2018年という年は、100年を超える歴史を持つハーレーダビッドソンにとって「転換期」と呼ばれるものになるだろう。1991年に登場したコンピューター解析による2点ラバーマウントのダイナグライドフレームを採用したFXDBの登場より数えて27年、ハーレーのラインナップで高い人気を支えてきたダイナファミリーが、ソフテイルファミリーに吸収されることとなった。
統合された新ソフテイルには、昨年ツーリングファミリーに導入された新型エンジン「ミルウォーキーエイト」が搭載され、さらに新設計となるモノショック型カーボンスチールフレームへと変わることに。マシンそのもののデザインも刷新され、過去に例を見ない大きな変化を見せつけてきた。
カンパニーが自信を持つミルウォーキーエイトの性能を一層引き出すべく生み出されたニューソフテイルファミリーを前面に打ち出し、新しいハーレーダビッドソンが今出航しようとしている。