VIRGIN HARLEY | 1972XLCH×KEISUKE BABA 特集記事&最新情報

取材協力/株式会社船場  取材・作成/HOTBIKE Japan.com編集部

まさにひと目惚れ、衝動買いでした

雑誌HOTBIKE JAPANとVIRGIN HARLEYを製作するBigTreeプロダクションの編集スタッフである馬場クンが、1973年式FLHのショベルチョッパーと1991年式のパパサンに加え、3台目の愛車となるアイアンドラッグレーサーを船場で手に入れた。「何でも売ります」と銘打った船場フェアでの衝動買いだったというが、その経緯を本人に聞いた。

「3台持っていると言っても、パパサンは手放そうと思っています。このアイアンはドラッグレーサーなので、これからも普段はショベルに乗る感じですね。ただ、このアイアンもドラッグレースに出場しつつ、オリジナルのスタイルを崩さずに街乗りにも使いたいと思ってはいますが……。まさか自分が船場さんの車両を手に入れることになるなんて考えてもみませんでした。僕にとっては雲の上の存在のようなお店でしたから。はじめて取材で訪れたときに衝撃を受けたのを覚えています。僕が知っているバイクショップじゃなく、博物館のようでしたから」

「学さんは、それこそホットバイクなどで写真では知っていましたが、まさに想像通りの豪快な方でした。どんな希少なビンテージモデルでも “気にせずに乗って下さい” という気軽さには驚かされました。実はこのアイアンをはじめて見たのは、昨年末のホットロッドショーでした。ウエスコさんのブースだったんですが、そのときは船場さんの車両だとは気付かずに、ただカッコいいなぁ……というひと目惚れでした。

そのあと船場さんのセールの取材でこのアイアンを見て、あのときのマシンだと気付き、何か運命を感じて学さんに”コレも売ってるんですか?” と聞いたら、もちろんです! と。しかもセール中なので、スペシャルプライス。それから船場さんで半日取材をしていたんですが、もうアイアンのことが気になって気になって……。試しにローンの審査を受けてみたらすんなり通り、もう帰りには契約していました(笑)。

実は僕、アイアンのディガーが憧れだったんです。ディガーを通り越してドラッグレーサーまで行っちゃいましたが(爆)。これからVDAを主宰するMAIDSの斉藤さんにマシンのセッティングをお願いしてドラッグレースにエントリーするつもりです。ブランチヘッドが組み込まれた排気量1750ccのアイアンドラッグレーサーの乗り味とはどんなものなのか今からワクワクしています。本当にイイ買い物をさせていただきました。一生手放しませんよ、このアイアンは!」

取材協力
MAIDS MOTORCYCLES
Tel:03-5305-8380

V-TWIN DRAG ASSOCIATION