今年で15回めを迎えた関東スポーツスターミーティング。
もはや夏日？ 陽光降り注ぐ厚木の河原に
479台ものスポーツスターが集結！
相模川三川合流地点河川敷（神奈川県厚木市）での関東スポーツスターミーティングも今年で15回め。雨に祟られた昨年とは打って変わり、今年は朝から快晴に恵まれた。10時スタートとの告知ながら、朝8時30分過ぎからオーディエンスが集まり始め、10時前には入場口から会場までの数百メートルで入場渋滞が起こるほどの盛況ぶり。最終的には479台ものバイクが集まったというのだから、改めてスポーツスターの人気の高さを伺わせる催しとなった。
「今年はシンプルにやろう」と、昨年までのようにメーカーやショップへのブース出展をお願いすることはしなかった関東スポーツスターミーティングだが、むしろ「ブース出展させてくれ」と声がかかり、パーツメーカーのキジマやシートメーカー K&H、アパレルブランドのオリオンエースと、ブースサイドにも常連が立ち並んだ。
ただその場に集まり、スポーツスターという共通の話題で談笑できる関東スポーツスターミーティング。好天に恵まれたこともあって大盛況でイベントを締めくくった。それでは今年の模様をレポートしよう。
フォトTOPICS（写真点数／39枚）
01会場はここ数年連続しての開催地となった相模川三川合流地点河川敷（神奈川・厚木）。
02こちらもすっかりお馴染みとなったオフィシャルフラッグ。これを見ると、今年もやってきたと感じる。
03朝8時30分過ぎから続々と集まるオーディエンス。相当数のバイクが集まるとこのときから予感する。
04オリジナルのステッカーや缶バッジなども陳列。お代はそのまま熊本地震への寄付金へとあてられる。
05今年の目玉はこちら、関東スポーツスターミーティング オリジナルのワッペンだ。昔のレーシングスピリットを感じさせるデザインとなっている。
06東京・目黒の「2nd Cafe」によるケータリングサービスでは、マフィンやホットドッグ、コーヒーなど充実のサービスが取り揃えられた。
07昔懐かしい真っ赤な缶コーラとホットドッグという組み合わせは、スポーツスターミーティングにぴったり。
08途切れることなくやってくるオーディエンスによる行列。スタッフも大忙しだ。
09ようやく春の陽気に恵まれ、風と緑が気持ちいい季節が楽しめるように。バイク乗りにはたまらない風景だ。
10その参加者の多さから、次第に渋滞が始まる。
11それでも続々とやってくるオーディエンス。一台として同じスポーツスターはなし。
12この渋滞！ これほどのスポーツスターが一堂に会する機会は滅多にない。
13開場予定の10時をまわったばかりだというのに、この台数。結果的に479台という数におよぶことに。
14一列に並ぶスポーツスター。年式、車種はもちろん、それぞれのカスタムによって面構えも千差万別。
15久しぶりの再会をはたした仲間とのスポーツスター談義。カスタムパーツひとつとっても工夫が凝らされてあり、話題は尽きない。
16Instagramなどで人気を博しているアメリカの「Sportster Squad」のオリジナルパーカーで揃えた面々。このブームは見逃せない！
17ヘルメット選びもバイクファッションの重要な要素。ビンテージから最新モデルまで、さまざまなヘルメットが会場を彩っていた。
18こちらは2016年4月にデビューした新型スポーツスター「ロードスター」。倒立フロントフォークに18インチリアホイール、カフェレーサーシートと、現ラインナップでもっとも攻めているスポーツスターだ。
19そんなロードスターをベースに、カスタムショップ「シュアショット」（千葉・八街）のボディパーツをマウントしたマシンがこちら。ブラックアウトした「トランプサイクル」（大阪）の2in1フルチタンマフラーが映える！
20スポーツスターのご先祖様とも言うべき KHK （1956）が来場！ 現在のスポーツスターの原点とも言うべきモデルを前に、誰もがため息を漏らしながら眺めていた。
21クラシカルモデルをもう一台、こちらは XLCH だ。1950年代や1960年代のモデルが今なお元気に走り続けている姿に、ハーレーが持つ伝統の深さを感じ入る。
22ビューエルだって参戦している。こちらは名車ユリシーズだ。
23アーミー仕様のフルカスタム スポーツスターが現れた。エボスポがベースだが、よく見ないとスポーツスターだとは気づかないほど変貌している。
24FLモデルのヘッドライトにダイナのタンク、そしてオリジナルのボックスなどを設えた軍用ツーリングモデルと言うべきか。そのまま自衛隊でも採用していただきたい？
25「なぜこんなところにゼファーが？」……よくよく見るとスポーツスターだった！ フューエルタンクにも「HARLEY-DAVIDSON」を描かれている。脱帽！
26こちらもベースはスポーツスターながら、そのスタイルはハーレーの真逆とも言うべきスーパースポーツ仕様に。フットワークも前後17インチ仕様やオーリンズ換装というハイエンド対応に。ヘルメットにはバレンティーノ・ロッシのステッカーが……。これまた脱帽！
27オリジナルグラフィックのフューエルタンクを見てまわるのもスポーツスターミーティングの愉しみ。これだけでマシンの雰囲気がガラッと変わるから面白い。
28シートも重要なカスタムディテールだ。乗り心地はもちろん、ステッチやレザーのカラーを変えることでアクセントとすることができる。
29シートと言えば、この日は老舗シートメーカー「ケイアンドエイチ」（埼玉・朝霞）がブース出展。ラバーマウントスポーツスターとエボリューションスポーツスターの2台を持ち込み、フィッティングの実践を行っていた。
30ピンストライパー「KID KUSTOM PAINT」とペイント専科「TMガレージ」（埼玉・川越）の共同ブースには、VIRGIN HARLEY.com カスタム紹介にも登場した「チェリーズカンパニー」（東京・練馬）プロダクツのスポーツスターが！
31ピンストライパーKIDさんもブースでお仕事。イベント会場でピンストをお願いできるのは貴重な機会、これを逃す手はない！
32パーツメーカー「キジマ」はレーシングカスタムを施したフォーティーエイトを展示。その乗り心地はいかほどか。
33ハーレーによく似合うアパレルブランド「オリオンエース」も通常営業。最新の春夏モデルのほか、セール品なども並び、オーディエンスは財布の紐を緩ませていた模様。
34こちらは神奈川・相模原のレザークラフトズニ。きめ細やかなカービングによるアイテムが目を惹く。やはりハーレーにレザーアイテムは欠かせない。
35青空のもと、大好きなスポーツスターが並ぶさまを眺めながら友人との談笑を愉しむ。年に一度の欠かせない行事となった。
36スポーツスターで埋め尽くされる圧巻の479台。会場内を何度行き来しても見飽きることはない。
37例年以上の人数による集合写真も大迫力！
38来年、またこの場所へ元気な姿で参加してくれることを祈り、別れを告げる。
39スタッフの皆さん、お疲れ様でした！ 来年もまたよろしくお願いします！
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