VIRGIN HARLEY | アウトドアシーンを彩る2017秋冬ジャムズゴールドのハーレーファッション 特集記事&最新情報

アウトドアシーンを彩る2017秋冬ジャムズゴールドのハーレーファッション
取材協力/オリオンエースフォレストサンズ長瀞  写真/増井 貴光  文/田中 宏亮  構成/VIRGIN HARLEY.com 編集部
掲載日/2017年9月27日

上着いらずの酷暑を乗り越え、ジャケット選びに頭を悩ませる秋冬へと突入する今、アメリカンモーターギアメーカー「オリオンエース」から最新の秋冬モデルが発表された。『RIDE TO BE WILD』というテーマを掲げたオリジナルブランド「JAM’S GOLD」の新たなラインナップは、文字どおりワイルドに走りたいハーレーライダーの心をグッと掴んでくるものばかりだ。

ジャムズゴールドの2017秋冬スタイル

勇ましく駆け抜けるハーレーライダーに
似合うよう描かれた最新アイテム

「今回のコンセプトは『RIDE TO BE WILD』。ずばり、ワイルドに乗ろう! というメッセージを込めたテーマです。同じハーレーに乗る者として、やっぱり荒々しいカッコよさを演出したいですから」

こう語るのは、数々のライダースギアを手がけてきたオリオンエース代表の長谷川氏。では、そのコンセプトからどうビジュアルが描かれて、今回ラインナップされるデザインに至ったのだろうか。そこでキーになるのは、「私たちにとってハーレーダビッドソンとは?」という問いかけである。

ハーレーダビッドソンに乗るうえでの醍醐味と言えば「旅」、そうツーリングだ。その旅も、気の知れた仲間と楽しく走りに行くものもあれば、これといった目的も定めずひとりどこまでも走っていく旅もある。ハーレーダビッドソンで走り出すのに、理由などいらない。

満天の星空のもと、ハーレーという世界観を共有する仲間と過ごすとっておきのひとときは、何物にも代えがたい。ハーレーに乗っている者同士だからこそ通じ合えるものがある。そんなとき、その情景として描かれるのはハーレーの故郷である広大なアメリカという世界だ。そんな世界観をグッと身近なものとすべく、長谷川氏はオリジナルブランド「JAM’S GOLD」のなかでワイルドでフリーダムなアメリカを描いてみせた。

オリオンエース 代表 長谷川 健司 氏
モーターサイクル業界で用品の卸し、アパレルの企画・営業を経験。2006年に株式会社オリオンエースを創業。かの有名な『Clay Smith Cams』や『INDIAN』に、同社オリジナルブランド『JAM’S GOLD』らの商品企画も自ら行う。愛車はハーレーダビッドソン FXSTC(1993)とフォード ブロンコ(1972)。

「これまで何百着ものアメカジウェアを手がけてきましたから、デザインそのものは決して難しいものではありませんでした。そこに、ライディングギアとしての機能をどう付与すべきか。それも、違和感なく」

春夏アイテムと異なり、秋冬アイテムは「寒風をどう防ぐか」が最大の焦点となる。特にオリオンエースの場合、アメカジスタイルを前面に打ち出しているだけに、他のライディングギアメーカーのような露骨な機能の付け方をすると、デザイン性が一気に損なわれてしまう。もちろんオリオンエースとしても、それは望むところではない。

今回ラインナップされているジャケット類には、すべて防水機能を備えているという。ただし、レインジャケットのような完全防水機能には及ばない、一定の防水性を高めるに留めた機能、という表現が正しい。それは、完全防水仕様とすると内側にナイロンを敷き詰めるようなことになるからだ。そこにファッション性は欠片も存在しない。

風防についてもまた然り。もちろんウインタージャケットは、走行時の寒風が極力入り込まないギミックが仕込まれているが、ギリギリのところまで煮詰めたところで「機能かデザインか」の二択となった際、長谷川氏は迷わずデザインを選んでいる。

「機能面に優れたジャケットやパンツは、他にいくらでもあります。僕らオリオンエースがご提供したいのは、オリオンエースが考えるカッコいいハーレーライダーのためのアイテムです。デザイン性を損ねない範囲での機能は取り入れていますが、何より優先すべきはチャーミングなデザインだと考えています」

ハーレーダビッドソンはやせ我慢して乗るバイク。そんな言葉が頭をよぎる。そう、多少の寒さは不便さを許容できなければ、ハーレーダビッドソンに乗っている意味などない。

今年の『JAM’S GOLD』は、まさにハーレーに乗る意義を教えてくれるかのようだ。

暑いときでも寒いときでも、僕らはハーレーダビッドソンで走りたい。その姿がカッコよく見えなければ、ハーレーダビッドソンに乗る意味などない。今年の『JAM’S GOLD』は、世のハーレーライダーにそんな問いかけをしてくるかのようなラインナップとなっている。

JAM’S GOLD AUTUMN WINTER COLLECTION 2017

01風が涼しくなってくる秋のライディングで、走行風による負担を軽減させつつカジュアルに決めるオータムコーディネート バージョン1。

02JGJ-766D[LUXICMA] 体のシルエットを美しく見せるジャージスタイルのジャケット。カラフルなグラデーションにJAM’S GOLDのスカルヘッドがアクセントとなっている。メーカー希望小売価格(税別) 9,800円

03JGW-759[BURAZEL] ジャケットと同じグラデーションカラーで彩られたフェイスマスク。ジェットヘルメットでも排気ガスや土埃に悩まされない。メーカー希望小売価格(税別) 2,800円

04JGW-752[KIDNEY] 裾のスカル刺繍がお洒落なカウボーイスタイルのオーバーパンツ。パワフルなビッグツインモデルにぴったり似合う。メーカー希望小売価格(税別) 15,000円

05JGB-723[ASSASSIN] 特殊コーティングを施したサドルバッグ。コンパクトサイズに止めることで、バイクとのフィッティングを高めている。荷物が少ないときは前面のベルトで小さくすることも可能。メーカー希望小売価格(税別) 12,800円

06打って変わってダークカラーを基調としたオータムコーディネート バージョン2。

07JGJ-767D[COATIAN] 先ほどのグラデーションカラーと同じモデルで、今度はブラックでまとめたシンプルなカラージャケット。メーカー希望小売価格(税別) 9,800円

08JGW-760[PAULO] ポリエステル素材にネオプレーンを組み合わせた異なるギミックのフェイスマスク。メキシカンなデザインがアクセントに。メーカー希望小売価格(税別) 2,800円

09JGW-754[SPENSER Jr.] コットンとポリエステルの組み合わせから生み出されたアーミースタイルのオーバーパンツ。膝上のポケットが何かと役に立つ。メーカー希望小売価格(税別) 13,800円

10JGB-724[CHICHI] 生地の表面に特殊コーティングを施した耐水性の高いバックパック。リュックとしてはもちろん、シッシーバーへの装着も可能に。メーカー希望小売価格(税別) 13,800円

11厳しい冬を走りきるための防寒アイテムも早速登場。寒風何するものぞ! と言わんばかりのウインターコーディネート バージョン1。

12JGJ-750[RODEO HIGHWAY] その名のとおり、高速道路を疾走するカウボーイをイメージしたミリタリージャケット。迷彩柄やモスグリーンなどカラーも豊富。ファー付きフードは脱着可能。メーカー希望小売価格(税別) 23,000円

13JGW-758[GEMAR] 黒地にゴールドのフレイムスが映えるノーズワイヤー入りフェイスマスク。内側には柔らかいマイクロボアが仕込まれているので冬でも暖かい。メーカー希望小売価格(税別) 2,800円

14JGG-761[CUBIERTA] 指がかじかむ冬場のライディングを最大限考慮し、生み出されたオーバーカバー型ウインターグローブ。ミトンカバーは脱着可能なので、ケースバイケースで使い分けることが可能。メーカー希望小売価格(税別) 8,600円

15JGW-755[FRANCO] JAM’S GOLD定番の人気アイテムとなったニーシンウォーマー。両方にレザーヒートガードが備わっているのでエンジンとの干渉も心配いらず。膝裏にはカイロなどを仕込める収納ポケットも。メーカー希望小売価格(税別) 11,000円

16JGA-702B[DENEIRO] フロントタイヤによって巻き上げられた泥からバイクを守ってくれる、フェンダーレスなハーレーにオススメの一品。バンダナ風デザインがカスタム色を強めてくれる。メーカー希望小売価格(税別) 3,800円

17JGA-688[SHACKLE] 2003年以前のハーレーダビッドソンのハンドルロックに活用される南京錠と収納するレザーケース。やはりハーレーにはレザーがよく似合う。メーカー希望小売価格(税別) 4,200円

18同じミリタリーでもエアフォーススタイルでまとめたオータムコーディネート バージョン2がこちら。

19JGJ-751[GOOSE] 防水フィルムを内蔵したライディングダウンジャケット。要所にパッドが仕込まれているところも本格的。カラーはこのモスグリーンのほか、ブラックとサンドが用意されている。メーカー希望小売価格(税別) 29,000円

20JGG-720[HAGAN] 手首が絞られたジャケットと組み合わせることで、寒風を内部に入り込ませないようにできるガントレット型レザーグローブ。このグリーンのほか、レッド、ホワイト、ブルーのチェック柄が用意されている。メーカー希望小売価格(税別) 9,000円

21JGW-757[LEON] JAM’S GOLD定番のノーズワイヤー入りフェイスマスク。ペイズリー柄というデザイン性の高さと防寒性、防風性を兼ね備える一品。メーカー希望小売価格(税別) 2,800円

22JGA-703[GINOW511] ハーレーライダーなら経験がある熱いオイルタンクとの接触に役立つヒートガード。ベルクロなので取り付けもカンタン。メーカー希望小売価格(税別) 2,900円

23JGW-756[LINER] JAM’S GOLDのニーシンウォーマーのなかでもカウボーイスタイルを前面に押し出したモデル。こちらもカイロなどを仕込める収納ポケットが膝裏に備わる。メーカー希望小売価格(税別) 12,000円


取材協力

フォレストサンズ長瀞

秩父の大自然に現れた
トレーラーで過ごせる空間

埼玉・秩父に広がる宿泊施設付きキャンプ場で、アメリカから直輸入したトレーラーハウスやウッドコテージを完備した、ハーレーライダーなら見逃せない空間。徒歩3分のところに川が流れているなど、秩父の自然を大いに満喫できるロケーションとなっている。
住所/埼玉県秩父郡長瀞町大字本野上363
電話/0494-26-6111
ファックス/0494-26-6080
営業/9:00~17:00
定休/不定休

BRAND INFORMATION

住所/東京都三鷹市大沢4-17-18 レリーフ88 1F
電話/0422-30-9836
ファックス/0422-30-9837
営業/10:00~18:00
定休/土、日、祝、年末年始

3ブランドを柱にアメカジスタイルを展開
ハーレーライダー御用達のギアメーカー

東京・三鷹のショールームを起点に、日本全国のバイク関連商品量販店などで販売を展開。また、各地で開催されるカスタムショーやミーティングイベントにも精力的に出店するなど、ハーレーライフに密接した活動も行なっている。