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外観の変化は少ないが 6回目のテーマはクラッチ周りのカスタム。見た目にほとんど影響がないパーツだが、ここに手を加えることで、クラッチが軽くなったり、レバーが握りやすくなったり、とスポーツスターの快適性が大いに向上する。手が大きく、握力の強い欧米人向けに開発されているせいか、スポーツスターはレバーが太く、クラッチは特に2003年以前のスポーツスターではかなり重いものだった。近年はそれが少しずつ改善されてきており、現行モデルでは以前のモデルに比べクラッチは軽くなっている。それでも手の小さい人や、握力に自信がない人にとっては、もう少し改善の余地があるだろう。そこで今回は、長距離ツーリングや渋滞に巻き込まれた際の快適さを追求する、クラッチ周りのカスタムについて、ご紹介しよう。 少しずつ軽くなってきた
握り心地が向上する もっとも手軽にクラッチの操作感や重さなどを変更する方法としてはレバー交換が一般的だ。ノーマルのクラッチレバーは日本人の手のサイズにはやや太く、レバーがグリップから遠い仕様になっている。そのため、クラッチの重さが劇的に変わることはないが、ノーマルの太いレバーから細いモノに交換するだけで、握りやすさは大きく変わる。ゴツゴツとしたレバーが細身のものに変わるだけで見た目の変化も楽しめ、しかもクラッチ操作がしやすくなるのだ。そこで、ここでは見た目だけではない、操作性などの向上も実感できるレバーについてご紹介しよう。
クラッチの重さを改善する 握力や手の大きさによって個人差があるが、「クラッチが重い」と感じる人は無理をせずにクラッチの改善を行う方がいい。ただし、ある程度距離を走った車輌においては、クラッチをカスタムする前に確認して欲しいことがある。それはクラッチケーブルへの注油だ。クラッチレバーを引く力をクラッチへ伝える役目を果たすクラッチケーブルは、定期的な注油が必要なパーツだ。これを怠るとクラッチが渋くなるばかりか、内部に水が浸入して錆が進行し、ケーブルが切れてしまうことがある。注油をすればそのようなトラブルを未然に防ぎ、じわじわとクラッチが重くなることもない。クラッチケーブルのメンテナンス不足が原因でクラッチの重さを感じている人も多いため、まずはそこを確認しよう。ショップに依頼しても、それほど時間や費用がかかるものではないので、定期的な注油をオススメする。それでもクラッチが重いと感じる人には下記のパーツをオススメする。スポーツスターのクラッチカスタムで人気なのは「VPクラッチ」と「ライトクラッチ」の2種類だ。それぞれの特徴について、ご紹介しよう。
長距離を走る人なら 以上がクラッチ周りを快適にカスタムするための代表的なカスタムパーツだ。予算的なものを考えれば、まずはレバーを交換し、それでも重いようであれば社外パーツか純正のダイヤフラムスプリングを利用したカスタムを試してみるといいだろう。「クラッチが重いのがハーレー」と言われていた時期もあったが、渋滞の中を長時間走って手首が痛い思いをするよりは、快適なクラッチ周りを手に入れ、一日中だって走ることができる仕様にする方がスポーツスターはもっと楽しくなるはず。地味なカスタムパーツではあるが、スポーツスターの楽しさを引き出すためには、欠かせないのがクラッチ周りのパーツなのだ。 |