VIRGIN HARLEY | オリエンエースが提案するハーレーファッション「Clay Smith」 特集記事&最新情報

取材協力/オリオンエース  写真/増井 貴光  文/田中 宏亮  構成/VIRGIN HARLEY.com 編集部
掲載日/2014年09月17日

せっかくハーレーダビッドソンに乗っているのだから、見た目――ファッションで違いを見せたいと思うのは当然のことだろう。そんなバイカーズファッションのなかで注目を高めているアパレルブランド『オリオンエース』から、2014年秋冬の最新モデルが登場した。ファッション性と機能性の両方からアプローチした新作に刮目されたし。

2014秋冬のコンセプトについて

ファッション性と防寒性を兼ね備えた
2014秋冬モデルが登場

“ファッション性と機能性の両立”というオリオンエースの製品開発コンセプトは今も変わらない。ハーレーダビッドソンに乗るうえで不可欠なビジュアルを保ちつつも、ライディング時に操作を邪魔しない気のきいたポイントを盛り込んだ製品の数々は、多くのファンを獲得するほどに支持を得ており、それはイベント出展時の盛り上がり方にも伺えようというもの。

 

特に秋冬モデルに関するポイントとして挙げられたのが、“ファッション性と防寒性の両立”だ。オリオンエースの柱とも言える3ブランド、『JAM’S GOLD』(ジャムズゴールド)、『Clay Smith』(クレイスミス)、『INDIAN』(インディアン)はそれぞれ個性的な特徴を持つブランドばかりだが、「寒い時期にオートバイに乗るということを改めて考え、ファッション性を崩さないギリギリの機能をそれぞれに備えました」と代表の長谷川 健司氏は胸を張る。

 

ハーレーダビッドソンに乗る楽しみは千差万別だ。ツーリングやストリートを駆け抜けるのはもちろん、なかには通勤で使うという方もいるだろう。用途はそれぞれでも、“ハーレーダビッドソンに乗っている”ことの意味を考え、どのシーンであってもオーナーと愛車が映えるトータルコーディネートをすべく、オリオンエースは独自のエッセンスを今回の新作に注入した。

 

どんなシーンでも映えるライダーであれ――。そして3人のライダーが、オリオンエースの新作アイテムを身にまとい、自分たちの世界を求めて、ハーレーダビッドソンとともに走りだした。

 

ピックアップブランド

アメリカがアメリカだった頃へ
最高水準のブランドとして

ホットロッドカルチャーの黎明期である1930年代に登場したモータースポーツブランド Clay Smith Cams。葉巻をくわえたスモーキングウッドペッカーをキャラクターに人気を博し、古き良き時代のアメリカを象徴する存在とまで言われるようになった同ブランドがこうして日本で広がりを見せることに、ハーレーダビッドソンに乗る私たちとしては深い縁を感じずにはいられない。

 

そんなClay Smithが掲げるテーマは“CLASSIC”。カスタムカルチャー全盛期と言われる1970~1980年代のアメリカの情景を彩ったClay Smithが今一度、原点回帰を果たそうというのだ。またこのCLASSICには、伝統や古典といった表現のほかに最高水準という意味も含まれており、ビンテージテイストを蘇らせつつも品質の高いものを手がけて新時代に挑もうというオリオンエースの姿勢の表れでもある。

 

パープル×ピンクのカラーリングがまぶしいレーシングジャケット『SPEEDER』は、往年のカーレースのシーンをほうふつさせるモデルだ。2本のWラインにスピードメーターをモチーフとするワッペンがその雰囲気を醸し出しており、そして背中ではクラシカルな色づかいのウッドペッカーが睨みをきかせている。ハーレーに乗る者ならば、このバックショットは見逃せまい。

 

もう一着の人気モデル『BADASS』は、1930年代のクラシカルなカラーリングとデザインでまとめられる。独特の風合いにVチェッカーとウッドペッカーという組み合わせは、過去に同じエンブレムを描いていたスポーツスターとも見事にマッチする。防寒を考慮しつつもアグレッシブでありたいライダーにぴったりなモデルと言えよう。


  • 往年の名シーンをほうふつさせるレーシングジャケットが復刻。カラーバリエーションも4色用意されている。

    SPEEDER

    往年の名シーンをほうふつさせるレーシングジャケットが復刻。カラーバリエーションも4色用意されている。

  • ガントレットタイプのレーシンググローブは、複数のパッドが装備されているものの操作性を邪魔しない逸品である。

    SCUD

    ガントレットタイプのレーシンググローブは、複数のパッドが装備されているものの操作性を邪魔しない逸品である。

  • あえて荒い目で縫われたステッチがポイントのカジュアルバッグは、ファッションアイテムとしてもしっかり映える。

    JEANE

    あえて荒い目で縫われたステッチがポイントのカジュアルバッグは、ファッションアイテムとしてもしっかり映える。

  • レザーのような風合いのフェイクレザー製ジャケットは、文句なしの防寒性を誇るレーシーな一着だ。

    BADASS

    レザーのような風合いのフェイクレザー製ジャケットは、文句なしの防寒性を誇るレーシーな一着だ。

BRAND INFORMATION

オリオンエース

住所/東京都三鷹市大沢4-17-18
   レリーフ88 1F
電話/0422-30-9836
ファックス/0422-30-9837
営業/10:00~18:00
定休/土、日、祝、年末年始

常に最旬のバイカーズアパレルを手がける
イベント出展頻度の高い人気メーカー

モーターサイクルに関するさまざまなイベントで見かけることの多いオリオンエース。なんと長谷川社長自らバンに製品を詰め込んで会場入りするという実にアクティブなメーカーなのだ。『JAM’S GOLD』『Clay Smith』『INDIAN』といったブランドを柱に、ウェアやグローブ、デニム、チャップス、バッグ、そしてヘルメットなど手がけるモータークローズは多岐にわたる。イベント出展情報は、オリオンエースのウェブサイトまたは公式Facebookで発表されているのでチェック!