恒例のポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)にて、2024年4月14日(日)に「JOINTS CUSTOM BIKE SHOW 2024(ジョインツカスタムバイクショー2024)」が開催された。昨年に続いて1万人を動員したジョインツはバイクメインのカスタムショーとしては国内最大規模を誇る。
ショーのメインであるカスタムバイク展示にベンダーブース、カスタムペインターエリアなどなど見所満載のジョインツであるが、今年は四輪カスタムの展示にも力を入れ、その結果、カーカスタムユーザーの来場者も多く見受けられた。会場はオーディエンスで溢れ、ゆっくりとカスタムマシンを吟味できなかった方も多かったのではないだろうか? ぜひコチラのイベントレポートで、じっくりと至極のカスタムマシンをご堪能アレ! 今回は展示されたカスタムに加え、注目のアワードを獲得したマシンをご紹介します!
徳島県のマッドラウドMCが製作したEVOカスタム。往年のベイエリアスタイルにインスパイアされたマシンであるが、ポイントは80年代のホンダCBXから流用した前後のインボードディスクブレーキである。
ヒューモンガスCCが持ち込んだEVOカスタム。同店が得意とする夜の東京をイメージさせるマシンに仕上げられている。まさにロードゴーイングチョッパー!
2台のディガーを展示したヴァーチュオーゾ。ディガーの王道とも言えるスタイリングは同店ならでは。カスタムペイントも美しい!
福岡県のヴィダMCが製作したアーリーショベル。定番のフリスコスタイルであるが、各部の徹底した作り込みで無二の個性が演出されている。まさに隙のない一台である。
プロトプロデュースのリグニスブースでは2台のカスタムマシンが展示された。EVOの中古車をベースに製作されたゼロデザインワークスのコンプリートカスタムマシンである。
埼玉のインフィニティが手掛けたEVOスポーツカスタム。コンパクトな外装にフレームワークの処理でオリジナルスタイルを追求している。
同じく埼玉県のサイクルウエストはEVOスポーツカスタムとショベルチョッパーの2台を展示。クリーンな仕上がりは同店の真骨頂。
THE OLD SPEED FACTORYが製作したEVOスポーツカスタム。ルシファーズハンマーを思わせるフューエルタンクとシートカウルが迫力のカフェレーサーである。マフラーの取り回しにも注目!
5台のチョッパーを持ち込んだスタンス。フリスコスタイルのリアルチョッパーである。
広島の平和MCが手掛けたトライアンフカスタム。水平基調のストレートラインが美しいバーチカルツインカスタム。
SATOMARI MCが製作したショベルカスタム。磨き上げられたショベルヘッドに豪華なカスタムペイント、クロームが眩しい、これぞショーバイク!
京都の105サイクルサービスが持ち込んだショベルカスタム。フューエルタンクのフレイムスに、ガンファイターシート&ボブフェンダーの組み合わせがツウ好みの一台。
インジェクションチューニングで名を馳せるIBIZAが製作したツインカムソフテイルカスタム。走りを追求したハイエンドマシンである。
ダイナオガレージのブースではメインのバイクガレージとケミカルブランド「WD-40」のプロモーションが行われた。キャンペーンモデルは蓮妃Queen!
こちらはベンダーエリアの模様。歩けないほどの大盛況ぶり!
ベンダーエリアにはシックスヘルメット、バイカー御用達のモトブルーズ、チップスカンパニー、地元名古屋のNOBUDZも出展。
例年通り、会場外にはストリートフードのケータリングコーナーが用意された。人気店の前は人垣が絶えることはなかった。
ここからは今期のアワードを獲得したマシンを紹介しよう。こちらはバイブズPICKとベストパンヘッドのダブル受賞を果たしたネイビーズのロングフォークチョッパー。スタイリングもさることながらエンジンのエングレービングも美しい。
続いてViSE PICKを獲得したのはヒッディーズのショベルチョッパー。ストレッチされたフォークによる均整の取れたスタイリングとイナズマをイメージしたカスタムペイントに注目。
ローラーマガジンPICKを獲得した東京インディアンズのチーフチョッパー。オーナーはトロフィークロージングの江川さん!
リッパーマガジンPICKとBESTチョッパーのダブル受賞となったブートレグ。モールディングフレームに立体造形が施されたフューエルタンク、フェンダーストラットの処理など、凝りに凝っている。
クラブハーレーPICKを獲得したオートスポーツのFXRカスタム。高年式モデルを集めたJOINTS NEXTのFXRエリアでも注目を集めていた。
46ワークスが手掛けたトライアンフレーサーがROUGH CRAFTS PICKを獲得。細部に機能美が宿る!
メタリックブルーのカスタムペイントに目を奪われるフランケンCWのショベルチョッパー。オーセンティックなスタイリングであるが、丁寧な作り込みで個性を発揮。 シェイクピストンPICKを獲得!
BESTトゥイークとBESTサイドバルブを獲得したチーターCCのフラットトラックレーサー。Have Fun!!のイメージリーダー的マシンであり、同店を代表するカスタムでもある。
チェリーズカンパニーが製作したロイヤルエンフィールドのSuper Meteor 650をベースとしたサイドカー「チャレンジャー」。同店がゼロから製作した驚愕のサイドカーだ! BESTメタルワークを獲得。
BESTフォースピードを獲得したクリブMCのショベルチョッパー。4速フレームを徹底的にモールディングし、隙のない一台に仕上げられている。
BESTドメスティックを獲得したエキセントリックのディガー。ガーターフォークにティラーバー、コフィンタンクなど見所多し!
モールディングフレームが美しいウィーラーズのナックルヘッドがBESTナックルヘッドを獲得。おめでとうございます。
ホットチョップ渾身のアーリーチョッパーがBESTショベルヘッドを獲得! エンジンのエングレービングに6ベントバー、モールディングタンク、そしてカスタムペイントなどなど、徹底的に作り込まれている。
もう一台のBESTショベルヘッドはラックMCが手掛けたクロームが眩しいアーリーチョッパー。すべてが見せ場となる同店を代表するカスタムだ。
ハマンズMCが製作したEVOカスタムがBESTエヴォリューションを獲得。シンプルかつクリーンにまとめられた稀有な一台である。
BESTスポーツスターを獲得したローカルサイクルスのEVOスポーツカスタム。ストレッチされたメッキフレームにハイマウントされたフューエルタンク、マフラーの取り回しも美しい。
ルシファーが手掛けたショベルロングフォークが見事BESTロングフォークを獲得。もはや説明不要! 圧巻のスタイリングだ!
SRカスタム専科、2%erがBEST SRを獲得!フューエルタンク一体型のモールディングフレーム、リアフェンダーの処理など驚愕の作り込みである。
BEST ユーロを獲得したウェッジMCのBMWカスタム。水平基調のスタイリングがキレにキレまくったクリーンなマシン。このシンプルな仕上がりも同店ならでは!
そしてラストはBEST FXRを獲得したヒューモンガスCCのFXRカスタム。その心臓部にはホットドックのHR4エンジンが搭載されている。クロを基調にダークテイストでまとめ上げたカラーリングも秀逸である。