降に登場したモデル(VRSCAW・VRSCDX) R:240/40R-18 79V なお、価格はすべてSPEEDSTARの2007年11月の参考価格になります。お店によって価格には違いがありますので、お気をつけください。また、価格には変更がある場合もありますのでご了承ください。
ダンロップ
BRIDGESTONE・FIRESTONE
METZELER
AVON
種類が少ない分 V-RODに装着することができるタイヤは現在の時点では7種類しかありません。選ぶ選択枝が少ない、と言ってしまえばそれまでですが、タイヤ交換の度にメーカーを変えて行けば各メーカーのタイヤを味わうのにはそれほど時間はかかりません。皆さんが「グリップのいいタイヤ」を求めているのか、「ロングライフのタイヤ」を求めているのか、どちらを優先するのかを決めて各タイヤを味わっていただけば好みタイヤは見つかるでしょう。また、予算も大切ですね。これは上の表にある前後のタイヤの参考価格をご覧ください。ただ、タイヤによって寿命は違いますので一概に安いからと言って経済的というわけではありません。高いタイヤでも、ロングライフなものでしたら結果的に経済的になる場合もあります。こちらはお店に相談した方がいいでしょう。
最後にどのタイヤパターン(溝の模様)とカラーです。タイヤパターンのデザインで車輌の雰囲気は変わります。皆さんの愛車のイメージに近いタイヤパターンはどれなのか、そこを考えてみるのも面白いでしょう。カラーでも、ホワイトウォールタイヤなどのカラーの入ったタイヤを選ぶと車輌の雰囲気をガラリと変えてくれます。以上の3点の中のどれが優先順位が高いのか、そこを考えた上でタイヤを選んでみてください。そうすれば永く付き合える理想のタイヤがきっと見つかるでしょう。 |