1980 FX
HOT CHOP SPEED SHOP
AMF時代のチョッパーというコンセプトを独自の解釈で料理した1980FXチョッパー。ビルダー、ケンタロウは全体のバランスを決定付けるフューエルタンクのマウント位置が見所だという。

入学式での理事長による挨拶。
桜の花も早々に散り、日に日に暖かさが増してきた4月の上旬、東京の『とある場所』で入学式が行われた。あの3月11日の大震災の後であり、被災地ではまだ余震の続いている中、数百キロ離れた東京とはいえ入学式が安全に執り行うことができるかどうか不安はあった。しかし万全の準備をして、それは行われた。
その学校の名は『小山学園』。新入学生約450名とその保護者達が全国から東京の会場である『とある場所』に集合した。当日は若者たちの前途を祝福するかのようにすばらしい天候にも恵まれた。
その約450名の新入学生の中の28名が、北は北海道、西は九州・大分からハーレーのことを学ぶべく学校法人小山学園東京工科専門学校 品川校 自動車整備科 二輪コース――通称“ハーレー専科”に集まってきた若者たちである。北は北海道、西は九州・大分から集まったということは、当然、その中に震災により入学を危ぶまれた若者も何名かいた。しかしこの日、一人もかけることなく全員の元気な顔を見ることができたのは、まさに奇跡であった。彼らにとってこの日が、整備業界での『バージンハーレー』の誕生であり、新たな生活のスタートとなる記念日となった事は言うまでもない。
そして、彼らは全国のハーレー正規販売網のメカニックとして活躍するために、東京は品川で2年間、ハーレーという車両の勉強をし、ハーレーという会社の勉強をし、また、二級自動車整備士の資格取得するために集まってきた、同じ志を持った若者たちの集合体なのである。当然そこには年齢差も存在する。しかし、同じ志を持った若者たちとあって年齢差を感じることはほとんどないだろう。信じられないかもしれないが、彼らが打ち解けあうのにさほどの時間は必要としないものなのである。

神妙な面持ちの新入生たち。いよいよ門出だ。
実はこの若者たちと同じように、1年前に同じ志を持ってこの学校に集まってきた若者たちが存在する。この合計53名の若者たちの学園生活の1年間を今後約1年かけて紹介していきたいと思う。
それでは2011年度、東京工科専門学校品川校『ハーレー専科』に集う若者たちのドラマの幕開けである。

AMF時代のチョッパーというコンセプトを独自の解釈で料理した1980FXチョッパー。ビルダー、ケンタロウは全体のバランスを決定付けるフューエルタンクのマウント位置が見所だという。
ペイントショップWATANABEとのコラボレーションカスタムである1981FLT。コンセプトは「見た目に反する乗り易さ」だという。
実にコンパクトに仕上げられたマシンと言える。ストレッチされたフレームダウンチューブとロングフォークのセットアップ。
フレームまでに手を加えたカスタムマシンが多い中、ビルダー百瀬が掲げたコンセプトは「純正をベースとしたカスタムの追求」。スムージングが施された純正35mmフォークはインナー2インチ、アウター2インチの計4インチローダウン。
後軸90馬力を叩き出す、コチラの1982FXSはその驚異的なパワーに見合う足周りに気を配り製作されている。剛性の高いオーリンズフォークにフロントはブレンボ製キャリパーをダブルで装備。
絶妙なバランスでフィニッシュされたコチラのショベルチョッパー。走りに重点を置くショップ、フェイテックゆえに、内燃機は徹底的に見直されている。
イージーライダースのオリジナルブランドBOSSLEY MOTORCYCLE。08ECRシリーズのエンジンにはS&S SH SERIES 93ci.(1550cc)が搭載されている。
往年のフリスコスタイルを現代の手法で蘇らせるコズミック。こちらのマシンは文句なしのバランスでフィニッシュされている。
攻撃的なグースネックのロースタイルに仕上げられた1979年式FXSは、極端な前傾姿勢を強いるライディングポジションを形成する。タンク上に覆うかのスタイルは、スピードフリークだというオーナーをその気にさせるものだ。
リジッドフレームにスプリンガーフォーク、丁寧なエンド処理が施されたフラットフェンダーが特徴的な1981FXSチョッパー。フレームメインチューブに沿ってマウントされたフューエルタンクや美しい曲線を描くフェンダーストラットに作り手のこだわりを感じる。
今期ライドインショー3位に食い込んだクラブゼニスの1981FXWGカスタム。グースネックフレームの地を這うような戦闘的なスタイリングにパープル&ゴールドのカラーリングが加わり、独特の気品さえ漂うマシンである。
チェリーズの技術が炸裂した1980FX。なんと、女性がオーナーだという。
バイカーズアパレルEVIL ACT代表の愛車である1981年式のFLHカスタム。フロントフォークをはじめ、エクステリアはほぼすべてワンオフ製作されたというチェリーズカンパニー渾身の一台である。
バイクガレージココロが持ち込んだコチラのカスタムマシンは、まだ製作途中ながらも完成形に期待が膨らむスタイリングである。93ci.のストローカーショベルを懐に、斬新な形状のシートカウル、フューエルタンクが取り付けられている。
「ストックフレームで街乗りも快適なチョッパー」をコンセプトにした1969年式FLH。ラップブラウンのカスタムペイントと、要所に配されたワンオフ製ブラスパーツがこだわりである。
VANQUISH(征服する)と名付けられた1979FXSはタンク、フェンダーに注力し製作。一枚の板から鈑金溶接して仕上げられたフォルムはハンドメイドならではの有機的な形状にフィニッシュ。
往年のフリスコスタイルをイメージさせる1975年式FLHチョッパー。ショベルヘッドモーターをリジッドフレームに搭載し、テレスコフォーク&フラットフェンダーを装備した王道的スタイルだが、オーナー自らがデザインしたというコフィンタンクと埼玉県川口市のドレスアウトによるカスタムペイントは個性的である。
エンジェルダストの真骨頂と言えるロングフォークのFLTチョッパー。以前にCBに出展した車両をモディファイし再び出展。
2009年式 FLSTNに乗る町田 優子さんの自慢のハーレーを紹介します。「自慢のマイハーレー」では、読者撮影会に参加してくれたユーザーの写真をコメント付きで紹介していきます。
2007年式 FLHTに乗る赤いキツネさんの自慢のハーレーを紹介します。「自慢のマイハーレー」では、読者撮影会に参加してくれたユーザーの写真をコメント付きで紹介していきます。
桜の花も早々に散り、日に日に暖かさが増してきた4月の上旬、東京の『とある場所』で入学式が行われた。あの3月11日の大震災の後であり、被災地ではまだ余震の続いている中...
1981年式 FLH ショベルに乗るキンチャンの自慢のハーレーを紹介します。「自慢のマイハーレー」では、読者撮影会に参加してくれたユーザーの写真をコメント付きで紹介していきます。
イエローモーターサイクルが手掛けた1997年式 FXSのフルカスタム車両をご紹介。世のカスタムビルダーが本気で手掛けたハーレーは、一般のそれとは一線を画する圧倒的な完成度を誇ります。そんな一流のカスタムハーレーを、ディテールにも注目しながらクローズアップ!
2006年式 XL883Rに乗る今井 一弘さんの自慢のハーレーを紹介します。「自慢のマイハーレー」では、読者撮影会に参加してくれたユーザーの写真をコメント付きで紹介していきます。