VIRGIN HARLEY |  1956年式 Gサービーカーカスタム紹介

1956年式 Gサービーカー

  • 掲載日/ 2004年03月14日【カスタム紹介】
1956年式 旧車 Gサービーカーのカスタム画像

ヴィンテージハーレー
だけど、ヒルクライマーのように

「ヴィンテージだけど、ヒルクライマーみたいにガンガン走れるハーレーにしたい」。

オーナーのそういった要望に応える形で生まれたのが、この鉄馬だ。実はこのハーレー、もとはサービーカーというトライク。そこから19インチのリアタイヤ、リブフェンダーを纏い精悍な姿に生まれ変わったと聞けば、まったく驚かざるを得ない。

「乗り心地は『まったり』だね。最高速でも120kmくらいしか出ないし、120kmまで回るのにもすっごい時間がかかる。そんなハーレーなんだよ。ちなみに、この「G」は旧車の割に、そこそこ玉数もある。キックも軽いし、丈夫なエンジンだから初心者にも最適なんだよ」。

高速化していく現代の交通事情の中で、時が止まったかのように走る。オーナーは、このバイクが駆け抜けてきた歴史に思いを馳せているのかもしれない。

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1956年式 旧車 Gサービーカーのカスタム画像

(写真左)排気量750cc サイドバルブエンジン「G」

登場は、なんと1932年。実用車両用として開発されたため、耐久性は抜群。18.5馬力。

(写真中央)ハーレーダビッドソン純正 ’74スプリンガー

貴重な純正74型スプリンガー。現行のスプリンガーとは異なり、ダンパーは装備されてない。

(写真右)メーカー不明 ハンドシフト

なんと3速ミッション。ハンドシフトが採用されているために、その操作は、かなり独特だ。
取材協力
SPICE MC

東京都
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