VIRGIN HARLEY |  18時間目 ヘッドライトについて。ブタでもわかるハーレーエンスー入門講座

18時間目 ヘッドライトについて。

  • 掲載日/ 2016年01月07日【ブタでもわかるハーレーエンスー入門講座】

この度の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

バージンハーレー.comでは「新型コロナに負けるな!」というコンセプトにより、手軽に楽しめる過去アーカイブ記事を紹介させていただきたいと思います。まずは大人気コンテンツの「ブタでもわかるハーレーエンスー入門講座」をご紹介します。じっくり読んで、ハーレーダビッドソンのウンチクを身につけていただければと思います。

夜も明るいトウキョウの街では気にもならんが、ツーリングで田舎に行くと6ボルトの暗さは身に染みるのう。というわけでヘッドライトについて考えてみようかの。

オレにもわかると大評判の「ブタでもわかるハーレーエンスー入門講座」、その18時間目のお題はヘッドライトについてである。言うまでもなくヘッドライトは夜にオートバイで走るためのパーツじゃが、それは自分の進む先を照らすのと同時に、他人に自分の存在をアピールするためということを忘れんようにな。

さてハーレーダビッドソンのヘッドライトじゃが、これは基本的に2種類と考えてよい。直径が5と3/4インチ=14.5センチのものがスポーツスターとFX系ビッグツイン用、7インチ=17.8セ ンチがFL系ビッグツイン用。現在はV-RODなどの変形ヘッドライトがあるが、基本的にはこの2種類のヘッドライト球でI日車からツインカムの新車まで全モデルに対応できるというのは、ハーレーダビッドソンのシンプルさの証明、昔気質の性質がよく現れておるといえよう。現在でこそクルマのヘッドライトは車種ごとの専用設計じゃが、ひと昔前はほとんどのクルマが5と3/4インチと7インチのヘッドライトを使っておった。ワシもスポーツスターのヘッドライトが切れて、その時に乗っていたホンダのシティカブリオレのライトを外して付けたこともあったのう。まったく同じサイズじゃからな。

ハーレーダビッドソンのヘッドライトのデザインは非常に秀逸かつユニーク。ゾウバナ(象の鼻)などと呼ばれるショベルのナセルやスポーツスター/ローライダーのバイザーはその代表で、現在も使われておるのはご存知のとおりじゃ。

チョッパーを筆頭とするカスタムに使われるヘッドライトの代表は、何と言ってもベイツスタイル。革ジャンやツナギのメーカーとして有名なベイツが初めて作ったことからベイツスタイルと 呼ばれ、5と3/4インチが一般的。アレン・ネスが売り出したネススタイルや砲弾型のビレットも、みなベイツの進化形と言えそうじゃな。

というわけで、 第18時間目もこれにて終了。この講義もずいぶん長く続き、ネタを捻り出すのに苦労しておるぞ。ではまた、ホグホグ。

 

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