DOMAIN LEATHER │バージンハーレー

バイク乗りに嬉しい機能を備えたDOMAIN LEATHERが登場

ウエスコにてカスタムブーツを製作する際、BOSSやJOBMASTERなどのベースとなるモデルが決まったら、まず最初に選ぶのは使用するレザーであろう。バリエーション豊富なレザーカラーをラインナップするウエスコであるが、今回「Black Tie Domain」に「Burgandy Domain」、そして「 Brown Domain」という3種類のレザーカラーが新しく登場。ウエスコ正規代理店では、すでにオーダーがはじまっている。

革の厚みを示すオンスは3種類ともに5~5.5ozで、7ozのスタンダードなブラックに比べるとやや薄手となるが、しっかりとコシがある鞣しの革なので数値以上に厚みを感じるレザーに仕上げられている。革を底から押し上げると色が変わる「Pull Up」という特性も独自のものだ。Black Tie Domainは変化しないが、Burgandy Domain、Brown Domainを使用したモデルは、つま先などの革が引っ張られる部分の色が変化していることが確認して頂けるはずだ。履き込むほどに革の濃淡が現れ、シワの表情も出やすく、個性的な表情のブーツになっていくという特徴を兼ね備えている。

水弾きも良く、防水性に優れているのでバイク乗りには打って付けの革と言える。軽い引っ掻き傷などは指で擦ると目立たなくり、消えてしまうこともポイントだろう。それぞれ、ラフアウト（裏面）を使用することもできる。ブラウンカラーにおいては、スタンダードなBrownと、今回追加となったBrown Domainの2種類から選択可能となっている。もちろんウエスコブーツの全てのモデルに使用可能。3種類ともにカウハイドレザー、こだわりのMade in U.S.A.の革を使用している。

左が今回新しくラインナップに加わったBrown Domainを使用したモデル。右はスタンダードなBrownを使用したモデルとなっている。同じブラウンカラーでも表情が違う。
高い撥水性を誇るDomainレザー。よほどの雨でない限り、水が染みこんでくることはまずないだろう。雨の日のライドを考えればバイク乗りにとって頼もしい機能である。
革を底から押し上げると色が変わる「Pull Up」の特性を持つDomainレザー。履き込んでいけば独自の表情となり、まさに一生手放せないブーツとなること間違いなし。

タップリとオイルが染み込まれているので、軽い引っ掻きキズのようなものであれば、指で擦れば簡単に目立たなくなってしまう。この機能もバイク乗りには嬉しい限り。
左のレザーサンプルがBlack Tie Domain。右のブーツはBlack Tie Domainの前モデルであるBlack Tieを使用したブーツ。今後はBlack Tie Domainの名でラインナップ。
そして手前のサンプルが新色のBurgandy Domain。右のブーツはBurgandyを使用したモデルであるが、今後はBurgandy Domainで一本化される。