RH1250S スポーツスターS
スポーツスターのニューモデル「Sportster S(スポーツスターS)」最大の特徴は、新開発となる排気量1,252ccの水冷60度VツインRevolution Max1250Tエンジンが搭載されている点だ。スポーツスター フォーティーエイトを思わせるマッシブなボバースタイルのスタイリングにフロントフォークはコンプレッション、リバウンド、スプリングプリロード調整機能付きの43mm倒立フォークを採用。最新の電子装備が充実しているのも大きな特徴となっている。
スポーツスターモデルの始祖であるKモデルが1952年、アイアンスポーツと呼ばれた初代スポーツスターのXLだと1957年登場という長い歴史を持つスポーツスターが、満を持してついに大幅モデルチェンジされた。搭載されるエンジンは先だって登場したパン アメリカに採用されたものから派生した水冷60度VツインRevolution Max1250Tだ。スタイリングに関してもまったく新しいモデルであると印象付けるものとされている一方で、どこかしらスポーツスターの系譜を受け継ぐことをにおわすスパイスも散りばめられており、伝統を感じさせるものとなっている。空冷エンジンから、水冷エンジンへと変更したことで、強大なポテンシャルを得たシン・スポーツスター。ハーレーダビッドソンの新時代を築く中心的存在と言えよう。