
2025年4月13日(日)、「JOINTS 2025(ジョインツ2025)」がポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催された。イベント当日はあいにくの雨模様ながら1万人もの来場者を記録! 天候に恵まれていれば、おそらくそれ以上の来場者を動員したことは間違いないだろう。ヨコハマホットロッドカスタムショーに次ぐ、国内最大級の規模を誇るカスタムショーである。
もはやジョインツ名物とも言える、朝9:30のゲートオープンを待つ、ゆうに1,000人は超えるであろう来場者が長蛇の列をなしていた。今年のジョインツは、20代から30代、さらに10代と思しき若年層や女性の来場者が目立ち、これらの層にカスタムカルチャーの浸透を予感させるものであった。
昨年に引き続き、ホットロッドを中心とした四輪カスタムの展示も行われ、二輪・四輪を含めた総合的なカスタムショーへと進化。さらに新車や高年式モデルをベースに製作されたカスタムを集めた「JOINTS NEXT」のエリアも設置された。もちろん、ベンダーブースにカスタムペインターエリアも用意され、どこも大盛況。今年もさまざまなアワードが用意され、ビルダーズチョイスによる厳正な審査が行われた。それでは写真を交えてJOINTS 2025の模様を詳しくお伝えさせていただこう!

イベント会場の入り口前にはご覧のように長蛇の列が! 早朝から1,000人は超えるであろうカスタムフリークがポートメッセなごやに集結!!

お待ちかねの朝9:30のゲートオープン! 来場者が会場に吸い込まれていく!

早速ここからは、数多く用意されたアワードマシンをご紹介しよう! まずはベストサイドバルブを獲得したのはDEEP DIGが製作したこちらのマシン。美しいフレームワークに注目だ。

ベストパンヘッドとミカモーターサイクルピック、さらにラフクラフツピックのトリプル受賞となったヒューモンガスのハイエンドチョッパー。今の時代にアップデイトされたフリスコチョッパーだ!

続いてセブンMCが手掛けたアーリーショベルが、ベストショベルヘッドを獲得。さらにゲストのライジンモーターサイクルピックもダブル受賞! 同点ならではの隙のない仕上がりである。

ベストエボリューションを獲得したBGKが製作したこちらのマシン。オーセンティックなスタリングであるが、各部の作り込みは徹底している。

東京から参加のセレクテッドが手掛けたチョッパーがベストツインカムを受賞。ソリッドなブラックでまとめられたマシンであるが、走りを追求したハイエンドパーツが要所に配されている。

アワード受賞の常連ショップ、チェリーズカンパニーが製作したカフェレーサーがベストスポーツスターを受賞。水平基調のラインが美しいエクステリアによりスピード感を演出。

ベストスウィングチョッパーを獲得したCRIBモーターサイクルのショベルヘッド。70’Sテイストのモールディングフレームに注目だ!

有機的なラインを描くフレームワークが美しいルシファーが手掛けたこちらのマシンがベストロングフォークを獲得。トーンが抑えられたカスタムペイントも秀逸である。

ベストメタルワークを獲得したCWZが手掛けたロードスター。ベースモデルはヤマハXV1000である。無骨なフレームワークを見せつつ、アルミワンオフのエクステリアとマフラーの取り回しで無二のマシンに!

ベストチョッパーを獲得したラックMCのナックルヘッド。タイトかつコンパクトなスタイリングと要所の作り込みにより圧巻の仕上がりを誇る。

ベストクルーザーを獲得したVIDA MCが手掛けたこちらのマシン。足回りのハイエンドパーツ、フレークを多用したカスタムペイントなど見所は尽きない。

ベストヒストリックチョッパーを獲得したホグホリックのナックルヘッド。ローラーマガジンピックのダブル受賞である。

ベストSRを受賞したのは2%erが手掛けたこちらのSRチョッパー。ボルトオンハードテイルによりチョッパーライクなスタイリングを入手している。

ジョインツピックを獲得したアスタリスクのこちらのマシン。昨年のホットロッドカスタムショーでベストモーターサイクルを獲得したことは記憶に新しい。

独自の発想により作り上げられた、まさにアートと呼ぶにふさわしいアーリーショベル。バンコクホットロッドピック、リトルボーイサイクルピック、ボーダーズピック、リッパーマガジンピック、バイブズピックという5つのアワードを獲得!

Kiyo’sガレージピックを獲得したジョイライドのレーサー。走りを追求したレーサーはやはり美しい。究極の機能美である。

パフォーマンスマシンピックを獲得したカスタムファクトリーノイズ。チカラ強いこのスタイリングは見るものを圧倒する!

2台のエイプハンガーチョッパーを持ち込んだハマンズ。マニア心を刺激する同店ならではのマシンである。ホイールアンリミテッドピックを獲得。

カスタムフェストピックを獲得したのはオールドマウンテンが持ち込んだこちらのWL。製作はチャボエンジニアリングの木村氏で、往年のゼロスタイルを彷彿させるものである。

オールドスピードファクトリーが手掛けたEVOスポーツカスタム。同店の解釈によるダートトラッカースタイルで、注目は渾身のマフラーだ。クラブハーレーピックを獲得。

アワードを受賞されたメンバーで記念撮影! みなさま、おめでとうございます!!

こちらはジョインツオフィシャルブースの模様。イベントTEEは大人気!!

昨年に引き続き東京インディアンズがジョインツに出展。メンバーのみなさんはもちろん自走で名古屋に駆けつけた。限定アイテムを求め、ブースはご覧のように大盛況。

ムーンアイズもジョインツに出展。オリジナルアパレル、バイクやクルマのアクセサリーを豊富にラインナップ。

愛機のアーリーに乗り、自走で名古屋入りしたシャフトの本間さん。映画イージーライダーでデニス・ホッパーが身につけていたチャームをイメージソースに製作されたベルを披露! ホットバイクジャパンメンバーのシラセ氏、バイカーアパレル専科のモトブルーズもブースを出展。

毎年大人気のカスタムペインターエリア。全国屈指のアーティストが名古屋に集結!

カスタムペインターエリアで筆を振るうシェイキン清水さん。ウクレレにフレイムスをドロウ。

カスタムショーを彩る女性モデル。もちろんチョッパーとの相性抜群!

彼女たちがポーズを決めれば、瞬く間に人集りが!

サトウマリンサイクルが製作したショベルチョッパー。オールドルックなカラーリングで、うまくまとめ上がられている。

バドロータスが持ち込んだアーリーショベル。60年代テイストのロングフォークチョッパーである。

ナックルヘッドをベースに徹底的に作り込まれたグリーンのマシン。ガーターフォーク、リアフェンダーなどなど見所多し!

リボルトCCが製作したショベルヘッドのロングフォークチョッパー。4速フレームをベースにコンパクトにまとめられている。

平和モーターサイクルが製作したBMW R100カスタム。注目はなんと言ってもこの巨大なフューエルタンクである。エンジンの存在に負けないこのタンクで全体のバランスをまとめる手腕に脱帽!

フェイテックが製作したアーリーショベルカスタム。タイトに取り回されたマフラー、リアのハードテイル化、煌びやかなカスタムペイントにも注目していただきたい。

アンティークモデルのテイストをうまく取り入れたパンヘッドカスタム。手掛けたのはインフィニティMCである。

ゲストのKiyo’sガレージが持ち込んだナックルヘッドのランドスピードレーサー。2024年にドライレイクレコードの140.650MPHを記録!

同じくKiyo’sガレージが持ち込んだCB175ベースのランドスピードレーサー。2022年にドライレイクレコードの105.657MPHを記録!

シウンやホットチョップなどが手掛けたドラッグレーサーが集められた展示スペース。リアルレーサーは美の極致である。

ショベルヘッドをベースにオーセンティックかつセンスよく仕上げられたロングフォークチョッパー。手掛けたのはホットチョップだ。

熊本県のローカルサイクルが製作したアイアントラッカー。セリアーニのオールドGPフォークにHリムなど肝を抑えたパーツチョイスである。

URAWUSが製作したアイアンカスタム。均整の取れたスタイリングと迫力のメガホンマフラーから、一見するとビッグツインのカスタムかと思わせる、長く付き合うに値する上質なカスタムマシンだ。

5台ものレーサーが展示されたジョイライドのブース。Revolution Max1250エンジンを搭載した パンアメリカベースのレーサーも持ち込まれた。

トライジャが製作したミルウォーキーエイトカスタム。フレームと同じ径のハンドルバーの迫力に絶句!

三重県松坂市のサニーサイドガレージが製作したTCローライダーSカスタム。チタンマフラーにカーボンホイール、前後のオーリンズサスペンションなどで武装!

お馴染みHAVE FUN!! のブースには数多くのフラットトラックレーサーが展示された。

ヒューモンガスが手掛けたFXRカスタム。ブラック&グレーのカラーリングでシックにまとめられたフリスコチョッパーだ。

ジーンチョッパーズが製作したTCカスタム。アレンネス製バーツを多用し往年のスタイルが再現されている。