SNAIL HAMMER #47
LAND SNAIL RACING
NEIGHBORHOODのデザイナー滝沢氏とともにLAND SNAIL RACINGを立ち上げたTOM氏のレーサーがコチラ。フォンタナ製のシングルパネルブレーキが装着されており、プライマリーはオープンベルトが採用され、セルモーターも装備。

京都から神奈川まで連れられてきたスポーツスター XL883R が大きな変貌を遂げた。熟練の技術と経験、知識に秀でる HIDE MOTORCYCLE により、現行フューエルインジェクションモデルが「これほどまでに」と思わされる姿に。第1回から第3回にかけて、カスタムショップならではの着手ポイントや工程と、カスタムの各作業を見てきたわけだが、ついに完成と相成ったのである。
“百聞は一見にしかず”とはこのことで、「あの作業工程を経るとこういう姿になる」という、本企画の主旨を見事に具現化したスタイルに。最後まで読んでいただいた後、改めて第1回から見直していけば“お手本”と言っていい流れを味わえるだろう。

何をおいても“オーナーのバイクライフ”こそがカスタムの根幹となるのですが、最後に着手するビジュアル面についても、オーナーのライフスタイルをベースにアイディアを捻出します。今回は「シンプルながら、往年のハーレーを彷彿させるヴィンテージルックに」と考え、名車 XLCH アイアンスポーツ に取り入れられていたVチェッカーのデカールを使ったデザインに。そのうえで、アイアンのようなさわやかなブルーではなく、ブラックをベースにシルバーのラインを入れたシックなテイストとしました。実際に仕上がってきて車両にセットしてみると……ディーラーに展示されていても不思議ではないほどフィットしたスタイルに。
またBefore / After をご覧いただければ一目瞭然ですが、ヘッドライトからリアエンドにかけて描かれるアールが美しくまとめられました。タンクとシリンダーヘッドの間にある空間も消えてスマートに。早くオーナーに見ていただき、喜んでもらいたいですね。













計 約80万円
今回は製作期間が約一ヶ月と、カスタムプランの内容と期間を考えたらかなり早かったと言えますね。当ショップが提案している スポーツスターカスタムプラン に沿ってオーナーと打ち合わせ、プランを固めて進めてきたのですが、実際のところカスタムは天井知らずですから、まだまだ着手できるところはあるんですよね。このスタイルはある意味で“スタート”となるもので、ここからさらにどう煮詰めていくか、オーナーがそのバイクライフのなかから見出していく……その過程を楽しんでいただきたいと思います。そうすると、愛車にさらなる愛着が沸いて楽しさそのものが倍増しますので、アイディアに幅をもたらすためのご相談は随時お待ちしています。どうぞ気兼ねなくお越しください。


NEIGHBORHOODのデザイナー滝沢氏とともにLAND SNAIL RACINGを立ち上げたTOM氏のレーサーがコチラ。フォンタナ製のシングルパネルブレーキが装着されており、プライマリーはオープンベルトが採用され、セルモーターも装備。
アパレルブランドNEIGHBORHOODデザイナー滝沢伸介が旧車レースAVCCに出場するために、ホットドックカスタムサイクルスが製作を担当。往年のファクトリーレーサーKR-TTをイメージソースにオーナー自らがデザインしたエクステリアはアルミ製。
KONGSのクルーにして、LAND SNAIL RACINGのメンバーでもある黒田晋平のナックルヘッドベースのボッバーがコチラ。走り込むことによって生まれるヤレた雰囲気が印象深い一台である。
1942年式FLベースのガレージメイドチョッパー。キャンディグリーン×フレイムスのハイマウントタンクとホワイトのシングルシートは、ともに当時モノが装着されている。
1947年式ELの純正リジッドフレームの美しいラインを生かしてイージーライダースが製作したオールドスクールチョッパー。シート下のオイルタンクは排除し、リアアクスルサイドに取り付けられたツールボックスをオイルタンクにカスタムされている。
横浜市青葉区のGODZ MOTORCYCLEのビルダー、木田氏が製作したこちらのマシン。1947ELをベースにセブンティーズチョッパーをイメージした、スキニーかつエクステンドされたアウトラインが特徴的である。
社外ナックルヘッドモーターを搭載したコンプリートカスタム。極端にネックが下げられたグースネックフレームが形成する地を這うような低いスタイリングが見せ場となっている。
乗り易さを最優先に製作された1937EL。リジッドフレームにピーナッツタンク/サドルシート/サイクルフェンダーが装着されたスタンダードなスタイルであるが、少し後方にオフセットされたタンクのマウント位置などにこだわりを凝縮。
このELナックルヘッドチョッパーは64才になるオーナーが自分にとって最後のバイクとして4年の歳月をかけて製作していた車両をチョップスティックが譲り受けてフィニッシュしたマシン。この車両の時代背景である30~40年代の雰囲気を織り交ぜて製作されている。
オープン満5年までのショップを対象に、エントリー制で今期から新設された「ROOKIE OF THE YEAR」のモディファイドクラスの優勝を果たした1940EL。何にも属さないオリジナリティーを追求したコンセプトマシンと言える。
70年代のありえないB級チョッパーを狙いエーシックスが製作を手掛けたナックルヘッド。4インチオーバーにセッティングされた41mmワイドグライドフォーク、フレーム&フューエルタンクの徹底的なモールディングが最大の見せ場となっている。
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