VIRGIN HARLEY |  フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッション試乗インプレ

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッション

  • 掲載日/ 2020年04月24日【試乗インプレ】
  • 取材協力/HARLEY-DAVIDSON 取材・写真・文/小松 男
フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像
HARLEY-DAVIDSON FLDE (2020)
アダルトな落ち着きを感じさせるビンテージなスタイリングをベースとしながら、 ゴージャスなエクイップメントをふんだんに採用した極上のブルバードクルーザー。

プレミアム感を演出する様々なパーツが奢られ、
誰もがハーレーだと直感するひとつのアイコン

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

ソフテイルファミリーらしい低く長く構えたスタイルをベースシルエットとしながら、前後にディープフェンダーを用い、そこに目の細かいワイヤースポークホイールとホワイトリボンタイヤの組み合わせをセットしたことや、3連ヘッドライト、サドルシートなど、戦後モデルをイメージさせるトラディショナルな構成で纏まれたモデルであるデラックス。そのネーミングからも伝わるように、ゴージャスな存在感を持たせた一台だ。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

幅広いモデル展開を見せる現在のハーレーダビッドソンラインナップにおいて、落ち着いた雰囲気を感じさせるクラシカルなデザインはむしろ新鮮に目に映るものであり、押し出しが控えめな分、誰しもから愛される存在となっている。このアメリカンクルーザーの王道とも言えるデラックスの真意に迫る。

FLDE デラックスの特徴

ギラギラはせず、それでいながらも華美
ゆったりとしながらも、過激さを併せ持つ

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

ハーレーダビッドソンに興味を持つきっかけとなったのは、まずその美しいスタイリングだと挙げる人も少なくないことと思う。広大なアメリカで生まれ育った威風堂々とした体躯は、世界中のバイク好きの心を惹きつけるものであることは事実だ。特にここで紹介するデラックスというモデルは、古き良き時代のアメリカンモータサイクルのスタイルを現代へと繋げてきたモデルであり、誰の目に見てもハーレーだと直感的に分からせるアイコン的な存在感を有している。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

トラディショナルなデザインを持つ乗り物の多くは、野暮ったさが残ってしまっている場合もあるのだが、デラックスに関しては、全体的な雰囲気からディテールまでソフィスティケートされた印象を放っているのも特徴だ。カラーリング使いやパーツの仕上げ方に高級感を持たせるテクニックにおいて、流石はハーレーダビッドソンだと思い知らされるものである。

未来を見据えた近未来的なFXDRやファットボブ、さらにはライブワイヤーなどが次々と登場する一方で、このデラックスやヘリテイジクラシックなど、王道的立ち位置を持ったモデルを大切にするのもハーレーダビッドソンの魅力だ。

FLDE デラックスの試乗インプレッション

飽きの来ないスタイルと十分な運動性能で
ハーレーライフを末永く楽しめることだろう

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

リアサスペンションを備えつつもリジッドフレームのように見えるよう設計されたソフテイルフレームは、デラックスのようにクラシカルな雰囲気を持たされたモデルと特にマッチングが良いと、改めて感じさせられながら、車両に乗り込む。プルバックされたワイドバーハンドルと腰をしっかりと保持するサドルシートからなるライディングポジションは、ゆったりとリラックスできるものとなっており、走り出す前からデラックス特有の風格が伝わってくる。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

大きな体躯であるからして、取り回しには十分に気を使わなくてはならないと思いながら車両を引き上げると、想像以上に軽い印象を受けた。追って調べたところ旧ソフテイルフレーム採用モデルと比べて約17キロもの軽量化を実現していることが分かった。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

排気量1746ccを誇るミルウォーキーエイト107エンジンに火を入れて走り出す。低回転からしっかりとしたトルクがあり、アイドリングでするりとクラッチを繋ぎ、そこから3000回転前後でシフトアップを行っていけば、一切のストレスを感じることなく快適なクルーズを楽しむことができる。ここ最近のラインナップを見ると1868ccまで排気量を引き上げられたミルウォーキーエイト114エンジンを採用するモデルが増えてきているが、スロットルワークに対するツキや高い回転数まで引っ張った際のフィーリングなどは、107エンジンの方がナチュラルである。114エンジンは走り出しからドラッグ的な爆発力があるが、デラックスのキャラクターから考えるとマッチングが良いのは107エンジンなのだ。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

1週間程度デラックスと付き合って感じたことを書き記してゆこう。こと走りの面に関しては、現在13モデル存在するソフテイルファミリーの中でも屈指の扱いやすさを備えている。先だって話したように軽量化が効いていることに合わせてトルクフルでフィーリングの良いエンジンとの相性が良いこと、さらには現行ソフテイルフレームのバランスの良さ、前後に備わる16インチタイヤの幅が最適だということから、ごくごくイージーなライディングを楽しむことができる。初めて触れた人はまるで自身のライディングスキルが向上したかのように錯覚するかもしれない。

2000弱程の低回転域でのクルーズは極上の快適さをもたらしてくれ、そこから一気に高回転まで引っ張った際の強烈な加速感は脳内麻薬を排出させるほど刺激的だ。さらには直線番長的な走りだけでなく、ワインディングにて積極的に体重移動を行うようなハードなライディングもしっかりと受け入れてくれる懐の深さも併せ持っていることにも驚かされた。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

ノスタルジーを感じさせる装備に、クロームパーツによる華やかさが添えられた流麗なスタイリングは、ビルが立ち並ぶ都会の片隅でも、延々と続くカントリーロードに佇んでいても、どこにおいても絵になる物である。それがアウトローを連想させるものではなくスマートなキャラクターであるために、老若男女問わず受け入れてもらえるのだ。コンサバティブというような形容をする人もいるかもしれないと思うが、スーツを着ても普段着でも付き合うことができるうえに、そもそもラグジュアリーな気分にさせてくれる車両だということがポイントなのだ。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

流行りに流されないデザインと、幅広いステージで高いポテンシャルを発揮できるデラックスは、長く付き合うことができる相棒となってくれるに違いない。

FLDE デラックスの詳細写真

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

ボアストローク100×111.1mm、排気量1746ccのミルウォーキーエイト107エンジン。ピークトルクの145Nmを3000回転で発揮する。軽量化や静粛性、整備性の向上を考えシングルカムとされている。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

臀部をしっかりとホールドしてくれるよう人間工学に基づいて設計されたサドルシート。ロングツーリングでも疲れにくい素材が用いられている。デラックスのイメージに沿うようにクラシカルなデザインとされている。シート高は680mmで足つきは良好。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

長く続くハイウェイをどこまでも走り続けるような使い方も想定し、燃料タンクは18.9リットルと余裕を持った容量とされた。フロントフェンダーからシート、リアフェンダーにかけて流れるようなラインとなるようにタンクもデザインされている。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

大き目のフットボードは、ごく自然に足を下ろした位置にセットされており、長時間乗車時も安楽なうえに、軽く体重をかけてボードを踏みつけるだけでイージーなコーナーリングを楽しむことができる。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

細かく編まれたクロームワイヤースポークホイールとホワイトリボンタイヤの組み合わせは、デラックスの特徴の一つ。MT90B16サイズのタイヤは軽いハンドリングをもたらしてくれる。ABSを標準装備するブレーキの制動力も十分。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

美しく輝くクロームのヘッドライトナセルには大径のLEDヘッドライトがセットされ、ウインカーの上部には、それを挟む形で左右にスポットライトがセットされている。幅広い照射角、多大な光量により、夜間のライディングもストレスはない。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

新型ソフテイルフレームに組み合わされるトライアングルスイングアームは、サスペンションが上部にセットされシート下に収められているため、リジッドスタイルを実現している。ベルトカバーもクロームで仕上げられており足元を引き締める。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

ロー&ロングなスタイルを印象付けるディープフェンダーと、クロスをイメージしたTOMBSTONE(墓石)テールランプの組み合わせは、クラシックモデルであるデラックスのデザインポイントとなっている。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

燃料タンク上に備えられるメーターダッシュ。アナログ式スピードメーターをメインとし、下部の液晶部分には、ギア、オドメーター、残燃料、時計、トリップ、回転数などのインフォメーションが表示される。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

ライザーを介して緩やかにプルバックセットされたバーハンドルは、ライダーに自然な乗車姿勢をもたらしてくれる。楽なポジションで快適なクルーズを長時間楽しむことができる。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

メーター上の表示を変更させるスイッチとホーンボタンが兼用、ヘッドライトはロー/ハイとパッシングを、左ウインカースイッチはスポットライトのオンオフスイッチも兼ねている。

フォーマルでもカジュアルでもイケる大人感が魅力のソフテイル デラックスを試乗インプレッションの画像

前後バンクで長さが変えられたエキゾーストシステムはサイドから見た際のシルエットが美しい。リアブレーキキャリパーはトライアングルスイングアームに挟まれて設置される。

ピックアップ情報