VIRGIN HARLEY |  1974年式 FLHカスタム紹介

1974年式 FLH

  • 掲載日/ 2014年10月23日【カスタム紹介】
  • 写真・文/VIRGIN HARLEY.com 編集部
1974年式 旧車 FLHのカスタム画像

ベストセッティングの
チョッパーカスタムショベル

前後16インチに油圧式テレスコピックフォークという往年のFLらしさを残しつつも、無駄を削ぎ落とした個性がにじみ出ているボバースタイルは、「テーマは“大人のボバー”」とオーナーおよびビルダーが狙ったとおりのフィニッシュとなっている。

どこのビンテージカスタムショップのものかと思いきや、なんと手がけたのは神奈川・横浜の正規ディーラーである一国サイクルワークス。その昔、スポーツスターカップの常連として名を馳せたこともあり同ショップは走り系カスタムなイメージが強いが、ショベル以前のモデルでもこうして取り扱うし、そのノウハウも持ち合わせている。この一台は、一国のそんなストライクゾーンの広さを証明したと言えよう。

オーナーの米村さんは、ソフテイルデラックスやロードキング、スポーツスターなどさまざまなバイクを乗り継いでこのショベルに到達。車両選びからカスタムまでパッケージでオーダーしたそうだが、「米村さんからの要求をバランスよく車体に落とし込むのに時間を要した」と代表の梅島国彦さんは苦笑いする。ビルダーがもっとも頭を悩ませたのは、オートバイとしての性能をきちんと確保すること。その流儀とオーナーの要望をミックスさせ、一年の歳月を経て完成の日を見たという。

「今のところ、カスタムしたいところは特にないですね。このシルエットに十分満足しています。ビンテージモデルに対する不安も、今はまったくないと言えるほど絶好調なんですよ。梅島さんのおかげですね」

トラブルの気配すらしないショベルとの蜜月を送る米村さん。誰もが憧れるビンテージハーレーの世界は、やはり信頼できるお店との出会いが大きいのかもしれない。

1974年式 旧車 FLHのカスタム画像

カスタムの詳細をチェック!

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‘70年代スタイル ユニティーヘッドライト

“とさか”とも呼ばれるビンテージハーレーのカスタムに用いられるパーツ。ここが変われば表情が一変。
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ハマーサイクル ナローハマーバー

茨城県土浦市のハマーサイクルが手がけるオリジナルハンドルバー。無駄のないシルエットが美しい。
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ラ・ローサ デザイン レザーソロシート

フレームにジャストフィットなサドルシート。縦に入ったステッチがビンテージ感を演出し雰囲気を作る。
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IRON Sporty Ribbed BASE

丸みを帯びた美しいシルエットのリアフェンダーを加工装着。真横から見たときのスタイリングが◎。
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イージーライダース 2in1 ショーティー

目立ちすぎないが主張は忘れない王道スタイル。小気味よいサウンドとショベルらしいトルクが楽しめる。
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PRIMO Open 2

やはりショベルをチョップするならオープンプライマリーは必須。ステップはその上に取り付けられる。
カスタムバイクのオーナー
Owner’s Profile
米村 稔さん
東京都 / 自営業
取材協力
住所/神奈川県横浜市鶴見区生麦5-12-14
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定休日/水曜・第3火曜 (イベント、レース、ツーリング開催時も別途休業)
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