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スタイル変化の肝となる 今回のテーマはガソリンタンク(以下、タンク)。他のどんなパーツより、スポーツスターの雰囲気を変えてくれるアイテムだ。タンクのカスタムには、タンク自体を別のモノに交換してしまう方法と、カスタムペイントやエンブレム交換で雰囲気を変える方法がある。作業としてはどちらも難しいものではないが、それなりにコストはかかってしまう。下調べをして、イメージを固めからカスタムに取り掛からないと完成後に後悔することになりかねないので、車輌とのバランスを考え、悩み抜いてからタンクのカスタムに着手して欲しい。 大まかに3種類ある カスタムタンクを紹介する前に、まずは純正タンクの変遷から見てみよう。エボリューション以降のスポーツスターに採用されたタンクは大雑把に3種類に分けることができる。
タンクカスタムの際は社外タンクを使うことが多いと思うが、純正タンクのクオリティの良さも捨てがたい。社外タンクでありがちなのは、タンク左右の形状が微妙に合っていないことや、微小な穴からのガソリン漏れ、フレームにマウントするステー強度不足など。タンク内部の防錆コーティングも純正はさすがにしっかりとしている。最近は数が少なくなっているものの、2003年式以降のモデルでは中古の純正タンクを探すのも手だろう(ただし、左右のコックの位置に注意)。2004年式以降のオーナーの場合は純正スモールタンクはタンクの底板を加工しなければ取り付けできない。また、キャブレターモデルとインジェクションモデルではタンク形状が少し違うのも知っておいた方がいい。 ボルトオンで装着できる 次に、社外のスポーツスタータンクについて紹介しよう。2004年式以降用と、2003年式以前用の2種類があり、双方の互換性はない。また、2007年式以降のモデルはインジェクションシステムの収納スペースが必要なため、2004〜2006年用のタンクはそのままでは取り付けられないことを知っておいて欲しい。こう書くと選択肢が少ないように思えるかもしれないが、ここで紹介するのはあくまで代表的なタンクだ。少しの加工で取り付けられる他車種用のタンクもあれば、鉄板やアルミでイチからオリジナルタンクを製作することだってできる。アタマにイメージさえ思い描けば、形にならないタンクなどはないのだ。
車輌の印象は どのタンクを取り付けるのか、それが決まってもタンクカスタムにはまだ大いに悩むべき難関がある。タンクカラーやデザイン、エンブレムだ。カラー1つをとっても、選ぶカラーリングによって見た目の印象は大きく変わる。クラシックテイストを出したいのなら、キャンディーなどラメの入ったカラーリングはNGだ。ヴィンテージハーレーをモチーフにする人は多いと思うが、塗料の種類が少なかった時代はシンプルな色の塗料が使われていることが多い。クラシックなカスタム車輌に凝ったカスタムペイントを施す場合は、完成した姿をよくイメージしておかないと後々後悔するかもしれない。
さて、ここで2008年3月に行われた「関東スポーツスターミーティング」で撮影した、さまざまなスポーツスターのカスタムタンクをご紹介しよう。デザインやカラーリングなどの参考にして欲しい。ここで注意したいのはエンブレムやロゴの位置。同じエンブレムでも取り付ける高さによって受ける印象が違うのだ。タンクカスタムをする前に全国で開催されているスポーツスターミーティングなどを訪れ、各車輌をじっくり観察してみるのもいいだろう。
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