2008年式 FLHX 105周年記念モデル
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エンジン内部の金属表面に存在する微細な突起に化学的に反応し、生成した金属化合物によって表面を改質するスーパーゾイル。人気の移り変わりの激しいオイル添加剤市場でヒットを続ける最大の理由は、効能を実感できる性能にある。エンジンは無論、それ以外にも有効なゾイル効果を検証しよう。

次から次へと商品が生まれては消える現代。いつの時代もユーザーは飽きっぽく、常に新しい何かを求めており、メーカーもユーザーの気を引くための製品作りに精を出している。したがって、残念ながら「本当によい物」より「少しでも新しい物」や「何かが違う物」が注目される傾向は否めない。そういう状況のなかで、ひとつの製品が長期に渡って支持される理由は非常に明快。そこに見た目の新しさより「確かな品質」があるからだ。15年もの間、性能向上のための改良はあるにせよ、フルモデルチェンジすることなく販売を続けているスーパーゾイルは、同種製品の中でも注目すべきロングセラー商品といえる。スーパーゾイルの最大の特徴は、前回解説したとおり、エンジン内部の金属表面を改質する効果があることだ。厳選された最高品質の特殊有機化合物が、エンジンオイルとともに各部を潤滑する過程で、金属表面の微細な突起に付着し、熱と摩擦が加わることで金属化合物を形成する。この反応によって、滑らかで強靱な金属表面へと変化するのだ。これによりシリンダー表面が改質されると、ピストンリングとのシール性が向上することでコンプレッションが上がり、クランクやカムシャフトのジャーナルやメタルのフリクションロスが低減してメカノイズも軽減される。また、ミッションが改質されれば、シフトドラム溝を移動するシフトフォークの動きが滑らかになったり、ギアチェンジの際のダイレクトなショックも軽減される。こうした効果はパワーアップを目的としたものではなく、エンジンが本来持っているパフォーマンスを取り戻し、維持することを目的としており、これこそが多くのユーザーがスーパーゾイルを支持するポイントである。街乗りレベルで静かさやスムーズさを実感でき、さらにスロットルを開けた時にはパンチが実感できるのだから、刺激的にパワーアップをアピールする製品を選ぶ理由はないというわけだ。
コンプレッションが上がることで、別のメリットも生まれる。コンプレッションが上がるということは燃焼効率の向上につながる。つまりシリンダーに吸い込まれた混合気がきれいに燃えてフリクションロスなどに転換しないため、オーバーヒートが収まるというのだ。これは空冷マルチのビッグバイクや、水冷ながら四方をカウルで囲まれたビッグスクーターユーザーから喜ばれている点だ。また我々サンデーメカニックのように、積極的にエンジン内部の観察を行うユーザーからは、スーパーゾイルによってスラッジが混入しづらくなったエンジンは、開けても汚れが目立たないという意見も聞かれる。エンジンオイルが汚れづらくなるのだから、そのオイルが循環しているエンジン内部がきれいに保たれるというのは、納得できる理屈である。

また、エンジン各部で発生するロスを抑えて、効率よく稼働することで、エンジンオイルの汚れが格段に少なく、さらにエンジン内部もとてもきれいに保たれる。その効果は、頻繁にエンジン整備を行うバイクショップのプロメカニックも認めるもので、バルブ周辺やピストンまわりのカーボンスラッジが驚くほど少なく、走行距離が多いエンジンでも、内部の摩耗状況は明らかに少ないという。また、スーパーゾイルをアセンブルオイルとして使用すれば、エンジン組み立て後の一発目の始動時に改質皮膜が形成されるから、その後の耐摩耗性や耐久性は大幅に向上する。これらの効能は、旧車好きにとって、性能向上以上にありがたい効果のはず。ある程度摩耗が進んだエンジンパーツでも、金属表面が改質されることでエンジンノイズや振動は減ってくるし、定期的に使用することでそれ以上の摩耗は抑制されるから、入手困難な絶版パーツを気にすることなく走りを楽しめるようにもなる。タイヤやブレーキパッドが減るように、走行すればエンジン内部も摩耗する。その摩耗を抑え、限りなく新車時の性能を持続させるのがスーパーゾイルの狙いである。そして、その性能が確かだからこそ、今もロングセラー商品としての人気を維持しているのだ。

添加量はエンジンオイル容量の8~10%。オイル容量3.5リットルなら、エンジンオイル3.15リットルとスーパーゾイル350mlを混合する。エンジンOH時に原液をアセンブルオイルとして使えば、ドライスタートの一発目で各部パーツの金属表面が改質されて、後の摩耗を軽減してくれる。

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第二次世界大戦が終結し、冷戦時代へと突入していったアメリカ合衆国。ベトナム戦争など再び戦火に包まれていく時代の最中、ハーレーもトライアンフなど英国産バイクという新たなライバルを迎えることになる。
1972年生まれ、ハマーサイクル代表。18歳からハーレー専門店で働き始める。東京都内にある2件のショップを経た後、27歳のときに単身渡米。カリフォルニア州南部のリペアショップで約6年修行し、2005年に地元の茨城県土浦市にハーレー専門のカスタムショップ「ハマーサイクル」をオープンさせる。
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