1998 FLSTF
CUSTOM WORKS ZON
エキセントリックなカスタムを次々と各地のショーで発表するCWZ。パワーユニットのEVOモーターには10:1のハイコンプピストン&ハイカムが組み込まれ、パンスタイルロッカーカバーを装着。

こちらのKITAGAWA MOTOR CYCLESが出展した1979年式FXSは、同ショップを営むビルダー、北川氏の愛車である。エッジの効いたデザインのコーンモーターだが、エクステリアやストレートパイプには柔らかなアールが与えられたフォルムを採用している。フィンレスのシリンダーからも想像できるが、このマシンのコンセプトはストリートドラッグ。シルバー&ブラックのシックなペイントが加わりソリッドなカスタムマシンに仕上げられている。オーナー/北川泰之
エキセントリックなカスタムを次々と各地のショーで発表するCWZ。パワーユニットのEVOモーターには10:1のハイコンプピストン&ハイカムが組み込まれ、パンスタイルロッカーカバーを装着。
一見すると、アンフィニッシュのカスタムマシンに見えるが、エクステリアはクロームメッキを施した後に、あえて光沢を抑えて製作されている。無国籍とも言える、独自の雰囲気を醸し出している。
四国は徳島県のAOKI KOGIYOが持込んだEVOベースのニュースクールチョッパーがコチラ。本場米国のカスタムショップ、LEROY THOMPSON CHOPPERSが製作を担当した車両である。
和歌山県の和柄シルバーアクセサリーブランド「然」のブースに出展されたこちらのマシン。1972年式のFXEをベースにHOOLIGAN’Sとのコラボで製作されたカスタムマシンである。
クロージングショップVISEのブースに展示された車両を紹介しよう。1976年式のFXEをベースに60’sテイストを狙い製作されているというコチラの車両。
1972FLをベースに製作された、問答無用のガレージチョッパー。「なんとなく集まったパーツでできています」と話すオーナーであるが、その実、緻密な計算が為されていることはこの車両を見れば明らかだ。
「好きなパーツを付けて行ったら、今のこのカタチになった!」というオーナーの言葉通り、乗り手の指向が100%投影されている1973年式のFXショベルヘッドチョッパー。製作は名古屋のデュアスカラスサイクルスが担当している。
BIG BEAR CHOPPERSのスタンダードモデルである2010年式のVENOM。大径のシングルラジアスダウンチューブとアーチ型スイングアームが特徴となるオリジナルフレームに、美しいバフ仕上げの100ci.モーターを搭載している。
こちらは名古屋のクロージングショップVISE主宰、宮川氏の愛車であるリジッドショベルチョッパー。オーナー曰く「あり合わせのパーツで組んだバスケットショベル」とのことで、製作を担当したのはオーナーと交流のある中野モータース。
4速フレームをベースにボッバースタイルを狙った1978年式のショベルヘッド。何と言っても見せ場はスプリットロッカー加工が施されたショベルモーターである。
ビルダー松村曰く「昔からやってみたかったスタイル」だと言う80FLHボバー。ヘッドライトナセル/21インチホイール/エイプハンガーのセットアップを基軸に、リアはインベーダー、マフラーにフィッシュテールタイプを選択。
「コンパクトかつスピーディー」をコンセプトにシウンの手により製作された1980ショベルヘッド。エンジンにはJIMS製の89ciストローカーがインストールされている。
滋賀のロックチープ快心のコンパクト&ナローな80FXE。外装はスプリンガーフォークを始めほぼ全てをワンオフ製作。
パーツ販売を生業にする山口県のパワートイズによる、製作途中ながら完成が楽しみな79ショベルヘッドベースのディガー。チョッパーが興盛を極める今、地を這うかのディガーライクなフォルムが逆に新鮮である。
S&Sモーターを搭載したリジッドショベルチョッパー。ストレスフリーのライディングを予感させる抜群のプロポーションと言えるだろう。
art Mによる超絶ペイントが炸裂した72ショベルの“Venus”。「美」を追求したフォルムはSILVER SMITH FINによる彫金とペイントが高次で融合。
数々のカスタムを手掛けてきたデンならではのツボを抑えたショベル。フロントフォークにプルバックハンドルを合わせ、オリジナルのフットボードをハイマウント。
こちらのKITAGAWA MOTOR CYCLESが出展した1979年式FXSは、同ショップを営むビルダー、北川氏の愛車である。エッジの効いたデザインのコーンモーターだが、エクステリアやストレートパイプには柔らかなアールが与えられたフォルムを採用している。
1982年式のFLHがベースで骨格もストックの4速フレームを使用しているが、ステム位置が遥か上方にエクステンドされ無二のフォルムを形成している。もちろん適正なトレールでのモディファイなので走行性能には遜色なし。
1966年式のFLHベースのご覧のチョッパー。ストックの4速フレームには手を加えず、ベースマシンの素性を生かしたマシンに仕上げられている。
滋賀県に居を構えるゾンは3台のオリジナルを従え、今期ニューオーダーショーにエントリーを果たした。フレームからフルスクラッチで製作される同店のカスタムマシンはそのエキセントリックなスタイリングにより、国内はもとより欧米のシーンからも高い注目を集めている。
山口県岩国市からエントリーを果たしたバドロータス製作の1984年式のFX。「B級感の中に新しさを組み合わせた」とはビルダー福永氏の弁。
「No choper No bobber No cafe racer……This is new age!」という指針のもと、山梨県のバイクガレージ・ココロを率いるビルダー内田氏が製作を担当したショベルチョッパー。ベースマシンは79年式なので骨格からワンオフ製作されたフルスクラッチカスタムである。
一目でBARBER-CYCLE製作の車両だと認識できる明確なコンセプトを備えたカスタムバイクであるが、コチラは往年のヒルクライマーがモチーフとなっている。「どこにでもある1982年式のFLHがベースですが、その気になればここまでできるということをカタチにして証明したかったんです」とはビルダー中杉氏の弁。