リジッドスポーツやFXRをはじめ、10台以上のバイクを乗り継いできた佐藤さん。駐車環境からFXRを手放して5年以上が経ったある日、「ハーレーに乗りたい」と言う婚約者に触発されて再びハーレーオーナーに。「青空駐車でも故障しない、インジェクションモデルにしようと決めていました」と、割安だったというこのスーパーグライドとの出会いもあって、クラブスタイルを目指すことに。
「クラブスタイルにしようと思ったのは、アメリカのドラマ『Sons of Anarchy』(サンズ・オブ・アナーキー)からです(笑)。元々ハイウェイを走るのが好きなので、このスタイルは自分の好みにマッチしていますね。ノーマル然としていたスーパーグライドをコツコツカスタムしています。やりすぎないよう、と考えているので、今のスタイルにはかなり満足していますよ」
確かに派手さはない。エアクリーナーやエンブレムなど、要所要所を自家塗装で黒く仕上げ、ダークカスタムテイストを一層強めている。ビキニカウル、エイプハンガー、サンダーヘッダー、ガンファイターテイストのキング&クイーンシートと、クラブスタイルのマナーをしっかり押さえたメニューで彩られているところもポイント高し。
「実はカウルを換えようと思っていまして……ええ、FXRTのカウルに、です。手に入れたら速攻で交換ですね」
FXRTのカウルとは……かなりキャラクターが一新されそうだ、完成が楽しみになってきた。