KOBE NEW ORDER CHOPPER SHOW 18th Annual
2023年8月20日(日)、チョッパーフリークには夏の恒例イベントとなっている「第18回ニューオーダーチョッパーショー2023」が神戸国際展示場3号館で開催された。コロナ明けでの初開催とあって、オープン前から何百人という来場者がエントランスに長蛇の列をなしていた。イベント当日は酷暑で、バイクでの来場者には過酷な天候であったが、空調設備が整った会場内は違う意味でヒートアップ! 午前中の早い段階で、歩くのもままならないほど混雑する大盛況となった。
主催のニューオーダー実行委員会代表の清水氏によると、関西を中心に全国から集まったカスタムマシンは過去最高の台数を記録したとのことだ。ショーのメインコンテンツであるアートショー「BARBARIAN CIRCUS」内で開催されるアートピースのオークションでは、どんどん落札価格が跳ね上がり、例年以上の盛り上がりとなった。さらにオーラスにはニューオーダー名物の上条早樹による「ROPE ART SHOW」も開催され、この日最高潮の盛り上がりとなった! それでは今回のニューオーダーチョッパーショー2013 最速レポート第一弾では、展示されたカスタムマシンを中心に、BARBARIAN CIRCUSのオークションについても紹介しよう。
会場となった神戸国際展示場3号館のエントランス前は、ご覧のように来場者が長蛇の列をなしていた。さぁいよいよ開場だ!
会場入り口では入場制限を行い、スタッフが来場者のリストバンドの装着を行うことでスムースな入場となった。
それでは、ここからは会場に展示されたカスタムマシンを紹介しょう。こちらのマシンは福岡から参加したMC CATSが製作したショベルチョッパー。フロントフォークを伸ばし、若干後ろ下がりのスタイリングを構築し、アップスイープマフラーでうまくバランス取りされている。
京都のホットチョップが持ち込んだEVOリジッドチョッパー。ガーターロングフォークにラビットバー、ピーナッツタンクに三段シートでフィニュシュ! 現在FOR SALE中!!
FATECHが手掛けたショベルカスタム。ボバーライクなスタイリングに各部の作り込みが映える一台である。
彫金が施されたメーターダッシュに分割タンク、セリアーニのオールドGPフォークφ35mmにフォンタナのレーシングドラム、ボラーニHリム、ミッドコントロール&オープンプライマリー、ショートマフラーにも注目だ。
FATECHが持ち込んだもう一台のマシンはショベルのローライダーカスタム。見所はシートカウルが取り付けられたリアエンドである。
熊本県のLOCAL CYCLESが製作したショベルロングフォーク。ロングフォークとミディアムエイプ、三段シート&シッシーバーで美しいスタイリングを入手している。
山形県のSPEED MOTOR CYCLESが展示したショベルチョッパー。スプリングフォークにミディアムエイプ、アップスイープ&シッシーバーで定番スタイルを構築。
green MCは2台のチョッパーを持ち込んだ。パンヘッドとショベルのチョッパーであるが、どちらもラットな雰囲気でショーにベストマッチ!
GROOVE WORKSが製作したショベルボバー。ティアドロップ型のフューエルタンクにショートフェンダー、凝った作りのテールランプなど見所多し!
SEADOGが展示したフラットヘッドカスタム。これ以上はないというくらいコンパクトに製作されている。変則的なフォルムのフューエルタンク、ボリュームのある三段シート、有機的なアップスイープマフラーなど、どれも個性的!
4台のカスタムマシンを持ち込んだカスタムワークスZON。ショベルカスタムにトライアンフベースのカフェレーサーなど、バラエティーに富んでいる。
そのZONが製作したナックルカスタム。外装やフレーム、エンジンなどは、すべてエイジングでオールドテイストを演出。前後のビレットホイール、ブレンボディスクブレーキなどとのミスマッチ感が面白い。
ZONオリジナルのFRP製フェアリングを装着したTCポリスカスタム。フェアリングはフレームマウントなのでハンドリングへの影響は最小限に抑えられている。現在FOR SALE中!
午前中の早い段階で会場内はご覧のように大盛況!
ショーを彩るセクシーな女性モデル。やはり彼女たちはカスタムショーに欠かせない存在だ。
ニューオーダー名物であるチョッパーガールの撮影会!
各ブースでは女性コンパニオンの撮影会が随時行われていた。
ここからはBARBARIAN CIRCUSのブースを紹介しよう。会場右奥に設置されたブースには常に多くの来場者が詰めかけていた。
参加アーティストのKnuckleさんはエアブラシでスウェットにペインティング!
同じく参加アーティストのシェイキン清水さんは、バイクのフューエルタンクにブラシでライブペインティング!
BARBARIAN CIRCUSのイベントTEE。今年はブラック&ホワイトでシンプルに!
こちらが参加アーティストが製作したアートピース。このあと、お待ちかねのオークションがスタート。
チョッパーガールがアートピースをご紹介。さぁオークションスタート!
MCの軽快なトークのもと、入札金額がどんどん跳ね上がっていく!
落札おめでとうございます!こちらのアートピースはシェイキン清水さんが製作したスペシャルワン!
愛媛県のMOTO DIRECTが製作したEVOスポーツカスタム。往年のSSCレーサーを思わせるスタイリングである。
関西フラットトラック集団「ダートコアセッションズ」と「Have Fun!!」の合同ブースではフラットトラックレーサーが数多く展示された。
車坂下が持ち込んだパンヘッドチョッパー。スプリングフォークにエイプハンガー、ピーナッツタンクにシッシーバー&アップスイープマフラーを装着したスタンダードなマシンであるが、上質なカスタムペイントで個性を発揮。
3台のカスタムマシンを展示したNUTS CC。作り込まれたフルカスタムから純正スタイルを重視したマシンまで、その守備範囲は広い。
淡いシャンパンゴールドのカラーリングに目を奪われるショベルカスタム。ボバーライクなスタイリングであるが、若干タイトに仕上げることで、独自のフォルムを構築している。
大量のマシンを持ち込んだRTB MC。クロ基調とした高年式ベースのカスタムマシンはRTBスタイルとも言えるものだ。
H-D PLAZA ITAMIと寺田モータースがプロデュースするK’S BIKEのブースには8台ものカスタムマシンが展示された。そのすべてのマシンはディーラーならではのクオリティを誇っている。
山口県のバドロータスが製作したショベルカスタム。ワイドグライドのロングフォークが、今見るととても新鮮である。スタイリングも美しい。FOR SALE中!
シートはコンパクトかつ変則的な3段シートを装着。フューエルタンクは分割タイプで、ポイントはオイルタンクを兼ねるショートリアフェンダーである。その上でシート下の純正オイルタンクを廃し、そこにマフラーを取り回して左出しとしている。
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