

H-D カンパニーも注目する
日本最大級のカスタムショー
ここ数年、アメリカのハーレーダビッドソン本社より送り込まれてくるラインナップに見られる傾向として、ファクトリーカスタムモデルの多さがある。スタンダードなモデルにファクトリー自らが手を加え、チョッパーやボバー、バガーといったカスタムテイストが盛り込まれた特別なモデル……。スポーツスターならば XL1200X フォーティーエイトや XL1200V セブンティーツー、ソフテイルなら FXCWC ロッカーCに FXS ブラックライン、そして今年の注目モデルとして登場した CVO FXSBSE ブレイクアウトなどがそうだ。
実はこの傾向に拍車を掛けたのが、HOT ROD CUSTOM SHOW (以下 HCS) であることを皆さんはご存知だろうか。
2010年12月、H-D カンパニーで車両デザインを手がけるインダストリアルデザイン部門の若いデザイナーが単身日本にやってきた。目的は、HCS への来場。当時、すでにロッカーCといったファクトリーカスタムモデルが存在していたが、さらに精度の高いカスタムモデルを手がけるため、カンパニーはマーケティングリサーチという名目で、このデザイナーを日本最大級のカスタムショーに送り込んできたのだ。
その評価は、日本人が思っている以上に高かった。
もちろん日本に負けないほどクオリティの高いカスタムショーは世界に存在するわけだが、近年登場したセブンティーツーやブレイクアウトは、この HCS の影響を多分に受けたモデルと言われている。特に FLD スイッチバックやこのセブンティーツーが登場した 2011年あたりから、カスタム全盛期とも言われる 1970年代のシーンに見られるカスタムバイクをイメージしたと言われるモデルが多数輩出されている。それは、まさしく日本でもっとも人気が高いカスタムカルチャーが根付いた時代であり、HCS に深く浸透する世界観でもある。
そう、HCS は、日本のみならず、世界が注目するカスタムシーン最前線なのだ。
今年2012年12月2日(日)、神奈川のパシフィコ横浜にて HCS 2012 が開催される。そしてこのショーを目的に、H-D カンパニーからインダストリアルデザイン部門の関係者が来日するとのこと。そこでインスパイアを受けたファクトリーカスタムモデルが来年登場してくるであろうことは想像に難くない。「これまでのモデルとはまるで雰囲気が違う」と言われる CVO ブレイクアウトを見れば、その勢いは加速すると見ていい。そして、そこには今年の HCS に持ち込まれたカスタムのエッセンスが含まれているはずだ。
未来のハーレーを知るには、今のカスタム最前線を見るべきである。それは、12/02sun パシフィコ横浜 HOT ROD CUSTOM SHOW 2012 に他ならない。


HCS と言えば、バイクのみならずカスタムカーも展示されることで知られる国内最大級のカスタムショーである。が、やはり我々バイク乗りとしては、カスタムバイクの展示がもっとも気になるところ。この HCS には著名なカスタムビルダーが来日し、とっておきのカスタム車両をお披露目してくれる。昨年は、世界屈指と言われる日本人カスタムビルダー CHABOTT ENGINEERING 木村信也氏がゲストとして招かれ、ボンネビル・ソルトフラッツにも持ち込んだ 1946 KNUCKLE HEAD“SPIKE”などを披露、大いに話題を呼んだ。今年もカスタムパーツメーカーとしても名高い Roland Sands や Evil Sprit Engineering の Michael Barragan、NOISE Cycles の Scott T-bone Jones といった素晴らしい面々が来日。中でも Roland Sands などは H-D 正規ディーラーでも用いられることが多いカスタムパーツを輩出しているだけに、気になるユーザーも多いのではないだろうか。メインイベントである RIDE IN SHOW では、彼らが手がけたカスタムバイクが会場内を疾走する。その迫力は、実際に目の当たりにした人間にしか伝わらない。

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ROLAND SAND DESIGN
Roland Sands
MOONEYES のショーは、3年ぶりでまた日本に行けることとてもわくわくしているよ! 前回行ったときはとにかく楽しくて、たくさんの人に会い、友達になったことが最高の思い出になったよ! 今年、またみんなに会える事を今から楽しみにしているよ。
Evil Sprit Engineering
Michael Barragan
俺はクルマでもバイクでも何かを作ることが大好きなビルダーなんだ。一緒に日本に行くゲスト達とみんなで盛り上がれそうで、とても楽しみにしてるよ! 日本のみなさん、横浜で会いましょう!
今年の HCS の中身が気になって仕方がないアナタへ
MOON ILLUSTRATED Vol.10 の
HCS2012事前特集をチェックせよ!
HCS 主催の MOONEYES より発行しているマガジン SOUTHERN CALIFORNIA STYLE MAGAZINE 『MOON ILLUSTRATED Vol.10』では、来日するゲストのインタビュー記事や持ち込み車両の情報などを完全網羅した開催直前特集 HCS2012 Sneak Preview が掲載! ここにはすべての見どころポイントが詰め込まれているので、事前チェックのうえで会場入りすれば、お目当てのモデルを余すことなく押さえられ、残りの時間を他のブース見学にまわすことができる。またゲストに直接声をかけるキッカケにもなるし、彼らが載っているページにサインをもらうことだってカンタンだろう。全国一般書店で購入可能なこの一冊、気になる方は詳細をチェックせよ!

カスタムバイクの展示はもちろんだが、もうひとつ気になるのは物販メインのベンダーブースだろう。新旧バイクのカスタムパーツはもちろん、ヘルメットやウェア、グローブなどが驚くようなセール価格で陳列する。たとえばヴィンテージのジャケット、ネットで検索すると5万円はくだらないものが、この HCS だと2~3万円で手に入ることも。このほか、ピンストライパーやペインターのブースコーナーもあり、自身にのヘルメットやパーツにオリジナルのピンストを入れてもらえる。ちょうど冬前、そして明くる年の春先を見据え、バイクと自身のコーディネートのため、お小遣いを握り締めて向かうベシ。

今回、HCS2012 初のオリジナルヘルメットが個数限定で登場する。このレアアイテム、あっというまに完売することは想像に難くない、気になる人は誰よりも早く会場入り口に並ぶことをオススメする。MOONEYES のオンラインショップ でも予約受付中なので、そちらでイチ早く手を付けるのもヨシ。先に予約をしておけば、バイクで来場してもイベント終了後に MOONEYES から発送してもらえるので、オンラインショップを要チェック! また、こちらもお馴染みオリジナルTシャツや Zip Parka (2種類)、トレーナー、ラグラン ロングスリーブなども準備中。さらに会場限定アイテムである Rat Fink コインバンク Gold も鋭意製作中だそう。今回の HCS 2012 でしか手に入らないものがズラリ揃っているムーンアイズのブース、見逃すテはない。

VIRGIN-HARLEY.com
フォトTOPICS
20th Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2011 イベントレポート
HOTBIKE Japan.com
STREET RIDE
フォトTOPICS
2011 HOT ROD CUSTOM SHOW

| 21st Annual Yokohama HOT ROD CUSTOM SHOW 2012 ・前売チケット 3,300円 ・当日チケット 3,800円 販売期間/11月24日(土) 18:00 まで |
| ローソンチケット、チケットぴあ、 販売期間/11月28日(水) 18:00 まで >> ローソンチケット >> チケットぴあ | 実店舗販売 販売期間/12月01日(土) 閉店まで MOONEYES Area-1 住所/神奈川県横浜市中区本牧宮原2-10 |


21st Annual Yokohama
HOT ROD CUSTOM SHOW 2012
前売りチケット

・前売チケット 3,300円
・当日チケット 3,800円
販売期間/11月24日(土) 18:00 まで
ローソンチケット、チケットぴあ、
イープラス でも購入可能
販売期間/11月28日(水) 18:00 まで
>> ローソンチケット
ローソンチケット Lコードナンバー 38905
>> チケットぴあ
Pコードナンバー 622-398
実店舗販売
販売期間/12月01日(土) 閉店まで
MOONEYES Area-1
住所/神奈川県横浜市中区本牧宮原2-10
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Fax/045-623-2202
営業/[月~土] 11:00~20:00
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