VIRGIN HARLEY |  ビンテージバイクらしさを追求したショベルカスタム(1974年式 FL1200)カスタム紹介

ビンテージバイクらしさを追求したショベルカスタム(1974年式 FL1200)

  • 掲載日/ 2020年07月15日【カスタム紹介】
  • 写真/CLUB ZENITH  文/成田恒一
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定番スタイルを煮詰めて
クラシカルなマシンにフィニッシュ!

カワサキのZZ-R400にヤマハV-MAXを3台、さらに何台ものバイクを乗り継ぎ、ここに紹介するショベルヘッドを手に入れたオーナーの男さん。なんとハーレーはソフテイルを3台乗り継ぎ、このショベルヘッドは4台目だというハーレーフリークである。

1台目のハーレーはTC86、そしてエボリューションから現在のショベルヘッドと、どんどん時代を遡る感じでハーレーを乗り継いできたという。男さん曰く「機能性を重視すれば高年式モデルを選ぶことになりますが、ショベルを選択したのはやはり現代モデルにない乗り味とその存在感です。特にエンジン回りの機械的でメカメカしい姿に惚れ込んでいます。74スプリンガーやオープンプライマリーとの組み合わせも絶妙ですね」

カスタムのコンセプトは「ビンテージバイクらしさの追求」ということで、クラシカルな74スプリンガーフォークに前後16インチのホワイトリボンタイヤをチョイス。ピーナッツタンクにサドルシート、サイクルフェンダーという定番のセットアップであるが、取り付けのバランスにこだわり、非常にうまくまとめあげられている。男さんの車歴を考えると、次があるのなら、パンヘッドでしょうか? それともナックルヘッド!?

カスタムの詳細をチェック!

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SUキャブレター

旧車の定番、SUキャブレター。始動性の良さと、マイルドな乗り味が特徴の人気キャブレターである。オーナー曰く「始動時のティクラーの儀式も現代には無いレトロな魅力があります」。
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ワンオフマフラー

ワンオフで製作されたショートマフラー。2本のパイプを上から見ても横から見ても半身ずつずらしてあり、一直線に並べるよりもボリュームアップ。迫力のある低音もポイント。
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BDL製オープンプライマリー

BDLの1.5インチオープンプライマリーを装着。シフトはノンロッカークラッチにジョッキーシフトというセッティング。ワンポイントとなるブラスのフットペグはブラスボールサイクルズ製をチョイス。
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ネオファクトリー製74スプリンガーフォーク

オールドスタイルの定番と言える74スプリンガーフォーク。オーナーによると、思っていたより乗り味は悪くなく、普段乗りでは不満はないという。
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ワンオフハンドル

操作性を重視して製作されたワンオフハンドル。スタイルよりも機能性重視で、やや高めのグリップ位置になっている。
カスタムバイクのオーナー
Owner’s Profile
男さん
千葉県 / 会社役員
取材協力
住所/千葉県船橋市宮本9-10-1
電話/047-495-8198
営業/10:00~19:30
定休/水曜日

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