2009年式 FLTR
シーンに合わせてスタイルチェンジ
ハーレーダビッドソンプラザ伊丹が手掛けた2009年式 FLTRのフルカスタム車両をご紹介。世のカスタムビルダーが本気で手掛けたハーレーは、一般のそれとは一線を画する圧倒的な完成度を誇ります。そんな一流のカスタムハーレーを、ディテールにも注目しながらクローズアップ!

2006年のデビュー以来、ダイナファミリーのなかでもその人気の高さから支持され続けているFXDB ストリートボブ。2013年に若干の仕様変更があったものの、ダークにまとめられたビジュアルにチョッパーライクなスタイリングと、ハーレーダビッドソンらしさを表現したファミリーの代表格としての地位を保ち続けている。またイメージが膨らみやすい姿ゆえか、他のモデル以上にカスタマイズされたストリートボブを見る機会が多いなど、カスタムベース車両として楽しむオーナーが少なくない。そこで今回、2014年3月に東京と大阪で開催されたモーターサイクルショーのハーレーダビッドソン ジャパン(以下 HDJ)ブースにて展示されたHDJ コンプリートカスタムモデルをお借りすることができた。その概要とインプレッションをお届けしよう。

ストリートボブが世に送り出された2006年というのは、ダイナファミリーにとって大きな転換期とも言える年だった。ダイナの全モデルがフューエルインジェクション仕様とされ、剛性アップのためフロントフォーク径が49mmと太くなり、リアホイールが16インチから17インチへ、さらにリアタイヤも150mmから160mmにアップと、マッシブな姿へのマイナーチェンジを果たした。本来ダイナというのは、「パワフルなビッグツインにスポーツスターの走行性能を組み合わせた新しいスポーツクルーザー」として生み出された歴史を持つわけだが、時代の進化にともないクルーザー色が一気に強まった印象で、フロントフォークの変更によりヘッドライト上のバイザーがなくなったことなどから戸惑いの声が聞こえることも。ストリートボブは、そんな大きな仕様変更後のダイナを象徴するニューカマーとしてデビューを果たしたのである。

2006年に登場して以来ダイナファミリーのダークカスタムモデルとして君臨し続けてきたストリートボブは、2013年に仕様変更を行った。そのときどきでカラーチェンジが行なわれていたエンジンがほぼブラックで統一され、トリプルツリーやフロントフォーク(アウターチューブ)、前後スポークホイールなどもブラックアウト。カバーが外されてむき出しになった黒いフェンダーストラットなどと相まって、ダークスタイル色が一気に強まった。またダイナでは初となるウインカー一体型テールランプが採用される(2014年現在はFXDWG ワイドグライドにも採用されている)など、チョッパーモデルとしてのアイデンティティーも忘れていない。ダークでチョッパーなフォルムは、カンパニーが全面に押し出す最先端のビジュアルをすべて詰め込んだもの。さらに、2014年からは1970年代のカスタムシーンをほうふつさせるハードキャンディーカスタムをストリートボブにも採用するなど、同モデルに対するカンパニーの期待の大きさが伺えよう。

そんな注目度の高いストリートボブの楽しみ方をもっと知ってもらおうと、HDJプロデュースによるFXDB ストリートボブ コンプリートカスタムモデルが展示車両として登場。2014年3月に東京と大阪で開催されたモーターサイクルショーのHDJブース メインステージに姿を現した。ハードキャンディー ブードゥーパープルフレークをベースに、16インチ ファットエイプ ハンドルバー、LEDヘッドライト、FXDC スーパーグライドカスタムのノーマルシート、FLD スイッチバックのエンブレム、ラウンド型のエアクリーナーカバー&スクリーミンイーグル ステージ1 エアクリーナーの組み合わせ、ダークなエキゾーストシールドキット、その他H-D純正カスタムパーツを用いたカスタム予算 約60万円(パーツ代金のみ)という仕様とされる。本来のチョッパー&ダークをさらに強調した一台で、モーターサイクルショーのブースでも大いに注目を集めていた。

今回、そのコンプリートカスタムモデルをHDJよりお借りすることができた。試乗インプレッションは基本的にノーマル仕様で執り行うものだが、カスタムはハーレーダビッドソンを楽しむうえで重要なコンテンツであることから、イレギュラーながら本モデルに乗ってみた感想を述べてみたい。

またがってみると、ヒザが大きく曲がってのベタ足。スペックに目をやると、2006年当時は140mmの地上最低高が127mmに変更され、大きくローダウンしていることを知る。FXDC スーパーグライドのノーマルシートへの変更はポジションに影響するものではないが、本来のソロシートに比べると臀部のホールド感が良くなった印象だ。ステップ位置にも変更点はないのだが、やはりこのバイクのスタイルを決定づけているエイプハンガー(ハンドルバー)がスタイルとライディングに影響を与える。
ハンドルに手をかけると、肩より高い位置まで持ち上げられる感じで、「猿がぶら下がっているように見える」というエイプハンガーの由来どおりのスタイルに。本来ミニエイプハンガーを標準装備とするストリートボブだが、ここまでうず高く持ち上げられると従来のものとは違う操作性を求められることになる。

ハーレーダビッドソンの場合、そのスタイリングから重心の位置は他メーカーのモデルに比べてずいぶん低い位置にある。ところがこのエイプハンガーのように、バイクを支える支点がこれだけ高い位置に行くと、重心とそれぞれの支点(ハンドル、ステップ、シート位置)の距離感が開いてしまうため、ノーマルモデルを取り扱うとき以上のバランス感覚が求められる。普段他メーカーモデルに乗り馴れている人でさえ取り回しに戸惑うストリートボブゆえ、ここまでエッジの利いたカスタムモデルともなると、その戸惑いは相当に大きなものだろう。だからといって慌てる必要はなく、オーナーがこのカスタムスタイルにしたとしても付き合い続けていけば、自ずとこのモデルのコントロール方法を身につけていくことだろう。

一方で、そこそこの距離を走るツーリングとなると、やはりこのハンドルポジションは辛いかもしれない。スポーティなクルージングを楽しませてくれる現行ダイナを代表するモデルであること、またスクリーミンイーグルのエアクリーナーキットでセッティング調整をしていることから、排気量1,584ccのパワフルな鼓動を存分に味わいながらのハイウェイライドはなかなかに楽しい。が、このエイプハンガーにより腕が高く持ち上げられていることから、あまり長く走っていると腕が疲れてきてしまう。ロングツーリングなど長距離を走ることを楽しみとしている方は、ストリートボブ(ノーマル)に限らず、このハンドル位置をご検討いただきたい。
ここまで手を施したコンプリートカスタムモデル、当然目立ちっぷりと言ったらない。今回の試乗にて、たまたま東京・銀座のメインストリート銀座通りを走っていたのだが、信号待ちの際の歩行者やドライバーの目線といったらなかった。ハードキャンディーカスタムのブードゥーパープルフレークというカラーもさることながら、大きく持ち上がったエイプハンガーのスタイルなどが、否応なく視線を集めることとなる。「ハーレーに乗っているんだから、やっぱり目立ってナンボ!」という方には申し分ないビジュアルの一台と言えよう。 ?
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