VIRGIN HARLEY |  SEMBA’S VINTAGE HARLEY EXHIBITION AT MOON GARAGEトピックス

SEMBA’S VINTAGE HARLEY EXHIBITION AT MOON GARAGE

1日限りのビンテージミュージアムと化した横浜本牧のムーンガレージ。船場コレクションから選りすぐりの9台が展示された。
1日限りのビンテージミュージアムと化した横浜本牧のムーンガレージ。船場コレクションから選りすぐりの9台が展示された。

大阪に居を構えるビンテージハーレーの殿堂、船場が横浜のムーンアイズとタッグを組んで、去る3月8日(日)に本牧のムーンアイズ・エリアワンにて「SEMBA’S VINTAGE HARLEY EXHIBITION AT MOON GARAGE & MOON CAFE」を開催した。今回の展示会は、貴重な船場コレクション(もちろん購入も可能)から選りすぐりのビンテージマシンを関東のビンテージフリークに堪能していただきたいという船場代表、岡田学さんとムーンアイズのシゲ菅沼さんの思いから実現した。コンセプトはムーンアイズ・エリアワンで買い物をして、ムーンカフェで食事をして、そしてビンテージハーレーを愛でるというもの。当日は小雨から曇り空というあいにくの天候であったが、バイクで駆けつけたフリークも多く、ムーンガレージは大盛況であった。ではここに1日限りのビンテージミュージアムのレポートをお届けしよう。

展示会の当日はあいにくの天候であったが、イベントは大盛況。早くも第二回目の開催を望む声もチラホラ聞かれた。
展示会の当日はあいにくの天候であったが、イベントは大盛況。早くも第二回目の開催を望む声もチラホラ聞かれた。
まさにアメリカのビンテージハーレーコレクターのガレージのような雰囲気に変貌したムーンガレージ。
まさにアメリカのビンテージハーレーコレクターのガレージのような雰囲気に変貌したムーンガレージ。
学さんの運命の1台とも言える1939年式のELナックルヘッド。この車両を見るために展示会を訪れたフリークも多かった。
学さんの運命の1台とも言える1939年式のELナックルヘッド。この車両を見るために展示会を訪れたフリークも多かった。
1979年発行のサイクルマグ、SUPERCYCLEの表紙を飾った1939EL。この車両を目の当たりにできること自体、奇跡と言える。
1979年発行のサイクルマグ、SUPERCYCLEの表紙を飾った1939EL。この車両を目の当たりにできること自体、奇跡と言える。
1917 Tボードトラックレーサーも展示された。もちろん前後ブレーキなんてヤボなものは付いていないリアルレーサーである。
1917 Tボードトラックレーサーも展示された。もちろん前後ブレーキなんてヤボなものは付いていないリアルレーサーである。
1928年式FHB、紛うことなきファクトリーレーサーである。エンジンはこの年式にも関わらず、なんとツインカム。
1928年式FHB、紛うことなきファクトリーレーサーである。エンジンはこの年式にも関わらず、なんとツインカム。
ファクトリーレーサーの金字塔、1948年式WR。このマシンはデイトナ仕様で、あの有名なバンクを駆け抜けたリアルワン!
ファクトリーレーサーの金字塔、1948年式WR。このマシンはデイトナ仕様で、あの有名なバンクを駆け抜けたリアルワン!
ムーンガレージの外には早い時間にバイクで駆けつけた来場者の車両が駐車された。これらのマシンも見応え充分。
ムーンガレージの外には早い時間にバイクで駆けつけた来場者の車両が駐車された。これらのマシンも見応え充分。
至極のビンテージマシンのディテイルを吟味する来場者。これだけの車両を一度に見ることができる機会など、そう簡単にはないはず。
至極のビンテージマシンのディテイルを吟味する来場者。これだけの車両を一度に見ることができる機会など、そう簡単にはないはず。
見れば見るほどに細かな作り込みの発見があるビンテージマシン。まさに時間が止まってしまったかの錯覚を覚える。
見れば見るほどに細かな作り込みの発見があるビンテージマシン。まさに時間が止まってしまったかの錯覚を覚える。
びっしりとサビが浮かび上がるハンドルバーにメーターダッシュ。時を超えるハーレーダビッドソンは、サビさえ美しい。
びっしりとサビが浮かび上がるハンドルバーにメーターダッシュ。時を超えるハーレーダビッドソンは、サビさえ美しい。
船場の岡田学さんとそのご子息、悠さん。貴重な車両の展示、本当にありがとうございました!
船場の岡田学さんとそのご子息、悠さん。貴重な車両の展示、本当にありがとうございました!
展示会には船場と親交が深い川崎のフリーダム堀さんとその奥様、えすみさんも遊びに来ておられた。
展示会には船場と親交が深い川崎のフリーダム堀さんとその奥様、えすみさんも遊びに来ておられた。
ムーンアイズ・エリアワンのムーンカフェでランチを取って、ビンテージハーレーをじっくりと堪能するというコンセプトの今回の展示会。
ムーンアイズ・エリアワンのムーンカフェでランチを取って、ビンテージハーレーをじっくりと堪能するというコンセプトの今回の展示会。
わずか100台のみ生産されたというファクトリーレーサー1994年式のVR1000。もちろん日本にはこの1台のみ。
わずか100台のみ生産されたというファクトリーレーサー1994年式のVR1000。もちろん日本にはこの1台のみ。
1947年式のELナックルヘッド。オリジナルコンディションであるが、フロントフォークは50年代前半にテレスコピックフォークに換装されている。
1947年式のELナックルヘッド。オリジナルコンディションであるが、フロントフォークは50年代前半にテレスコピックフォークに換装されている。
オリジナルコンディションの1956年式FLH。マーフィーのグリップにアトラスマフラー、ブコの風防、ミラーもブコ製が取り付けられている。
オリジナルコンディションの1956年式FLH。マーフィーのグリップにアトラスマフラー、ブコの風防、ミラーもブコ製が取り付けられている。
完璧なレストアが施されたナックルヘッド、1936年式EL。泣く子も黙るファーストイヤーモデルである。
完璧なレストアが施されたナックルヘッド、1936年式EL。泣く子も黙るファーストイヤーモデルである。
関東のビンテージフリークにとって今回の展示会は、間違いなく貴重な体験になっただろう。
関東のビンテージフリークにとって今回の展示会は、間違いなく貴重な体験になっただろう。
愛機でこの展示会を訪れ、有意義なひと時を過ごし、再び愛機に火を入れ帰路につく。みなさん、収穫は多かったはず。
愛機でこの展示会を訪れ、有意義なひと時を過ごし、再び愛機に火を入れ帰路につく。みなさん、収穫は多かったはず。
エンジンの造型ひとつ取っても、当時のエンジニアたちの思いや夢がたくさん詰まっていることが容易に伺える。
エンジンの造型ひとつ取っても、当時のエンジニアたちの思いや夢がたくさん詰まっていることが容易に伺える。
10年代のレーサーから90年代のレーサーまで、この守備範囲の広さが船場の強みといえるだろう。
10年代のレーサーから90年代のレーサーまで、この守備範囲の広さが船場の強みといえるだろう。
ビンテージマシンのディテイルに宿る美を堪能することができた夢のような展示会であった。
ビンテージマシンのディテイルに宿る美を堪能することができた夢のような展示会であった。
船場の学さんにムーンアイズのシゲさん。ぜひとも2回目の開催をお願いします!
船場の学さんにムーンアイズのシゲさん。ぜひとも2回目の開催をお願いします!
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