旧車風のルックスに
チョッパーテイストを
「若い頃からハーレーに、中でもパンヘッドに興味がありました。5年ほど前に我慢できなくなって、衝動買いしてました。48年式のパンをエボリューションさせた97年式のヘリテイジスプリンガーを！」。
長くヴィンテージカー（MG-A)所有していたオーナー。その分、旧モデルの苦労も知り尽くしていた。
「乗り始めたら長く乗ることはわかっていましたので、信頼性とフィーリングの取れたエボを。憧れたパンヘッドの雰囲気をもつスプリンガーを探して、ショップを30件くらい回りましたよ」。
苦労して探し出した程度のいい車両を思い描くイメージ通りにカスタムを施した。
「外装は黒を基調に塗装しています。そうすると、限られたメッキ部分が嫌味なく浮彫りになりますから。トランペットマフラーでアクセントをつけ、チョッパーとボバーの中間のスタイルを狙っています」。
クラシカルな色合いを持つスプリンガー。それをうまくアレンジした1台だ。
カスタムの詳細をチェック！
（写真左）メーカー不明 トランペットマフラー
車種違いのエキパイ＆マフラーを工夫を凝らし取付。スチール製マフラーが奏でる歯切れのいい程々のサウンドが○
（写真中央）既製品加工 ナローハンドル
イメージに近かった既製品ハンドルを加工。ハンドルを短くカットし、内側に少し曲げ、理想のハンドルポジションを実現。
（写真右）給排気の ライトチューン
キャブはHSR、点火はダイナSをチョイス。パワーを強化しフィーリングも気持ちいいものに。エボにはベストマッチとか。
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