VIRGIN HARLEY |  2016年式 XL1200CXカスタム紹介

2016年式 XL1200CX

  • 掲載日/ 2016年11月15日【カスタム紹介】
  • 写真・文/田中 宏亮
2016年式 スポーツスター XL1200CXのカスタム画像

よりキャラクターを尖らせた
パフォーマンススポーツ

倒立フロントフォークに18インチリアホイール、ガンファイターシートにコンチバーと、ハーレー流カフェレーサーとしてデビューをはたした“スポーツするハーレー”ロードスター。フォーティーエイトらと同じ排気量1,201ccエンジンながら、かのXR1200を上回るセッティングになっているなど、高いロードスポーツ性能を備えたバイクとして生み出された。

そんなロードスターをカスタムするとなると、当然ながらパフォーマンスアップという方向に定められる。「これこそ我々の得意ジャンルだ」とカスタムに乗り出したのが、かつてストリート750カスタムプロジェクトでレーサーマシンを手がけたハーレーダビッドソン新宿のメカニック 神部涼平氏だ。パッと見ただけではあまり変わった印象がないが、そのフットワークはノーマルとは比べものにならないほどパワーアップしている。

そのままワインディングを攻めても十分ライディングが楽しめるロードスターだが、垂れ下がったハンドルバーやバンク時にすぐ擦ってしまうミッドコントロールと、“もう一歩”が求められるのもまた事実。この新宿版ロードスターは、ニュートラルなミリ仕様のハンドルバーにバックステップキットを備え、より攻撃的なフォルムを手に入れている。また、やや見づらいメーターをライダー向けに起こすという気のきいたカスタムも見逃せない。

「タンクやシートはあえてそのままにしました。この一台は、あくまでハーレーダビッドソン新宿がお客様に提案する“ロードスターカスタムの第一歩”。ここからオーナー様好みの味付けをして行って欲しいと思います」

と語る神部さん。ロードスターが目指す世界に一歩踏み込んだ新宿版ロードスター。ノーマル時よりも一層カスタムイメージが膨らんでこようというものだ。

2016年式 スポーツスター XL1200CXのカスタム画像

カスタムの詳細をチェック!

2016年式 スポーツスター XL1200CXのカスタム画像

国産バイク用ミリ仕様ハンドルバー

ややクセのあるコンチバーをシンプルなミリ仕様の細身バーに変更。窮屈だったライディングポジションにゆとりができ、バックステップとの相性の良さも生み出す。
2016年式 スポーツスター XL1200CXのカスタム画像

アイアン用メーターステー

アイアン883をはじめとするメーターステーを採用。メーターをライダーに向け、なおかつヘッドライトとのクリアランスも埋める仕様となっている。
2016年式 スポーツスター XL1200CXのカスタム画像

前後ホイールに赤いピンライン

ホイールはそのままに、カッティングシートでカラーを追加。往年のカフェレーサーXLCRを彷彿させる味付けが心憎い。
2016年式 スポーツスター XL1200CXのカスタム画像

DLIVE ストリートラインマフラー

このチタニウム製の2 in 1マフラー、なんと車検対応型となっている。車検のたびにステップ変更を余儀なくされるバックステップ愛用オーナーには朗報とも言えるアイテムだ。
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TRAMP CYCLE バックステップキット

こちらは04以降スポーツスター対応のバックステップキット。先ごろロードスター用バックステップがリリースされたので、ロードスターオーナーはそちらをチェックされたし。
2016年式 スポーツスター XL1200CXのカスタム画像

オーリンズ Type S36PR1C1L ブラックライン

黄色いイメージのオーリンズがハーレー向けに作った真っ黒なサスペンション。ダークカスタムをテーマとするロードスターのイメージにぴったりのリザーバー付きサスだ。
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