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90年代に人気を誇った 2007年モデルからハーレーのラインナップに加わったFXSTC、ソフテイルカスタムは実は過去の復刻モデルだ。エボリューションエンジンが現行だった頃、1993〜99年に販売されていたモデルで、クロームメッキが美しいエンジンにチョッパーテイスト溢れるスタイルが人気のモデルだった。ツインカムの登場とともにラインナップから外れたものの、FXSTCの人気は高く、ツインカムでの再登場を願う声は大きかった。ユーザーの期待に応え、2007年に復活したFXSTCは旧モデルの良さをしっかりと踏襲し、しかもエンジンは信頼性の高いツインカム96、1584cc。まだ登場2年目ながら早くも人気モデルの地位を築きあげている。今回はこのFXSTCについてインプレッションを行ってみた。 これぞハーレーダビッドソン
細かい部分の造形についても納得の仕上がりだ。タンクオンのスピードメーターに、各部にメッキがほどこされた1584ccのツインカム96Bエンジンの存在感はもちろん、シートについているハーレーの刻印入りボタンなど、デザインにおいてスキが無い。ここからのカスタムも可能だが、ノーマルでもこれほどの雰囲気を醸し出すモデルはなかなかお目にかかれない。これぞまさしくハーレーダビッドソンのモーターサイクル。乗る前からいやが上にもテンションが高まってくる一台だ。
ゆったり、快適、軽快
ノーマルでもカッコいいが FXSTCを含む、ソフテイルFXシリーズの特徴はリアに200mmのワイドタイヤが採用されている点。以前のモデルだと大金を投じ、ワイドタイヤ化を図ったものだが、FXSTCはノーマルでワイドタイヤが採用されているためそれほど費用をかけなくてもハイテク系のカスタムを製作することが可能だ。あまりに太いタイヤ幅だとライディングに犠牲を強いることになるため、200mmのこのタイヤサイズのままカスタムを進めるのも手だ。またFXSTCはソフテイルFXシリーズの中で、クロームメッキのエンジンを採用する唯一のモデルであり、ハイテク系のカスタムを進めるのであればFXSTCがベースになってしまうのが必然かもしれない。
もちろん、ノーマルのままでもカスタムテイストに溢れるモデルなので、そのままで乗っても充分にカッコいい。ノーマル、ライトカスタム、フルカスタム、どのレベルでも満足の行くハーレーライフを楽しむことができる稀有なモデルといえる。 ワイルドな雰囲気が人気の理由
FXSTCのオーナーさんは購入後にシートを換える人が多いです。ノーマルシートは肉厚で、乗り心地は最高ですが、足つきに不安を感じる人もいますからね。人気なのは純正の「KING&QUEEN」シートです。FXSTCのスタイルを崩さないスタイリングながら、ノーマルよりもスッキリとした、足つきもいいシートです。ノーマルのフォワードコントロールが遠いと感じる人はKIJIMAの「ミッドコントロールキット」でもう少し余裕のあるポジションにすることもできます。大柄なモデルなので、ノーマルではそれなりの体格が求められますが、足つきやポジションはオーナーさんに合わせることができますからご安心ください。その他のパーツではやはりハンドル交換ですね。エイプハンドルかドラッグバーが人気です。ただし、ドラッグバーはハンドルポジションが遠くなるので、体格がいい方でないと辛いかもしれません。
■サイズ=全長2400mm×全幅927mm×全高1230mm ■ホイールベース=1700mm ■最低地上高=130mm ■加重時シート高=672mm ■タンク容量=18.9L ■エンジンTWINCAM 96B 15840cc ■価格=227万1000円(モノトーン) 230万2000円(ツートーン) >> メーカーウェブサイトへ
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