2022年式スポーツRH1250SスポーツスターS年式別モデルカタログ

スポーツ RH1250S スポーツスターS

ロー＆ロングシャシーに前後ファットタイヤを装備することで、ボバーカスタムスタイルで纏め上げられた「Sportster S（スポーツスターS）」。初代スポーツスターであるXLに搭載されたショベルヘッドエンジン、1986年から従来モデルまで採用され続けてきたエボリューションエンジンに続き3代目となる今回のエンジンは、排気量1,252cc、60度Vツインの「Revolution Max1250T」という名称が与えられ、ついに水冷方式となった。

もちろん空冷だったエンジンを単に水冷化したものではなく、まっさらな状態から新たに開発されたものであり、121馬力を鋭いレスポンスで発生させるポテンシャルは従来モデルの比になるものではない。フルアジャスタブルタイプの倒立フロントフォークや、ブレンボ製ラジアルマウントモノブロック4ピストンキャリパーなどの構成装備の充実だけでなく、6軸IMUをはじめとしたセンサーの装備によりコーナリングABS、コーナリングトラクションコントロールシステム、後輪スリップを抑制するコーナリングエンハンストドラッグトルクスリップコントロールシステムを搭載する。

スポーツスターSは低回転域から暴力的なトルクを発生させる上に、その太いタイヤサイズからは想像もできないほど卓越したコーナリング性能も持ち合わせている。その気になればスーパースポーツをも打ち負かすことのできるアメリカンスポーツバイクとして、新たな道を切り開いたのだ。

2022年モデルではビビッドブラックの他、ホワイトサンドパールとミネラルグリーンメタリックが追加されている。

価格・スペック

記載の車両情報や価格表記はメーカー発表当時のものです。
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。

全長（mm）: 2,270
全幅（mm）: 843
全高（mm）: 1,089
ホイールベース（mm）: 1,520
最低地上高（mm）: 90
シート高（mm）: 755
レイク(°) / トレール（mm）: 30 / 148
車両重量（kg）: 228
エンジン型式: REVOLUTION®Max 1250T
燃料供給方式: 電子シーケンシャルポートフューエル噴射（ESPFI）
排気量（cc）: 1,252
ボア×ストローク（mm）: 105 × 72.3
圧縮比: 12.0:1
最大トルク: 125Nm / 6,000rpm
トランスミッション段階: 6
フューエルタンク容量（L）: 11.8
燃費（km/L）: –
減速比 1/2/3/4/5/6速: 12.21 / 9.022 / 6.994 / 5.641 / 4.731 / 4.131
フロントタイヤ: 160/70TR17 73V
リアタイヤ: 180/70R16 77V
フロントホイール: アルミニウムキャスト、サテンブラック
リアホイール: アルミニウムキャスト、サテンブラック
ブレーキ: フロント：ラジアルマウント、モノブロック、4ピストンキャリパー　リア：フローティング、シングルピストンキャリパー
カラーバリエーション: ビビッドブラック、ミネラルグリーンメタリック、ホワイトサンドパール
主要装備: オールLEDヘッドランプ、オールLEDテール/ストップランプ、4インチビューアブルエリアTFTディスプレイ、コーナリングABS、コーナリングトラクションコントロールシステム、コーナリングエンハンストドラッグトルクスリップコントロールシステム、6つのライディングモード（スポーツ、ロード、レイン、カスタムX2）