日本上陸 100 周年記念の限定モデルがこのほど登場。ベース車両は、FXDL ダイナ・ローライダー （手前） と FLSTN ソフテイル・デラックス。
日本上陸100周年を記念した
ジャパンオリジナルモデル
今年 2013 年は、アメリカ本国のハーレーダビッドソン モーターカンパニーと日本のハーレー愛好家にとって忘れられない年となることだろう。ハーレーダビッドソンがアメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキーで産声をあげてから 110 周年にあたるのはもちろん、初めて日本に輸入された 1913 年 （大正２年） から数えてちょうど 100 年という節目を迎えたのである。1914 年に開戦した第一次世界大戦の前年で、輸入された車両は MODEL 9E と呼ばれるタイプ。当時は軍隊や官公庁、また一部の富裕層しか手に入れられなかった高級嗜好品だった。
ベース車両には、FXDL ローライダーと FLSTN ソフテイル・デラックスの２モデル。今回はルノーグレーと呼ばれる MODEL 9E のカラーリングを模したヴィンテージ感あふれるグレーでペイントを一新、さらに日本オリジナルのエンブレムが配されている。一台ごとにシリアルナンバーが入ったこの特別仕様、それぞれ 100 台のみの限定として、2013年1月19日（土）より全国のハーレーダビッドソン ジャパン正規販売網にて展開される。貴重なアニバーサリーモデル、その全容を見逃してはならない。
フォトTOPICS（写真点数／11枚）
01100 年前に日本に初めて上陸したハーレーダビッドソン MODEL 9E 。今回はこのカラーリングをイメージしたデザインに。
02FXDL ダイナ・ローライダーをベースとする限定カスタムペイントモデル。ヴィンテージ感をまとったローライダーがこれまでと違った雰囲気を放っている。
03グレー一色にまとめられつつ、ピンラインでアクセントが入ったオリジナルデザイン。
04HARLEY-DAVIDSON の背後に配された大きな日の丸、そして “JAPAN”と“1913 – 2013”の文字。これこそジャパンオリジナルの証。
05タンクのエンド部分にはハーレーの証明である Bar & Shield 、そして一台ごとにシリアルナンバーが。
06フロントフェンダーもご覧のとおり、グレーベースにピンストライプが施されている。
07もちろんリアフェンダーも同様にまとめられた。クラシカルなカスタムモデルのようだ。
08こちらは FLSTN ソフテイル・デラックス。リジッド風フレームにこのヴィンテージデザインは見事にマッチする。
09タンクのサイズが大きいので、今回のデザインはかなり映える。
10ワインレッドにフレークが入ったシルバー、そしてゴールドという３カラーのライン。さりげない主張がここにある。
11この限定モデルを購入した幸運なオーナーに贈られる、ウィリー・G・ダビッドソンのメッセージ入りパブミラー。
