パーツ情報局

手軽に行えるハンドル交換
イメージを固めることが大事です

はじめまして「NEO GARAGE」の佐川と申します。

今回はハンドル選びについて解説を担当させていただくことになりました。よろしくお願いいたします。ハーレーのカスタムにおいて「ハンドル交換」は、非常に人気の高いメニューです。スタイル面で大きく変化をつけることができることと、ハンドルポジションが変化することでライディングも大きく変わることが人気の理由でしょう。他のカスタムに比べて手軽に行えるカスタムのため、何本ものハンドルを試す方も多いですね。何度も買い替え…とならないためには「どんなスタイル」、「どんなポジション」を求めてハンドルを交換するのかをイメージしておくことが大切です。今回はハンドル選びの際に覚えておいて欲しいポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

ハンドル交換後の
完成形をイメージする

ハンドル選びに際して「車輌全体のカスタムイメージに合うのか」をまず考えてください。例えば、全体的にスポーティなカスタムが施されているのに、なぜかハンドルだけエイプバーが取り付けられているなどなど。ハンドルは非常に目立つポジションに取り付けられるパーツのため、ハンドル選びを間違うとカスタムのバランスを崩してしまうことになりかねません。ただ「ドラッグスタイルだからドラッグバー」などの定番のスタイルを敢えて外してみるのも、センスは問われますがカスタムの面白さの1つです。ハンドルを選ぶ際に取り付け後の車輌をイメージして、失敗のないハンドル選びをしてください。

 

では代表的なハンドルを例に挙げてみます。

 

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ドラッグバー

直線をいかに速く走るかを競う「ドラッグレース」マシンのハンドル形状が由来のハンドル。直線を走るためのバイクに取り付けられていたため、ハンドル幅は狭く、シンプルな形状になっています。ドラッグスタイルの定番ハンドルですが、チョッパーやストックルックのマシンに取り付けられているのも珍しくありません。

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エイプバー

猿が木にぶら下がっている姿に似ていることから、この名が付けられたと言います。チョッパースタイルなど、ワイルドなカスタム車輌にフィットするハンドルです。一概にエイプバーと言ってもハンドル高はさまざまで、ハンドル高が乗る人の肩くらいの高さからほとんど万歳というレベルのものまであります。

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チョッパーハンドル

エイプバーと比べて、グリップ部分が内側に絞りこまれているタイプのハンドルです。ハンドルが絞られている分、やや操作しづらい点はありますが、ワルっぽさを演出するには欠かせないアイテムです。こちらもハンドル高がさまざまなものが販売されているため、好みのモノを見つけることができるでしょう。

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Zバー

奇抜なスタイルのハンドルのため、なかなか車輌に合わせるのは難しいかもしれませんね。しかし、カスタム車輌にうまくフィットすれば、これほど目立つハンドルはなかなかありません。このような角ばったハンドルも最近は種類も増えてきていますので、いくつかのデザインにものをじっくりと吟味してください。

 

上記でご紹介したのは無数にあるハンドルの中の一部です。ハンドルの種類はワンオフも含めると無数にあります。どんなスタイルのハンドルが好みなのか、イメージすることが重要だとお考えください。

意外に難しい
ライザー選び

ハンドルポジションは、ハンドルだけで調整するわけではありません。ハンドルを支える左右のハンドルポスト「ライザー」の種類によって、ハンドルの高さ、ハンドルを手元に寄せるなどができます。また、ライザーのデザインによってはハンドル周りのルックスを大きく変えることも可能です。ライザーの高さ、ハンドルの取り付け位置によって、操作性も変わりますから、ライザーを選ぶ際も完成形をイメージすることが重要です。

 

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ショーティーライザー
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プルバックライザー
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クロームグライドライザー
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ドッグボーンライザー

ハンドル交換がきっかけで
お尻への負担が変わる?

バイクはハンドル、シート、ステップの3点で乗り手の体重を支えています。ハンドルポジションによっては、ハンドルに体重がかけられない形状、ほどよくハンドルに体重をかけられる形状などさまざまです。もちろん、スタイルだけでハンドル選びを行うのも間違ったことではありません。しかし、選ぶハンドルによってはシートで支える体重の割合が増えてしまい、長距離を走るとお尻が痛くなる…なんてことも起こってしまいます。特にフォワードコントロールモデルの場合は、足を投げ出す姿勢の関係からステップにはそれほど体重がかかっていません。もともとシートで支える体重の割合が大きくなっていますから、ハンドル高が高すぎるとシートだけでほとんどの体重を支えることになりかねません。ハンドル選びは「お尻が痛くなるか、ならないか」にも影響を及ぼします。ハンドル選びの際にはこういうことも念頭に置いてくださいね。

 

ハンドルの操作性&
ハンドルに伝わる振動の変化

ドラッグバーなど幅が狭いハンドルの場合、ハンドルを少し左右に切っただけで大きく方向が変わってしまいます。逆に幅が広いハンドルの場合は、ハンドル操作を大きくしないとドラッグバーと同じようには曲がってくれません。ライザーからグリップ位置がどれだけ離れているかによって、ハンドルの操作性が変わることも覚えておいてください。

 

また同じ理屈から、ライザーからグリップ位置がどれほど離れているのか、によってハンドルに伝わる振動にも違いが出てきます。ライザーから離れれば離れるほどハンドルに伝わった振動は大きくなってきます。現行のラバーマウントエンジンではハンドルに不快と感じるまでの振動が伝わることはまずありませんが、走行中に手がビリビリとしてしまう、という人は今使用しているハンドルも原因の1つじゃないか、と考えてみてください。

 

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