
CDジャケットやアパレルブランドへのデザイン提供など、様々なアートワークを手がけるアートディレクター / グラフィックデザイナーの岩屋 民穂氏によるデザインプロジェクト「GraphersRock(グラファーズロック)」とハーレーダビッドソンのコラボレーションが実現!GraphersRockがスポーツスターのファクトリーカスタムモデル、アイアン1200の外装デザインを手がけた車両が、2019年4月24日(水)に渋谷で開催された「SEEK for FREEDOM」HARLEY-DAVIDSON×GraphersRock -Exhibition-で初公開された。
岩屋氏曰く「今回のこのデザインはバイクのことをよく知らない自分だからこそできたものだと思います。あえてバイクカルチャーを意識せず、自分が好きなテクノの世界観とハーレーを繋げたかったんです」。この言葉の通り、完成したアイアン1200はハーレーダビッドソンが育んできたカスタムペイントの常識のようなものから解き放たれた、斬新かつエキセントリックなデザインに仕上げられている。
19:30から始まったExhibitionでは20代を中心とした若年層の来場者が多数詰めかけ、会場となったTHE CORNERは超満員! 岩屋氏と交流が深い、アーティストtofubeatsと音楽家、長谷川白紙によるパフォーマンスや、監督・映像ディレクター吉﨑響氏とのトークショーなど、コンテンツも満載。そして来場者には、岩屋氏がデザインしたオリジナルTシャツ、ZINE、ステッカーがパッケージングされた限定BOXが配布され、好評を博した。

2019年4月24日(水)、渋谷のTHE CORNERで「SEEK for FREEDOM」HARLEY-DAVIDSON×GraphersRock -Exhibition-が開催された。

ハーレーダビッドソンとGraphersRockのコラボレーションで実現したアイアン1200を初公開。デザイン的な流れを考えてスピードスクリーンは取り外され、ハンドルはミニエイプからドラッグバーへと変更。ブラックアウトされたエンジン&足回りにテクノテイストの外装デザインが映える。

ネオンイエローを上面に配し、アイアン1200のスペックをデザインに落とし込んでいる。サイドはクロームペイントのベースにヒョウ柄をアレンジ。このデザインと色使いは斬新極まりない。

フューエルタンクから続く、リアフェンダーのデザインがこちら。QRコードのようなデザインアイコンも斬新だ。

フロントフェンダーは比較的シンプルなデザインとされる。

サイドカバーはネオンイエローのベースに様々なグラフィックが配されている。まるでステッカーチューンのようなストリート感溢れるデザインである。

GraphersRockのアートワークでジャックされた会場に展示されたアイアン1200。トータルでテクノポップの世界観が表現されている。

会場はご覧のように超満員!ハーレー関連のイベントとはまったく客層が違い、20台を中心とした若年層が大半を占めている。

普段はバイクとの接点がないような参加者の皆さんも、GraphersRockがデザインを手がけたこのアイアン1200には大きな関心を寄せている様子であった。

入場無料、そして来場者には「SEEK for FREEDOM」Tシャツ、ZINE、ステッカーがパッケージングされた限定BOXが配布された。

18:30からスタートしたDJ:hasによるパフォーマンスで、会場は早くもヒートアップ!

そして会場ではフリードリンクとしてバドワイザーとミネラルウォーターが振る舞われた。

19:30からはじまった、GraphersRock(中)と監督・映像ディレクター吉﨑響氏(左)のトークショー。アイアン1200の紹介から、テクノをキーワードにしたデザインコンセプトが語られた。

トークショーはご覧のようにイベント来場者で大盛況!GraphersRockの「今回のこのデザインがバイクライフを楽しむためのデザインになってくれたら嬉しいです」という言葉がとても印象深かった。

今回のハーレーダビッドソンとGraphersRockのコラボレーションにより、今までとは違ったバイクユーザー、特に若年層へのアプローチの足掛かりになることを期待!