ハンドメイドが生み出した有機的形状
トータルでの完成度が光るショベル
ドラッグレーサーをコンセプトにする79 ショベルは、純正フレームを骨格に前後19／15インチホイールをセット。リアの HOOSIER ロゴがアクセントになる。ポイントはアルミの外装で、タンク以外はワンオフで製作される。曰く「造形を作る際の鈑金が大変だった」という言葉通り、ハンドメイドでしか成し得ない有機的形状からは苦労の跡が多分に伺える。そして各パーツの質感を最大限際立たせるソリッドなペイントワークが見ものだ。ホイールリム等の足周りやプライマリーカバーをブラックアウトで引き締め、タンクには艶消しカラーを選択。トータルでの完成度の高さが光るマシンだ。
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フロントのトライアンフ用ブレーキに入る“メッシュ”ありきで、アルミで製作したタンクエアダクトにメッシュを張り、キャブにツースロートを選択。これによりメッシュデザインを３箇所でリンクさせている。そしてワンオフのスワローバーにトリプルツリーもワンオフで製作。無理のないミッドコントロール位置により、メインカットのようなイージーフィットなライディングポジションを形成する。
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