VIRGIN HARLEY |  ファッションチェック2007年10月編ファッション講座

ファッションチェック2007年10月編

  • 掲載日/ 2007年10月21日【ファッション講座】

バイクファッションの画像

デビルアロー綿秡の
ストリートファッションチェック

ずいぶん寒くなってきた10月。この時期は特に着るアイテムに悩むシーズンでもありますね。今回も大好評のファッションチェックですので、着こなしの参考にしていただければと思います。また今回は、従来より要望のあった女性ライダーの方々にもご登場いただいています。お楽しみに!さっそく今月のファッションチェック、行ってみましょう!

Riders Style01

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西山 秀樹さん(37) 飲食店経営/俳優 Harley-Davidson FLHR

文句なしのスタイリング
小物使いも抜群!

綿秡アドバイス

ご自身に合ったサイジングが完璧です。小物使いも非常にうまいですし。ウェアから小物までバイクメーカーが造ってる物は一切無く、バイクを降りても違和感無く街へ溶け込めます。街やツーリング先で見掛けるブラックカラー中心のハーレー乗りとは、また違った個性があって好感が持てますね。

バイクファッションの画像
【左】メッシュタイプのダメージ加工のハンチング。バイク乗り=キャップが多い中、ハンチングをチョイスするところがニクイ。 【中央】ジャケットはイタリアブランド「REPLAY」ですね。インナーはジャケットとのバランスを考え、ベージュ系のプリントTシャツがコーディネイトのポイントに。 【右】「コルム」の人気バブルシリーズのウォッチ。独特な球面ドームガラスを採用したかわいらしい文字盤が印象的です。カジュアルファッションとも相性抜群。
バイクファッションの画像
【左】当店オススメの韓国発のデニム“REDPEPPER”。バックポケットの刺繍がアクセントになってインパクトあります。 【中央】ハードタイプのウォレットをポケットに入れると走行中に落とす心配がありますが、ウォレットケースを使えば安心。デニムのポケットのダメージや生地の伸びも防げますよ。 【右】タウンユース向けのブーツをチョイス。汚し加工やレースアップ等、拘りが感じられます。

Riders Style02

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大谷 柚捺さん(23)/タレント ウェブサイト YAMAHA MAJESTY

ライダーらしくない
ソフトな雰囲気が逆に◎

綿秡アドバイス

ロングカーディガン、ロングマフラー、ブーツインと、タイトな縦長シルエットで可愛らしくまとまっていますね。ダメージのあるデニムが、”ハズし”としてワイルドなイメージで○ 全体にソフトな雰囲気を演出しながらも防寒対策もバッチリ。街中でもまったく違和感ない着こなしがいいですね。

バイクファッションの画像
【左】ロングマフラーを長めに垂らすことによって、縦ラインが強調されて一層の細身スタイルを演出。 【中央】バッグに物をパンパンに入れている人を見ますが、このくらい余裕を持たせたいですね。バックとブーツのカラーを合わせると、全体の統一感が出てオシャレ度が上がります。 【右】シンプルすぎると足元が物足りませんが、華奢なヒールとアクセントとなるバックルが全身のコーディネイトをランクアップさせますよ。ブーツインすることで風の浸入を防ぎ、バイク乗りに重宝しますね。

Riders Style03

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大谷 柚捺さん(23)/タレント ウェブサイト Honda Steed

敢えてバイクでホワイト
カワイらしいスタイルを実現

綿秡アドバイス

全身ホワイトでコーディネイト。毎年、秋冬になると街ではダークカラーが目立つ分、新鮮さがあります。バイクに乗る時にホワイトだと汚れが気になるところ、カワイさ重視の選択は脱帽。タイトなローライズデニムにショート丈のジャケットはバランスもしっかり取れています。ベルトも“チラ見せ”がGoodです!

バイクファッションの画像
【左】ここ数年のトレンドは、綿やダウンを控えめにしたジャケット。このくらいの“モコモコ”感がちょうどイイ感じです。 【中央】バッグをホワイトカラーで統一せず、ハズしでブラウン系にしているのがいいポイントになってます。サイズ感もバッチリ。 【右】汚れやすいホワイトカラーのウエスタンブーツ。ここが汚れていると全身のオシャレ度が下がります。しっかり手入れされているブーツに好感が持てますね。

Riders Style04

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FUKUDAさん(34)/会社員 Harley-Davidson FXSTC

ちょっと地味な印象
もう少し冒険して!

綿秡アドバイス

サイズ感はとても良いのですが、すべてのアイテムが無地なため、寂しい印象です。もっと小物を取り入れて見ては如何でしょうか? キャップやビーニ、ネックレスなどを身に着けるだけで印象は変わります。FUKUDAさんはスタイルがいいですから、服のセレクトも思いのままハズ。もう少し冒険してみると、ガラッと印象が変わりますよ。

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【左】アウター無地×インナー無地で、地味な印象に見えてしまうのが残念。インナーTシャツをプリント(柄)物にするか、ヴィヴィットカラーを差すかで印象は変わります。 【中央】唯一のアクセサリのウォレットチェーン。ブラックカラーが主張しすぎず、今回のコーディネイトには合っています。シルバーカラーではウォレットチェーンだけが目立ちすぎちゃいますから。 【右】ファスナー付フレアパンツ。ブーツとの相性はバッチリですね。インディゴカラーのGジャンにカーキのカラーが合っていますが、カモフラージュ柄の方がコーディネイトしては、もっと合っていたと思います。ボトムのレングスも完璧。

Riders Style05

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小野 泰裕さん(26)/会社員 Harley-Davidson XL883

アイテムチョイスはいいが
サイジングを気をつけて

綿秡アドバイス

タイトなミリタリージャケットがスポーティーな印象でイイですね。光沢のあるシャンブレーボーダー素材が艶っぽさを演出。残念なのはジャケットが少し小さいことでしょうか。ワンサイズ上の方が、自然なシルエットに見えるでしょう。ミリタリージャケットはビーニ帽と相性が良く、取り入れるとオシャレ度がグッとアップするはず。

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【左】光沢感あるジャケットには艶っぽいインナーがオススメです。ローライズのデニムを履いてますが、T-シャツの丈が長すぎてベルトのバックルが隠れてしまい残念です。着丈の短いT-シャツをセレクトするか、着丈をカットすることをオススメします。 【中央】ジャケットには沢山のポケットが付いていますが、物入れでは有りません。あくまでもデザインとして考えたいですね。ですからバッグは必需品です。ウエストバッグは全身のバランスに合った大きさでGoodです! 【右】デニムのレングスはイイですね。ジャケット、ウエストバッグがブラウン系ですからブーツも合わせると全身のカラーバランスが纏まりますよ。
講師プロフィール
綿秡 幹哉(Mikiya Watanuki)

1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。

取材協力

国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。

【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】

お問い合わせ/info@devilarrow.com
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