VIRGIN HARLEY |  23nd Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2014 #03トピックス

23nd Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2014 #03

  • 掲載日/ 2014年12月15日【トピックス】
  • 取材協力/MOON OF JAPAN,INC.  取材・写真・文/田中宏亮
ホットロッドショーの画像

それでは、今年のホットロッドショーに出展されたハーレーダビッドソン以外のカスタムバイクの模様をお届けしましょう。

カスタムハーレーだけじゃない
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レポート#02では、ゲストバイクおよび展示されたカスタム ハーレーダビッドソンを主に紹介しました。続いては他メーカーのカスタムバイクやベンダーブース、ペインターコーナー、アワードの模様などをお届けします。

特に今回注目を集めたのは、主催のムーンアイズが特別に設けた歴代ディガーバイクを集めた『ディガービート』、そしてBMW Motorradによる『R nineT CUSTOM PROJECT』お披露目ブースでしょう。なかでも後者は、ブラットスタイルやヒデモーターサイクル、チェリーズカンパニーといったホットロッドショーでも常連のカスタムビルダーが加わったスペシャル企画ということもあり、大きな話題を呼んでいました。

そしてショーの最後を締めくくるアワードで、今年のBEST OF SHOW MOTORCYCLEを手にするのは誰か? 衝撃のフィナーレをご覧ください!

23rd Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2014

  • 開催日時/2014年12月07日(日) 09:00~17:00
  • 開催場所/神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1 パシフィコ横浜
  • 入場/[前売] 3,400円 [当日] 3,900円
  • 主催/MOON OF JAPAN,INC.
  • オフィシャルウェブサイト >>

フォトTOPICS(写真点数/47枚)

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01メーカーのカテゴリーを超えて大きな話題を生んだBMW Motorrad Japan presents 『R nineT CUSTOM PROJECT』のお披露目ブースがこちら。最後の空冷ボクサーツインエンジン搭載モデル R nineT(アールナインティ)を世界中のカスタムビルダーがカスタムするという驚愕の企画、日本からも4名のビルダーが参戦しました。
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02BMWバイクのカスタムビルダーとして、その業界で知らぬ人はいない46 Works(ヨンロクワークス)の中嶋志朗さんが手がけた『CLUBMAN RACER』。
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03日本のみならず、世界にもその名を轟かせる人気ショップ ヒデモーターサイクル代表の富樫秀哉さんは、らしさ全開のカフェレーサー『BOXER』をドロップ。
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04ホットロッドショー2連覇をはたしたチェリーズカンパニー 黒須嘉一郎さんによる真っ黒なストリートレーサー『HIGHWAY FIGHTER』。
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05現在、米ロスで活動中の高嶺 剛さん率いるブラットスタイルが手がけたダートトラックレーサー『CYCLONE』。
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06残念ながら全員集合とはいきませんでしたが、ここに独BMW Motorrad本社のデザインチーフを務めるオラ・ステネガルドさん(左から二番目)を加え、豪華にお披露目!
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07カスタムとは縁遠いと思われていたBMWというメーカー主体のビッグプロジェクト。その反響は大きく、会場では「ほら、あのBMWだ」とオーディエンスがブースに集まってきていました。主にハーレーのカスタムビルドを手がける屈指の実力者が参戦したという事実は、このジャパニーズカスタムカルチャーに間違いなく新風を吹き込んだと言えます。
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08今回のショーで主催が設けた特別コーナー、それがこの『ディガービート』。過去に注目を集めたものから最新のカスタムバイクまで、ディガースタイルにカテゴライズされるモデルを集結させた注目のコーナーです!
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09ひとくちに“ディガー”といっても、カスタムビルダーそれぞれの解釈によって大きく姿が異なるところが見どころ。改めて、これほどまでにスタイルが変わるものなのかと驚かされます。
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10珠玉のディガーがずらりと並ぶさまは圧巻で、文字どおり“ディガーロード”と化していました。オーディエンスの注目度も高し!
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11ホットロッドショーにメーカー制限はありませんので、国産モデルや他メーカーモデルのカスタム仕様がところ狭しと並びます。左下のモデル、ベースはなんとヤマハ セローだそう!
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12今やホットロッドショーの大きな見どころともなったカスタム カブのコーナー。世界にその名を轟かせるジャパンオリジナル カブも、カスタムビルダーの手にかかればご覧のチョッパースタイルに。
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13ディテールを見れば、まさしくカスタムバイクのそれ。カスタムと聞くとハーレーを連想してしまいがちですが、ベースモデルを選ぶのにメーカーのくくりなんて不要なのだと感じ入る次第です。
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14ユニークな演出もショーの大事な要素。こちらのコーナーでは、『トイストーリー』のワンシーンが見事に再現されていました。
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15ホットロッドショーといえばカスタムカー! バイクとの組み合わせは、ライダーとしては見逃さずにはいられません。
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16好例のカスタムペイントコンテスト、今回のお題は『SIGN OF THE TIMES』。好きな土台を選んで、個性的な時計を作っちゃえ!
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17ヘルメット、ホイール、タンクなど、ホイールジャンキーにはたまらない個性派の時計が並びます。
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18モーター系以外の土台を用いたってOK。カスタムペインターの腕が存分に発揮された作品群、眺めているだけで楽しくなってきちゃいますね。
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19そしてオーディエンスのお目当てでもある物販コーナー、ベンダーブースの模様をちょっとだけお見せしましょう。
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20まずは主催のムーンアイズ物販コーナーから。毎年恒例、入場口のすぐ横に巨大な販売エリアが設けられています。
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21やはり毎年限定のホットロッドショー オリジナルTシャツは注目度高し! あっというまに売切御免。
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22珠玉のアパレルグッズが詰め込まれたベンダーブースでは、ホットロッドショー限りのセールも実施されるので、ここを見逃すテはありません!
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23オートバイの必需品、ヘルメット。近年はオリジナルヘルメットが急増し、市場は激化模様。ここでしか手に入らないオンリーワンのヘルメットは手に入りましたか?
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24神奈川の人気カスタムショップ M&M’s motorcycle、今年はベンダーブースとして出展。同ショップだからこそ手に入るビンテージアイテムやオリジナルグッズにオーディエンスが集まってきます。
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25カスタムパーツのディストリビューター ネオファクトリーも恒例参戦。来年からコンプリートバイクの販売も始めるそうで、こちらも注目!
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26アメリカンライダーズギアを語るうえで欠かせないブランド トイズマッコイ。今年は代表 岡本博さんの愛車であるH-Dやトライアンフも展示。注目は、今年発表された『AMA』(アメリカモーターサイクル協会)のエンブレムを冠したヘルメットやウェアなどのオリジナルグッズ群。
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27そのほか、ブラットスタイル、トロフィークロージング、ブルコ、ジンギーズなど、ホットロッドショーだからこそ集う人気ブランドがぎっしり詰め込まれたベンダーブース。ここで買わずして、いつ買う?
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28ガレージを彩るグッズ類も豊富に取り揃うホットロッドショー。逆に多すぎて選ぶのが難しいほど。
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29遊び心は欠かせません、トイコーナーも見どころ。こんなものまで作れちゃうの? というジオラマに釘付けのオーディエンスも多数続出。
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301970年代アメリカンカルチャーを象徴する耐熱ガラス容器 ファイヤーキング。著名なロゴが入った人気製品は市場でものすごい価格になるのですが、ホットロッドショーではお手頃価格で手に入っちゃうことも。
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31続いては、カスタムバイク同様に注目度が高いペインターコーナー。日本中の手練が集結し、その腕を存分に披露してくれます。
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32彼らの手にかかれば、ヘルメットやタンクもご覧のグレードで仕上げられるのです。おひとついかが?
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33弘法筆を選ばず……もとい、ペインター、キャンバスを選ばず。タンクキャップや営業看板、ティッシュケース、はてはダルマまでご覧の姿に!
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34いよいよクライマックスを迎えたホットロッドショー、アワードがついに発表! まずはムーンアイズ代表 シゲ菅沼さんよりご挨拶。騒音問題に端を発した今年のホットロッドショー開催、もっとも大変な思いをされた御仁です。皆さんの協力もあり、近隣住民からの苦情もなく実施できたことに感謝の意を示されました。こちらこそ、ありがとうございました!
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35海外ゲスト セレクトによるアワードの受賞が次々と発表され、トロフィーと盾が贈られます。
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36そして今回、特別ゲストとして招かれたのが、ハーレーダビッドソン モーターカンパニー(米H-D本社)のモーターサイクルプロダクトプランニングマネージャー CHARIE WATTOWさん。シゲ菅沼さんとは旧知の仲だそうで、サプライズ来日!
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37栄えあるハーレーダビッドソン ピックを獲得したのは、宮城県のカスタムショップ アスタリスク!
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38そのアスタリスクのカスタムハーレーをじっくりご覧ください。フレームも製作したというスキのないパンヘッドです。
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39細部にいたるまで“魅せる”ことにこだわったという究極の一台、これが米カンパニーの目をひきつけました。
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40たった4枚では足りないほどに作り込まれたディテールの数々。この世にふたつとない“スペシャルワン”の受賞、おめでとうございます!
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41「ぜひお会いしたかった」とビルダーKosukeさんが熱望されていたシウンクラフトワークスの松村友章さんが、そのSunrise Cycles PICKを受賞。
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42ヨーロッパのカスタムパーツディストリビューター『W&W』PICKを受賞したのはヒデモーターサイクル!
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43CUSTOM PAINT PICKは、420カスタムズ! このテンションの高さに喜び度合いが表れていますね、おめでとうございます!
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44そして今年のBEST OF SHOW MOTORCYCLEは……チェリーズカンパニー! なんと、前人未到の3連覇達成です! さらにBorn Free AWARDなどなど、数々の賞まで総ナメ。恐るべし!
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45代表の黒須さんはじめ、受賞バイクとチェリーズカンパニーの面々は、来年10月にインドネシア・ジャカルタで開催されるカスタムショーにゲストとして招かれます! 皆さん、おめでとうございます!
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46御愛息とのツーショットもせっかくなので……。チェリーズカンパニーのカスタムが日本を代表する一台として海を渡っていくのを想像するだけで、胸が高鳴りますね。
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47開催前の心配などどこ吹く風、例年にない落ち着きぶりで幕を閉じた 23rd Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2014。来年も変わらぬスタイルで開催されるよう、みんなで協力し合っていきましょう。
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