
伝統のリジッド型スタイルはそのままに、よりスポーツライドを楽しむためのミルウォーキーエイトエンジンと専用設計フレームを備えた新型ソフテイル。そんなファミリーの各モデルを存分に味わってもらうべく、全国で開催されるイベントに出展するソフテイルのための専用ツアー「SOFTAIL TOUR 2019」が、2019年4月27日(土)鈴鹿サーキット(三重・鈴鹿)で催された試乗会イベント「BIKE! BIKE! BIKE!」を皮切りにスタートを切った。
新しいソフテイルワールドにはどんな魅力が詰まっているのか。その実態に触れられる同ツアー第一弾となる鈴鹿サーキットでの模様をレポートしよう。
▼「SOFTAIL TOUR 2019」今後の開催スケジュール 5月25日(土)・26日(日)7:00〜18:00 Suzuka Super GT 鈴鹿サーキット 7月27日(土)・28日(日)9:00〜18:00 コカ・コーラ 鈴鹿8時間耐久ロードレース 鈴鹿サーキット >> SOFTAIL TOUR 2019 特設サイト

日本のモーターシーンの聖地でもある鈴鹿サーキット。ゴールデンウィークの初日となる2019年4月27日(土)、バイクイベント「BIKE! BIKE! BIKE!」がここで催された。

当日の朝はやや雨がぱらつくこともあったが、午後にはすっかり空も晴れ渡るという絶好のロケーションに。

朝9時の開場とともに、ライダーが続々と入場。もちろんハーレーライダーの姿も!

ピット裏に設けられた特設駐車場もあっという間に満車に! この日、おそらく1万台以上のバイクが来ていたものと見られる。

やや風が強かったためテントを畳むブースが多かったが、メイン会場となるGPスクエアにはぎっしりと人が集まっていた。

そのなかでも特に大きくて異彩を放っていたのがハーレーダビッドソンブースだ。

この「SOFTAIL TOUR 2019」のために設計された専用ブースには、ソフテイルの魅力を味わうための要素がぎっしりと詰め込まれている。

ニューカマーのFXDR114をはじめ、スポーツグライド、ソフテイルスリム、デラックス、ブレイクアウト、ファットボーイ、ストリートボブ、ヘリテイジクラシックが勢ぞろい。

ミルウォーキーエイトエンジンの鼓動を体感できるジャンプスタートにはローライダーが用意された。他メーカーのバイクに乗るライダーが多いイベントでもあって、新型ハーレーの力強さを体感しようとジャンプスタート前には人だかりができていた。

ブース内の一角に設けられたコーナーには、全世界でハーレーディーラーのナンバーワンを決めるカスタムコンテスト「BATTLE OF THE KINGS 2019」に参戦したカスタムソフテイルが登場。

ハーレーダビッドソン名古屋(愛知)が手がけたFXDR114をベースとするカスタムモデル「GRACE [ER]」。3位にランクインした注目モデルで、初めて目にする人はノーマルモデルとの違いを同ブース内で見比べていた。

こちらもここ鈴鹿の近くに居を構えるハーレーダビッドソン知立(愛知)制作のファットボブをベースとする「STAND UP」。ポリスモデルの名で知られる「FXRP」のフロントカウルが印象深い一台で、スポーティなファットボブをクラブスタイル風に仕上げている。

本ツアーでは、QRコードをスマートフォンで読み込んでWebアンケートに答えるとハーレーダビッドソンのバッグがもらえる特典も。こちらの笑顔の彼女は、スポーツスター・アイアン883を所有するモデルの須藤セリナさん。近々VIRGIN HARLEY.comにもご登場いただくので期待して待たれよ!

やはりハーレーダビッドソンのエンブレム「BAR & SHIELD(バー&シールド)」入りのバッグがもらえるのは嬉しいもの。Webアンケートも大いに好評だった。

数あるブースのなかで唯一ご機嫌なサウンドを奏でていたハーレーブース。DJまで帯同する徹底ぶり!

オールドアメリカンな世界観を楽しめるテーブルサッカー。興味本位で触ってみた人は大いに盛り上がっていた。

ハーレーらしいアメリカンな雰囲気が味わえるカフェも併設。

提供されたカフェラテにはバー&シールドが!

ブース内はアメリカンモーターシーンの写真やアンクルサム、ルート66のボードなどソフテイルの背景となるデコレーションでいっぱい。

40台以上の最新モデルに乗ることができる試乗会は大盛況!

それも鈴鹿サーキット本コースを走られるのだから、応募が殺到するのも当然のこと。

ハーレーからは、FXDR114、ファットボブ、ヘリテイジ、ロードスター、フォーティーエイトが試乗車として参入。

参加者は最新ハーレーで鈴鹿サーキットを走るというレアな体験を存分に楽しんでいたようだ。

数多くある試乗インプレッション記事をいくつ読んでも「実際のところ、どうなの?」と思われる新型ソフテイルモデル。まずはご自身の目で見て、触れてみて、そして乗ってみて味わうのが一番だ。

「Suzuka Super GT」に「鈴鹿8耐」と、ここ鈴鹿サーキットで催されるイベントでの出展が決まっている「SOFTAIL TOUR 2019」。8月以降もいろんなイベントに出展予定なので、是非参加してみたい人は最新情報を待とう。