TETSURO TARUNO×JOBMASTER
2008年8月にオープンしたウエスコジャパンの直営店、ウエスコ世田谷が今年15周年を迎え、2月17日にリニューアルオープンを果たした。そのウエスコ世田谷のショップマネージャーである樽野 哲朗は、掛け値なしに1年365日、毎日ウエスコブーツを履いている。ウエスコブーツに日々足を通し、自分が体験したことがブーツ選びのノウハウになり、その経験を接客で伝えている。まさに生の声である。
ハーレー乗りから絶対的な支持を得ている “ワークブーツ”メーカーがある。それがここに紹介するWESCOである。ハーレー乗りの足元は頻繁なシフトチェンジで酷使され、時には雨風に晒され、万一の事故の際には足を守る役割もこなさなければならない。スニーカーだと靴の傷みが激しく、すぐダメになってしまうだろう。それゆえハーレー乗りはブーツを求める。「ハーレーにはブーツがよく似合う」というスタイル的な面もあるが、求められる過酷な条件を考えればブーツが最善の選択と言える。しかしブーツと言ってもメーカーはさまざま。手ごろなモノからハイエンドモデルまでその種類は多い。それだけのブーツがあるなかで、なぜWESCOが多くの支持を得ているのだろうか。その魅力をご紹介したい。
WESCOは1918年、オレゴン州ポートランドで「WEST COAST SHOE COMPANY(=WESCO)」として創業された。「シューメイカー(=靴職人)」という名を持つジョン・H・シューメイカーによって興され、小さいながらクオリティを最優先したブーツ作りをするメーカーとして、アメリカの大恐慌や第二次大戦を生き抜き、現在に至るまで100年に迫る歴史を歩んできている。決して大きなメーカーではないWESCOが、時代を経るごとに高い評判を獲得していった背景には、職人の手による徹底したこだわりがあったからに他ならない。1足のブーツを製作するにはハンドクラフトによる155工程の手作業が必要で、高い技術力を持つ職人が1足1足時間をかけて製作する。WESCOが大量生産には向かない、非効率とも思える製造工程にこだわるのには理由があった。WESCOはそもそも野外で重労働を行うロガー(木こり)に向けてブーツ生産をスタートさせたのだが、オレゴン州は11月~3月に雨期が訪れる。そのため、頑丈で履き心地がいいだけではなく、雨の中で一日中作業をしても耐えうる防水性が求められたのだ。
その後、ロガー用に製作されたWESCOのワークブーツが評判を呼び、タフにブーツを使用する労働者から多くの支持を得るようになる。製品ラインナップはユーザーの職業に合わせて広がりを見せ、警察官や消防士など、さらにタフにブーツを愛用する人々からも高い評価を獲得した。日常的に履きこなせる頑丈さに加え、リペアをすれば足に馴染んだブーツを長く履き続けることができるのもWESCOが人気の秘密である。WESCOがハーレー乗りに求められる理由はこういった歴史的背景からも理解できるというもの。WESCOはブーツに求められる厳しい条件を高い次元で満たすことができるブーツなのだ。
2008年8月にオープンしたウエスコジャパンの直営店、ウエスコ世田谷が今年15周年を迎え、2月17日にリニューアルオープンを果たした。そのウエスコ世田谷のショップマネージャーである樽野 哲朗は、掛け値なしに1年365日、毎日ウエスコブーツを履いている。ウエスコブーツに日々足を通し、自分が体験したことがブーツ選びのノウハウになり、その経験を接客で伝えている。まさに生の声である。
1976年式FLをベースに製作されたショベルリジッドを愛機とする降矢 忠史。ナロードされたハイドラフォークにミディアムエイプ、ピーナッツタンク、サイクルフェンダー&ショートシッシーバーが取り付けられたオーセンティックなチョッパーだ。取材当日に履いてきていただいたウエスコは18インチハイトのモーターサイクルパトロールで、膝下すべてをカバーするスタイルは圧巻のひと言。
25年もの長き付き合いとなる1980年式FXGW ワイドグライドを愛機とする飯塚 記一。10代のころからSRやXL250などの国産モデルを乗り継ぎ、40年以上もバイクに乗り続ける生粋のモーターヘッドだ。そんな氏が愛用するウエスコのジョブマスターは、アメリカンクラフツマンシップが宿った本物のワークブーツだと氏は語る。
東京の渋谷区猿楽町で「ATSU LEATHER WORKS」を営むレーザーアーティスト、外山 篤。ジュエリーブランド「Good Art HLYWD」のオーナー兼デザイナーのジョシュ・ワーナーから受け継いだ1948年式FLベースのボッバーを愛機とする彼は、ウエスコブーツの魅力についてこう話す。それはレザーに対する拘りが感じられることだ、と。
ビンテージハーレーの殿堂、センバモータース所有の1976年式FXEを颯爽と乗りこなす岡田 悠。撮影当日は雨というバッドコンディションであったが、そんな悪天候など物ともせず、撮影にお付き合いいただいた。そんな彼が考えるウエスコとビンテージハーレーの魅力は、それらを通して知り合った人たちの人間力だと話す。
若かりし10代のころ、プロライダーとして全日本モトクロス選手権に出場していたという木原 政樹。3才でバイクに乗りはじめ、5才で初レース、そして16才でプロライダーになったという生粋のライダーである。そんな氏の現在の愛機は船場モータースで手に入れた1948年式EL、通称「ヨンパチ」で、ウエスコとビンテージバイクは最高の相性だと話す。
1961年式FLHのフルドレスを愛機とする甲斐 政弘。この他に20年以上の付き合いとなる1977年式のFXSローライダーと1949年式WLも所有する彼は、生粋のビンテージフリークだ。撮影当日に履いてきていただいたウエスコはカスタムフィットで制作されたスタンダードなボスで、バイクに乗るときは必ずウエスコを履くという。
今から10年ほど前にビンテージハーレーの殿堂、センバモータースで手に入れた1939ELを愛機とする弘内 英一郎。ただでさえ希少なナックルヘッドだが、さらに価値が高いサーティーズ、しかもミントコンディションの極上車両である。そんな彼は8足ものウエスコブーツを所有し、取材当日はバーラップラフアウトのロメオを履いてきていただいた。
23年来の付き合いになる1981年式のFXBカスタムを愛機とする女性ハーレー乗り、田村千夏。手掛けたのは神戸のエースモーターサイクルで、何度目かのフルカスタムを経て、昨年このスタイルとなった。そんな彼女がウエスコを履くようになったきっかけは、ハーレーを通した人との繋がりからであった。
1985年式のベスパ125ET3を日常の足とする梶谷昭好。10年ほどの付き合いとなる1975年式のXLCHトラッカーも所有しているのだが、現在マイナートラブルによりガレージで休眠中らしく、今回はベスパでの撮影となった。そんな彼のウエスコに対する思いとは……
ホンダのXR250 BAJAを日常の足とする青戸圭太。取材当日は5足ものウエスコブーツを持参いただいたのだが、聞けば20足近くのウエスコを所有しているという。ボスにジョブマスター、ロメオやJHクラシックなど、それはコレクションと呼ぶにふさわしい内容だ。
ウエスコジャパンの運営を行うサイクルマンが創業20周年を迎えたことを記念してジャパンリミテッドモデルとなる「VINTAGE RIDING BOOTS」が発表された。このモデルは1950年代のバイカーがカスタムしたVINTAGE RIDING BOOTSがイメージソースとなっており、使用される革はイタリアで鞣された極厚ホースハイドでバイクライドにも最適だ。
今から5年ほど前に手に入れた、1947年式インディアン・チーフのボバーを愛機とする岡田勇一。大阪在住の彼は、オリジナルペイントのポリスタンクがアイコニックなこのチーフボバーで、和歌山などの近畿圏内のツーリングによく出かけていると話す。もちろん彼の足元を固めているのはウエスコブーツだ。
ハイマウントされたピーナッツタンクにソロサドル、ハンドルはナイスのミディアムエイプ、そしてジョッキーシフト&ロッカークラッチというセッティングの1980年式FLHのリジッドショベル。このチョッパーの主人は、女性ハーレー乗りの髙田有唯。ショベルの納車記念に母親からプレゼントしてもらったジョブマスターは彼女の宝物だ。
1978年式FXショベルチョッパーを愛機とする宮本隆太。4速フレームに4インチオーバーのフロントフォーク、そしてスポーツスターのリミテッドタンクがアイコンとなるマシンである。そんな彼は8足ものウエスコブーツを所有し、ウエスコを履いてショベルに乗ることは自分へのご褒美みたいなものだと話す。
Brat Styleが手掛けたSRカスタムを愛機とする中尾康太郎。その心臓部は523ccにスープアップされ、ビッグフィンヘッドにハイコンプピストン、キャブレターにはFCR、さらにクランクにも手が加えられている。そんな彼が愛用するウエスコはネイビーラフアウトコンビのボスで、ちょうどSRに乗りはじめたころに手に入れたという思い入れの深いブーツである。
1971年式ショベルヘッドのワイドグライドチョッパーを愛機とする南波圭介。このショベルに乗りはじめて2年ほどとなり、以前はEVOソフテイルのチョッパーに乗っていたという。今日履いてきていただいたのはカスタムフィットで制作したブラックラフアウトのボスで、彼にとってはじめてのウエスコブーツである。
1942 WLAボバーを愛機とする髙橋大輔。8年ほどの付き合いになるというWLAであるが、前後16インチタイヤから、サンドフラッツ出場のためフロントのみ19インチに換装されている。聞けば20足以上もウエスコブーツを所有するウエスコフリークでもある彼は、ジャパン限定モデルや明るいカラーのレザーが好みなんだという。
ウエスコブーツの日本限定カスタムパーツとして孤高のシルバースミス、LYNCH SILVERSMITHが手がけたスペシャルバックル「LYNCH Silver Buckles」がこの夏登場した。LYNCH SILVERSMITHと言えば、過去に3度、コラボレーションモデルがドロップされているが、今回のLYNCH Silver Bucklesはカスタムパーツとしてのリリースとなっている。
クラブスタイルにまとめ上げられた2010年式FXDBストリートボブを愛機に持つ長谷川 透。彼はウエスコとも関係が深いクロムハーツの商品課でリペアのマネージメントやメガネ類の発注に加え、店舗スタッフのOJTなどを仕事としている。そんな彼はウエスコフリークでもあり、取材当日はブラックラフアウトのロメオを履いてきていただいた。
数多くの人気モデルを生み出してきたウエスコジャパンリミテッドモデルであるが、今回新たな2モデルが発表された。特別なホースハイドを採用した「HORSEHIDE CHUKKA」と「HORSEHIDE ROMEO」の登場だ。これらモデル、最大の特徴となるレザーにはイタリア・トスカーナ州のタンナリーが手掛けた「VACCHETTA LEATHER(バケッタレザー)」が使用されている。
WESCOのレースアップブーツの「顔」とも言えるレース(紐)の標準は、ナイロンレースのタン、ブラック、そして日本限定カラーとなるブラウンの3色で、カスタムメニューとしてレザーレースのブラウン、ブラック、日本限定カラーのホワイト、そして現在は廃盤となったネイビーに代わり、新色のディープブルーが登場した。
10年ほどの年月をかけて手が入れられてきた1966年式FLHを愛機に持つ井上英治。"スケさん"の通り名で親しまれている彼が愛用するウエスコブーツは、15年ほど履き続けているブラックノーチラスのボスで、つい最近ラプターソールに交換されたばかり。バイクに乗るときは必ずこのボスを履いていると彼は言う。
トランプサイクルでカスタムされた2020年式のスポーツスター・フォーティーエイトを愛機に持つ女性ライダー、山越有加里。彼女が愛用しているウエスコブーツは、プルオンブーツのモーターサイクルパトロールで、まだ仕上がったばかりだという新品に近い状態だ。
18歳のころからバイクに乗り始め、国産モデルから'87 EVOスポーツチョッパー、'81 ローライダーチョッパー、'49 WLチョッパーを乗り継ぎ、今から2年ほど前に現在の愛機である'90 EVOリジッドチョッパーを手に入れた小野利志也。人と違うもの、個性的なものが好きだという彼のウエスコブーツに対する想いとは……
1977年式XLH1000のガレージチョッパーを愛車に持つ小野まこと。このアイアンチョッパーとは、もう7〜8年の付き合いになるという。ウエスコブーツフリークでもある彼は、今回履いてきていただいたスレートレザーのハーネスの他、ボス、ジョブマスターなど、9足ものウエスコブーツを所有している。
人生初の大型バイクであるカワサキZ900RSを2019年春に手に入れた徳山敬司。彼が愛用するウエスコはプルオンブーツのモリソンだ。ウエスタンボスの愛称を持つモリソンの爪先をボストゥ、さらにインステップストラップを取り付け、ボスのようなルックスにカスタムが施されている。
今から1年半ほど前に船場で手に入れた1965 FLパンヘッドチョッパーを愛機に持つ山野孝之。パンヘッド購入と同時期にウエスコジャパンにも出入りするようになり、プルオンブーツのボスを購入。その後、ラフアウトのボス、ロメオ、ロバート・ウィリアムなどを手に入れ、ウエスコブーツにも夢中になっていった。
新車で手に入れた2020年式のローライダーSをトランプで現在カスタム中だという仁木雅樹。また彼は、ファッションに関する並々ならぬこだわりを持ち、ウエスコブーツにいたっては、実に40足近いブーツを所有し、その日のファッションに合わせてベストな1足を選びコーディネートしているという。
今から4年ほど前にビンテージハーレーの殿堂、船場モータースで1942Uを手に入れた辻内亮人。船場、ウエスコ、ラングリッツレザーズの合同展示会中の契約だったこともあり、そのお祝いとして船場の社長、岡田学氏よりウエスコブーツをプレゼントされたという。
ウエスコブーツの限定モデルとして、この夏リリースされた「10" Engineer of Waxed Flesh」と「8" Warren of Waxed Flesh」。これらの2モデルには、Horween社の「Waxed Flesh Leather」と名付けられた今までになかった新しいレザーが採用されているところが最大のポイントになっている。
高校生のころから憧れていたというヤマハ2ストロークモデルのマイルストン、RZ250を愛機とする山下泰幸。このRZの他にパパサンも所有する彼はウエスコブーツを14足ほど持つフリークであるが、そのほとんどがブラックのモデルで、1足くらい個性的なブーツが欲しいと思い、パープルレザーのボスを手に入れた。
クロームメッキの外装が特徴的な1946FLナックルヘッドチョッパー。オーナーの村田昌愛が、今から10年ほど前に手に入れた愛機である。ウエスコフリークでもある彼に今回履いてきていただいたのは、LYNCH SILVERSMITHとのコラボレーション2ndモデルのWESCO×LYNCH LIMITED MODELだ。
6年ほどの付き合いになるトライアンフのサンダーバードを愛機に持つ足立賢二。10代のころからUKカルチャーに傾倒していたという彼は、先輩が所有していたサンダーバードを縁あって譲り受け、今に至っている。そんなUKスタイルを愛する彼が選んだウエスコはシャープな印象のモーターサイクルパトロールだった。
大阪市中央区に店を構えるセレクトショップ「NALU」。ストーリーのある上質なアイテムだけを取り扱うこだわりのセレクトショップであるNALUの木羽店長と、スタッフの村田さんはハーレーフリークでもあり、ウエスコブーツへの思い入れも深い。そんなお二人に、ウエスコブーツへの思いを語っていただいた。
ナイス!モーターサイクルのボヘミアンオカダが手掛けた1966年式XLCHを愛車に持つ草間眞人。そんな彼の足元を固めているのは、今から7年ほど前に手に入れたウエスコのジョブマスターである。石川県の千里浜で開催されているサンドフラッツにショベルスポーツで出場した帰りにディーエン金沢で手に入れたのだという。
2020年1月24日より受注が開始された日本限定レザーの「Bison Leather(バイソンレザー)」。天然のシボ感が最大の特徴であるバイソンレザーは、非常にワイルドなイメージである。ウエスコのレザーラインナップには、定番のブラックレザーやブラウンなど、さまざまなレザーが用意されているが、今回登場したバイソンレザーはその個性が際立っている。
1941ELナックルヘッドチョッパーを愛車に持つ花岡公平は、無類のウエスコフリークである。取材日のジョブマスターはまだ仕上がったばかりだそうで、ブラック・ラフアウトとチャコール・ドマーネ・レザーのツートーン、ソールはラプターソールのホワイトをチョイス。ソールのブラックスリップがいいアクセントになっている。
豊富なカスタムメニューをラインナップするウエスコブーツであるが、ブーツの表情を決定づけるとも言えるレザー選びはカラーだけではなく、その機能性も合わせて選択することをおすすめする。そこで今回は、10種類以上ものレザーを用意するウエスコブーツのカスタムメニューに新たに加わった「チャコール・ドマーネ・レザー」を紹介しよう。
10歳のころからダートでバイクに乗りはじめ、現在は1966年式のアーリーショベルを愛車に持つマイク・エライアス。2006年にポートランドでワークウエアブランド「SHIP JOHN(シップジョン)」を立ち上げ、メイドインオレゴンにこだわった質実剛健のワークウエアを作り続けている。そんな彼はウエスコブーツのハードユーザーでもある。
ウエスコの長い歴史の中で、キーマンとなる人物の名が冠された限定モデル「SHOEMAKER FAMILY COLLECTION」が発表された。用意されるモデルはRobert William(ロバートウイリアム)とJohannes(ヨハネス)、Hendrik(ヘンドリック)の3モデルとなっている。ホースハイドなどの限定レザーを使用した全12モデルがラインナップされ、インソールには「Family Collection LOGO」が配されている。
ホグホリックが手がけたアーリーショベルチョッパーを愛車に持つ青戸 強。同店にてスポーツスタータンクにボブフェンダーがセットになったデュオフレームをベースにアーリーショベルモーター&ミッションを搭載したこのマシンをオーダーし、今から2年ほど前に手に入れた。そんな彼はウエスコブーツのコアなファンでもある。
船場モータースで手に入れた、1935年式のIndian Fourカスタムを愛車に持つ、COBA。中学生のころに家の近所で見かけたIndianにインスパイアされ、それ以来ずっと憧れ続けてきたのだという。その他ビンテージバイクを数多く所有する彼は、バイクに合わせてウエスコブーツを作り、現在では20足近いウエスコをコレクションしている。
ウエスコジャパンリミテッドとして新色のパープルレザーがラインナップに加わった。紫と言えば、少々ハードルが高いと思われがちであるが、トーンを抑えた落ち着いた色合いのパープルなので、幅広いスタイリングに取り入れることができるだろう。例えば色褪せたブルージーンズなどとの相性も抜群のはずだ。
ハーレーダビッドソン専門誌「ROLLER」編集のフリーランスエディター、GONZ。1949年式FLパンヘッドチョッパーと、街乗り仕様にしたAVCCレーサー、1951年式Gを日常の足とする彼が愛用するウエスコブーツは、JAPAN LIMITED MODELの「WESCO×ROLLER CUSTOM ROMEO」である。
大阪の中心地、御堂筋に面したクロムハーツ大阪でストアマネージャーを務める、近藤翔太。11名のスタッフを束ねる彼は、ここクロムハーツ大阪で11年ものキャリアを積み重ねてきた叩き上げの店長である。そんな彼が愛用しているウエスコブーツはクロムハーツ×ウエスコのカスタムボス、エンジニアダガーである。
2017年2月に群馬県の太田駅前にオープンしたセレクトショップ「KLAMP(クランプ)」の女性店長、小林佳世さん。そんな彼女が愛用しているウエスコブーツはレギュラー・トウのジョブマスターで、ブラックレザーにソールは定番の#100 VIBRAM、ハイトは6インチ、ライトウエイトステッチはブラックにカスタムされている。
大阪市城東区に本社を構える山田辰はカバーオール、いわゆる「つなぎ服」を90年以上も作り続けている老舗メーカーである。オリジナルつなぎブランド「AUTO-BI」はメイドインジャパンの逸品で、常に進化し続けている。そんな山田辰と同じく100年の歴史を持つウエスコがコラボレーションしたつなぎ服、WESCO×山田辰 COVERALLS "AUTO-BI " がこの度完成した。
ウエスコU.S.A.100周年記念限定モデルとして発表された「Horsehide Jobmaster -100th Anniversary Model-」。使用されるレザーは、ホーウィン社のブラックホースハイドで、馬の臀部のみを使った肉厚なホースハイドとなっている。もちろん耐久性にも優れており、馬革特有の経年変化も堪能できる。
今年20周年を迎える金沢市のセレクトショップ「SKANDA」を営む米澤公寿。SKANDAはバイク、スケート、音楽、ストリートといったキーワードで北陸シーンを牽引する金沢の最重要ショップである。同店の2階はリニューアルオープン4年目のウエスコ金沢となっており、彼はその切り盛りも行なっている
大阪の南堀江にあるザ・リアルマッコイズ大阪店スタッフの野辺陽子さんは、勤続17年目のベテラン販売スタッフで、その明るい性格からショップのムードメーカー的な存在でもある。ズバ抜けたファッションセンスを持つ彼女のお気に入りは、ウエスコ初のゴートスキン(山羊)を使用したエンジニアブーツの2016ジャパンリミテッドモデル。
今年、創業100周年を迎えたウエスコが、同社として初となるアロハシャツを完成させた。デザインに使用されているのはオリジナルで描き下ろされたウエスコの代表的モデルであるボスとジョブマスターだ。
ウエスコU.S.A.100周年記念モデルとして発表された「1939's」を今回は紹介しよう。用意されるのは「Black Horween Horsehide Leather」、「British Tan Domane Leather」「Charcoal Domane Leather」というそれぞれ使用されるレザーや木型、アウトソールなどに違いが見られる3モデルとなっている。
ビンテージハーレーの殿堂、センバで手に入れた1946年式ELナックルヘッドを愛車に持つ中村正太。今回撮影用にボスを2足とジョブマスター2足の計4足ものウエスコブーツを持参いただいた。お気に入りはバーラップラフアウトのボスで、3年ほど前に手に入れたものだ。
東大阪市の「IRON HEART THE WORKS OSAKA」を一人で切り盛りする前田健太。この場所は、ビンテージハーレーの殿堂、船場モータースのすぐ近くで、さらにウエスコ大阪までも歩いて行ける距離にあるというまさに大阪のディープスポット。ウエスコユーザーでもあるそんな彼に話を伺った。
ナイスが手がけた1956年式パンヘッドチョッパーに乗る柳原規人。8インチオーバーのスプリングフォークにアップスイープのトランペットマフラーがスタイリングの要となるチョッパーである。1年365日ウエスコを履いているという彼。今日は10年来の付き合いになるボスを履いて取材に対応いただいた。
大阪の船場モータースで手に入れた1954年式のFLを愛車に持つ松井良輔。神戸元町でヘアサロンを経営する彼は、自宅からお店までの往復約60kmの道のりをハイドラで通っている。現在お気に入りのLYNCH LIMITED MODELの他に数多くのウエスコブーツを所有しているというウエスコフリークでもある。
大阪市の郊外、江坂で70年代前後のバイカーアパレルを取り扱うショップ、sixhelmets代表、津田翔。店を立ち上げ今年で7年目となる彼はアメリカ西海岸に年3、4回は商品の買い付けに赴き、現地のカルチャーに刺激を受けることが多いという。もちろん彼の足元をかためているのはウエスコブーツである。
ウエスコブーツのインストアイベントを開催しているハーレーダビッドソン正規ディーラー、ハーレーダビッドソン和歌山。代表取締役の津川正照さんをはじめ同店のスタッフにはウエスコフリークが多い。2017年式FLHTKを愛車に持つ津川社長はエボリューション、ツインム、そしてミルウォーキーエイトのウルトラを乗り継いだきたハーレーフリークでもある。
今期、ウエスコがスタンダードレザーとして用意しているブラウンレザーが「チェスナット・ブラウン」として新しく生まれ変わることになった。非常に肉厚なカウハイドが使われ、その厚みはブラックやレッドウッドレザーと同じ6.5~7ozとなり、バイクライドには最適なレザーに仕上げられている。
2018年、ウエスコが100周年を迎えたことを記念して「WESCO 100th Anniversary Book“Boots that Stand the Gaff”」の発売が今春予定されている。手掛けたのは「My Freedamn!」など多くの著書を持つ田中凛太郎氏である。その製作には6年もの歳月を費やし、1冊の本の製作にこれほどまでの時間を掛けたのは田中氏の経験でもはじめてだという渾身の本となっている。
豊富なカスタムメニューをラインナップするウエスコブーツであるが、チョイスするレザーでブーツのイメージは大きく変わる。ウエスコには定番のブラックレザーやブラウンレザーの他に数多くのレザーが用意されているが、新たにBRITISH TAN DOMANE(ブリティッシュ・タン・ドマーネ)がラインナップに加わった。
この秋、2017年式のソフテイルデラックスを手に入れたお笑い芸人、フルーツポンチの亘健太郎さん。このデラックスが彼にとってはじめてのハーレーだという。そんな彼の足元を固めているのはウエスコのジョブマスターだ。
BECKELとWESCOがタッグを組んで製作したコラボレーションバッグ、WESCO×BECKEL NECESSARY BAGは、バイク乗りにこそぜひ使っていただきたい。普段使いに最適なサイズ感で携帯電話や財布、グローブ、カメラなどを収納し、付属のショルダーストラップで肩からかけることができるのでバイクライドに適している。
キングオブモーターサイクルレザージャケットカンパニー「ラングリッツ・レザーズ」。1947年、オレゴン州ポートランド創業の、言わずと知れたレジェンドブランドである。職人によるハンドメイドで1日6着という少量生産ながらカスタムメイドにも対応している。そんなラングリッツ・レザーズの本社でオフィスマネージャーを勤めるスコット・スミスはウエスコブーツのヘビーユーザーでもある。
ウエスコブーツのカスタムメニューに新たな選択肢が増えた。今回紹介するのは、ウエスコジャパン限定のローラーバックルの新色シャンパンピンクと、同カラーのアイレット&フック、さらにアイレット&フックにイエローのカラーバリエーションが加わった。
定番のJOBMASTERにアイレット&フックのカスタムが施されたWJ STANDARD JOBMASTER。10インチハイトに#100 VIBRAMソール、ホワイトのヘビーウエイトステッチ&ブラウンのライトウエイトステッチ、そしてブラスのアイレットという組み合わせの定番のJOBMASTERに、ウエスコジャパン限定のアイレット&フックが取り付けられたものとなっている。
宝塚歌劇団で大道具の職に就いているというCONTIITA。14年の職歴を持つベテランである。ちなみにこの「CONTIITA」という名前。もちろんアダ名であり、まわりの仲間からはコンチくんの愛称で親しまれている。そんなコンチくんの足元を固めているのは、3年ほど前に手に入れたウエスコのボスだ。
ウエスコ社は、BORN-FREE 2017に出展するため、6月19日からの4日間をかけて、オレゴン州スキャプースのウエスコ本社からロサンゼルスまでバイクで旅をするという企画「WESCO RIDE」を開催。このWESCO RIDEに参加した現役のポリスオフィサー、JEFF HERINGをフィーチャー。
ブーツのイメージを大きく左右するレザーカラー。ツートーンやスリートーンといった組み合わせにより、オーナーのイメージに合ったオンリーワンの一足を作り上げることも可能。スタンダードなブラックレザーをメインに数多くのレザーカラーをラインナップするウエスコブーツだが、ここで改めて定番カラーのレッドウッドレザーを紹介させていただきたい。
北九州市に居を構えるインディアンオレンジ代表、小田浩司。今年15年目を迎える同店はショベルヘッドを中心にパン、ナックルからツインカム、スポーツスターまで取り扱う守備範囲の広いカスタムショップである。10年来の夢だったというボンネビルソルトフラッツに挑戦する彼の足元をかためているのはウエスコブーツである。
独自の経年変化が楽しめるウエスコのベジタブルタンニンレザー。アメリカのタンナーで手掛けられたこのレザーは、植物性タンニンのみで革鞣しを行うベジタブルタンニン鞣しで仕上げられている。そこで今回は、ベジタブルタンニンレザーの経年変化のサンプルとしてカスタムモデルを紹介しよう。
独自の経年変化が楽しめるウエスコのベジタブルタンニンレザー。アメリカのタンナーで手掛けられたこのレザーは、植物性タンニンのみで革鞣しを行うベジタブルタンニン鞣しで仕上げられている。そこで今回は、ベジタブルタンニンレザーの経年変化のサンプルとしてカスタムモデルを紹介しよう。
LAで開催されるBORN-FREE MOTORCYCLE SHOWのオーガナイザーのひとりであるGRANT PETERSON。ショーのプロモーションのため、昨年末に開催された第25回ヨコハマホットロッドカスタムショー2016を訪れた彼に話しを聞いた。
LAのサンタモニカで1990年にスタートしたウルトラハイエンドジュエリーブランド「Good Art HLYWD(グッド・アート・ハリウッド)」。メイドインLAにこだわり続け、名立たるハリウッドスターを虜にするグッド・アート・ハリウッドのオーナー兼デザイナーのジョシュ・ワーナーは生粋のモーターヘッドであり、ウエスコのヘビーユーザーでもある。
ウエスコが採用するソールの中でも人気が高い#1010や#4014のトラクションソール。ただ耐久性という面で他のソールに比べてソール交換のサイクルが早く、この点の改善が望まれていた。そこで今回、ウエスコが独自で開発したオリジナルのRAPTOR SOLE(ラプターソール)がラインナップに加わることになった。
1918年、オレゴン州スキャプースでジョン・ヘンリー・シューメイカーにより創立されたウエスコ。ロッガーやラインマン、ファイヤーファイターといった屈強な男たちの足元を守り続けてきたウエスコが100周年を迎えることを記念し、ウエスコジャパンプロデュースのもと特別なアニバーサリーモデルが製作された。
豊富なモデルラインナップとカスタムメニューで、世界でただ一足のオリジナルブーツを製作できることが大きな魅力のウエスコブーツ。そんなウエスコのラインナップに今回新たなモデル、JOHANNES(ヨハネス)が加わった。
岐阜を拠点に活動するローブロウアーティスト、KNUCKLE。皆は敬愛を込め、彼のことをナックルさんと呼ぶ。関西カスタムシーンを牽引するショー「ニューオーダーチョッパーショー」のメインコンテンツであるアートショー「バーバリアンサーカス」参加アーティストの常連でもあるナックルさん。そんな彼の足元を固めているのはウエスコのジョブマスターだ。
今シーズン、立て続けにニューモデルやニューレザーをリリースしているウエスコブーツだが、今回紹介するのは新しくカスタムメニューに加わったアメリカのタンナーで制作されたベジタブルタンニンレザーである。これは非常に手間と時間がかかるレザーで、素材本来の良さを最大限に生かした高品質なものとなっている。
豊富なカスタムメニューをラインナップするウエスコブーツ。それぞれの用途や趣向に合わせて制作した、世界で唯ひとつのカスタムブーツを手に入れる喜びは、なにものにも代え難いものがある。そんなカスタムメニューに、今まではヨーロッパ限定カラーであったオリーブレザーが加わり日本でも解禁となった。
ハードなロガーブーツの印象が強いウエスコブーツであるが、豊富なカスタムメニューにより、さまざまなスタイルのブーツに仕上げられるということは、もはや周知の事実であろう。
プロスポーツ選手のフィジカルコーチを勤める五十嵐悠哉、39歳。誰もが知る総合格闘技選手や世界チャンピオン、さらにビーチバーレーのオリンピック選手をクライアントに持つ彼はトレーニングや食事を含めた身体の管理を一手に担っている。そんな彼が最近スポーツスター883Rを手に入れた。もちろん足元を固めているのはウエスコブーツである。
ハードワーカーから絶大な支持を集めているウエスコブーツだが、軽快なローカットモデルがラインアップされていることをご存知であろうか? 2015年、そんなローカットブーツに新たなモデルが加わった。ウエスコ三代目社長ロバート・ウィリアム・シューメイカーの名を冠したローカットモデル、ROBERT WILLIAMである。
ウエスコジャパンでソールの張り替えやリペア、接客を行うキャリア4年目の戸髙正也。彼が愛用しているウエスコはブラック&ブルーのコントラストがアクセントとなるオールラフアウトのジョブマスターである。
WBCアジアヘビー級チャンピオン、樋高リオ。昨年2月にアジアタイトルを獲得した彼の次なる目標は、もちろん世界タイトルの奪取。ヘビー級ボクサーならではの屈強な肉体を持つ彼は、質実剛健を誇るウエスコブーツのヘビーユーザーでもあるのだ。
100年に迫る歴史を持つワークブーツメーカーとしてハードワーカーから絶大な支持を集めているウエスコブーツ。質実剛健なカスタムメニューを取り揃えているウエスコであるが、今回紹介するのはブーツの本質とも言えるレザーの新色となるスレートレザーである。
1947年式のFLナックルヘッドのチョッパーを足にする古川隆浩。5年ほどの付き合いとなるこのナックル以前は、ショベルのチョッパーやEVOのカスタムを乗り継いできたハーレーフリークである。バイクに乗るときは必ずホースハイドのナローエンジニアを履くという彼。20代のころからいろいろなブーツを履いてきたというが、ウエスコはフィット感が抜群だと話す。
1972年式のKAWASAKIマッハ750SS H2を愛車に持つ柿原紳一。彼は大阪府柏原市で空冷国産旧車をメインに、レストア&カスタムを手掛ける神鳴エンヂニアリングを主宰する傍ら、カワサキの2ストロークトリプルを愛するモーターサイクルフリークでもある。そんな彼が愛用するウエスコブーツはバーガンディードメインレザーを使用したジョブマスターだ。
大阪でハーレーをメインに国産旧車、そしてオールドカーのメンテナンスを手掛けるT・M FACTORYを営む森田俊信。1952年式のFLを足にする彼は自宅から片道20kmほどの道のりを毎日このパンヘッドに乗ってやってくるというハーレー乗りでもある。そんな彼の足下を固めるのはバーガンディードメインレザーのボスである。
大阪でアメリカンガレージドアの設営に携わり、さらにガレージハウスのフレーマーという顔を持つ平田央。1995年式FXDLローライダーと1982年式のFXBスタージスを持つハーレー乗りでもある彼の足元を固めるのはWESCOのボスである。
100年に迫る歴史を持つワークブーツカンパニーのウエスコ。そんなウエスコが手掛けるブーツの魅力にはユーザーの用途に合わせたカスタムブーツの製作が挙げられるが、今回はウエスコの代表的モデルであるプルオンブーツのボス、そしてシューレースブーツのジョブマスターのスタンダードモデルを紹介させていただきたい。
LANGLITZ TOKYOショップマネージャー、猪狩顕。愛車の1941年式FLを片道30km以上ある通勤に使う生粋のバイク乗りである。10代のころからブーツに傾倒していたという彼は一般的なスニーカーを消耗品だと考えより丈夫なブーツを求め、22才のときにWESCOのジョブマスターを手に入れた。
数多いウエスコブーツのラインナップ中、唯一のローカットレースアップブーツであるJH CLASSICS。2002年にリリースされた比較的新しいJH CLASSICSは、ウエスコの創立者、ジョン・H・シューメイカーの名を冠した特別なモデルとなっている。そのJH CLASSICSにアップデイトが施された。
ハードなワークブーツが信条であるウエスコブーツであるが、気軽に、そしてカジュアルに履くことができるモデルが存在することをご存知であろうか? 今回紹介するロメオは、1976年から2002年まで生産されていた唯一のスリップオンモデルである。
大阪のなんばに居を構えるローブローアートやホットロッドカルチャーに傾倒したアパレルショップ、THE WORLD主幹、松谷直幸。神戸ニューオーダーチョッパーショーのアートショー、バーバリアンサーカスの仕掛け人としての顔も持つ彼は、昨年ネイビーのジョブマスターを手に入れた。
村山モーターサイクル主宰、村山隆。言わずと知れたビンテージハーレーを中心に取り扱う大阪ハーレーシーンのキーとなるショップである。氏が愛用するバーラップのオールラフアウトのこのボスは履き始めてまだ半年ほどだという。
スワロウテイルで手に入れた1983年式のXR1000を愛車に持つ、ユナイテッドアローズ・クロムハーツ本部のストアディスプレイを担当している内田直。クロムハーツではカスタムが施されたウエスコブーツをレギュラーアイテムとして取り扱っているのだが、そんな関係性からもウエスコブーツと彼の関わりは深い。
孤高のシルバースミス、LYNCH SILVERSMITHがアレンジを加えたWESCO×LYNCH LIMITED MODEL。2011年にリリースされた1stモデルに続いて今回登場した2ndモデルは、前作を凌ぐLYNCHらしい重厚な佇まいのブーツにフィニッシュ。ファンを唸らせる高い完成度を誇っている。
1930~50年代のエンジニアブーツの木型から製作されたナローなシルエットが特徴的な2010年の限定モデル、NARROW WESCO ENGINEER BOOTSがホースハイドを使用したモデルとなって復活を果たした。
名古屋を拠点にLANGLITZ JAPAN、そしてMOM&POPを主宰するVINTAGE BLUE代表、岡本隆則。1947年式のFLを愛車に持つビンテージハーレーフリークである。そんな氏の足元を固めているのは1993年にリリースされたWESCOとLANGLITZ LEATHERSのコラボレーションモデルのボスである。
名古屋を拠点に活動する彫師、COOL TATTOOING MASATO。彼は1937年式 Uを日常の足とする筋金入りのバイク乗りだ。そんな彼の足元を固めているのはウエスコのモーターサイクルパトロールをカスタムしたプルオンブーツである。一見するとボスのカスタムモデルかと思われるカスタムが施されている。
大阪府大東市に居を構えるリボルトカスタムサイクルズ代表、井上正雄。仙台のワイルドロードで9年間勤め上げ、地元大阪に店を立ち上げ3年目になるチョッパー屋の主である。2014ニューオーダーチョッパーショーで、見事にBEST OF CHOPPERを獲得した彼は、ウエスコのボスを使い慣れたスパナのような存在だと話す。
ハーレー関連の雑誌やWEBはもちろん、その他のバイク雑誌でも幅広く活躍するカメラマン、増井貴光。バイクライドにはブーツは欠かせないという増井カメラマンがウエスコのプルオンブーツ、モリソンを手に入れた。ウエスコブーツの世代を超えて受け継がれていくというストーリーに心を動かされ、購入を決めたという。
2000年に世田谷でオープンし、今年で14年目を迎えるシャフトシルバーワークス代表、本間正己は生粋のバイク乗りだ。20年来の付き合いとなる1966FLHアーリーショベルはゼロエンジニアリング時代の木村信也が手掛けた車両でシャフトのアイコン的存在となっている。そんな氏にウエスコへの思いを語っていただいた。
WESCO CUSTOM ARCHIVE 29でお伝えしたDOMAIN LEATHERを使ったカスタムモデルのファーストロッドが入荷したとの情報をキャッチしたので早速紹介しよう。今現在の納期は注文から約3ヶ月ほどとのことなので、秋のベストシーズンにブーツを手に入れたいのなら、今このタイミングの注文がベストである。
WESCO純正レザーシューレースに、日本限定カラーとしてイエロー、ネイビー、レッドの3色が加わり、既存のブラック、ブラウン、ホワイトと合わせてレザーシューレースは計6色のラインナップとなった。
今年10周年を迎えるSELECTED代表の西岡竜一朗は、とにかく走る人だ。片道25kmの毎日の通勤はもちろんのこと、各地のカスタムショーにも愛車のソフテイルに乗って参加。好評を博している毎月恒例のナイトランなど、カスタマーとともに走ることも多い。そんな彼はバイクライドを考えて毎日ボスに足を通している。
自身が影響を受けたオートバイやファッションというフィルターを通してオールドメディアである油絵をカスタムすることにより現代を表現するアーティスト、柴田剛。2003年式のXLH883のカスタムを愛車に持つ彼の足元は今年1月に仕上がったばかりだというウエスコのボスで固められている。
バリエーション豊富なレザーカラーをラインアップするウエスコであるが、今回「Black Tie Domain」 に「Burgandy Domain」 、そして「 Brown Domein」という3種類のレザーカラーが新しく登場。ウエスコ正規代理店では、すでにオーダーが可能となっている。
愛媛県今治市でMOTORCYCLES GALLUPを営む越智孝。15年以上の付き合いとなる1938年式のELナックルヘッドチョッパーを日常の足にする彼は、近所のコンビニからロングツーリングまで、すべてこのナックル1台でまかっている。そんな彼の足元は13年近く愛用しているというボスで固められている。
和歌山県で内装屋を営む「HULK」こと清原直文。彼の愛機はゼロエンジニアリングが手掛けた1946年式のナックルヘッドチョッパーだが、現在エンジンOH中のため、セカンドマシンのアエルマッキが日常の足となっている。そんな彼が愛用するブーツはリンチシルバースミスによるカスタムが施されたボスである。
岐阜県でセレクトショップ「VECK」を営む石川正信。1967XLCHをベースとしたトラッカーを愛車に持つ彼は「手軽に乗れて、小さくてスリムなバイクが好き」だと話す。「純正スタイルよりはチョッパーやカスタムが好きなんです」という言葉通り、彼の足元を固めるウエスコも個性的なカスタムが施されている。
2013年10月からカスタムメニューに加わったアイレット&フック。これはジョブマスターに代表されるレースアップブーツ用の日本限定メニューとなっている。さらにWESCO JAPANクオリティの証としての刻印が施されることになった。
プライベートビルダー「YOCK」こと佐々木賀博。彼が今期ニューオーダーに持ち込んだロイヤルエンフィールドは友人であるクロージングショップNO nameのスタッフのために製作したものだ。欲しいものは何でも作ってしまうDIY少年だった彼は独学で金属加工を学び、自宅近くのガレージで作業を続けている。
東京世田谷でデニムをメインにしたリアルワークウエアブランド「TROPHY CLOTHING」を営む江川真樹。2006年にスタートした同社は全国に50店近くのディーラーを抱え、さらにイギリス、台湾、韓国にもディーラーを有している。インディアンフリークでもある彼のウエスコブーツに対する思いに迫る。
ウエスコジャパンリミテッドモデルの「NARROW WESCO ENGINEER BOOTS」と「FLIGHTMASTER」のために特別に製作されたNARROW LAST。ブーツ製作の上で最も重要な道具であるこのLASTが、通常カスタムのオーダーで選択することができるようになった。
長崎でGenuine Wear TACKを営む仲雄史さん。15年の付き合いとなるストックスタイルの47ナックルと、12インチオーバーのスプリングフォークが取り付けられたサンティーフレームのEVOチョッパーを持つ生粋のハーレーフリークである。
カスタムペインターとして突出したスキルとセンスを持つシェイキンスピードグラフィックス主宰、清水智巳。アメリカのサインボードやスケートなどからイメージを喚起されることが多いというシェイキン愛用のブーツはジョブマスターである。
1947年式のINDIAN CHIEFのBOBBERを日常の足とするNEIGHBORHOODデザイナー、島菜有。生粋のオートバイ乗りである彼の足元を固めるのはWESCOのプルオンブーツ、BOSS。彼にとってWESCOは体の一部のような存在だという。
アメリカ国内において多くの警察がモーターサイクルオフィサー用として正式採用しているWESCOブーツのMOTORCYCLE PATROL。今回はオートバイライディングに特化したこのMOTORCYCLE PATROLのカスタムモデルを紹介しよう。
WESCOディーラー北陸の拠点となるWESCO Kanazawaの川端弘愛は生粋のヴィンテージモーターサイクルフリークである。愛車の1936年式ELが取り持つ縁でWESCO Kanazawaの立ち上げに至ったという不思議な経緯があるという。
ウエスコジャパンのディレクター、河北浩太。叩き上げのリペアマンにして、ウエスコジャパン設立当初から岡本社長の右腕となるべくブランドプロモーションから商品企画、販売統括までもこなす、同社のキーマンである。
ウエスコの大きな魅力である履き手の好みや用途を反映したカスタムオーダーに新たな選択肢が加わった。そこで今回は、日本限定モデルの#100 VIBRAM HONEY SOLE&4色用意されるLEATHER INSOLEにフィーチャー。
ウエスコ史上初となるコードヴァンを贅沢にも全面に使った2012年のジャパンリミテッドモデル「J.H. CLASSICS+CORDOVAN」。このモデルはドレスシューズと見紛うかの佇まいであるが、ウエスコの根幹たるワークブーツの資質を備えている。
FRONTEND MAGAZINE編集長、酒元泰彦はショベルに乗るフリークであり、彼の足元を固めるのはウエスコのボスである。
鹿児島県のカスタムショップSWALLOWTAIL MOTORCYCLESの主、桜井夏樹は生粋のウエスコフリークだ。今から16?7年前に出会ったジョブマスターを契機に、彼の足元を固めるのは堅牢なウエスコブーツとなっている。
大阪で小山お好み焼き店を切り盛りするローライダー乗りのローラさん。頼れる姉御的存在として大阪では有名なローラさんはウエスコのヘビーユーザーであり、ご子息の昌一さんも同じくハーレー乗り。もちろん足元を固めるのはウエスコだ。
日本の旧車シーンを牽引してきた大阪の船場。1947年に創業を果たした船場は今年65周年を迎えた。そんな船場の岡田学さんと、そのご子息、悠さんの足元を固めるWESCOブーツ。二人がWESCOにかける思いとは?
雑誌HBJ創刊以来、雑誌の顔とも言える躍動的な写真を取り続ける磯部カメラマン。そんな氏が、人生で初となるWESCOのプルオンブーツ "BOSS" を手に入れた。カスタムフィットで製作された世界で只一足のブーツの印象を本人に伺った。
JAM’Z GARAGE新美佳昌がchabott engineering木村信也とともに今年9月の "MOTORCYCLE CANNONBALLⅡ" に出場すべくオーダーしたHIGHLINERをベースとしたカスタムブーツが仕上がった。
13~14才のときにはじめてエンジニアブーツを買って以来、数え切れないほど履き潰しているというTRAMP CYCLE代表、長岡守。彼の足元を固めるチャンピオンボスは、まさに体の一部のような存在だという。
アメリカを拠点にワールドワイドに活躍するカスタムビルダー、chabott engineering木村信也が 今年9月に開催される "MOTORCYCLE CANNONBALLⅡ" に出場すべく、ウエスコジャパンにてオーダーしたHIGHLINERを紹介しよう。
THE BOSSの特徴であるストラップを固定するバックルには、さまざまなタイプが用意されている。今回はWESCOブーツのカスタムサンプルではなく、このバックルにフィーチャーし、THE BOSSの魅力を掘り下げてみよう。
アメリカを拠点にワールドワイドに活躍するカスタムビルダー、chabott木村信也が "MOTORCYCLE CANNONBALLⅡ" に出場すべく、ウエスコ世田谷にてHIGHLINERをカスタムオーダー。
日本では数少ない逆輸入ヘビー級プロボクサーである樋高リオ。180cm102kgという、尋常ではない肉体を持つタフな男が選んだウエスコブーツ。只ならぬ雰囲気を醸し出す彼が、その魅力についてゆっくりと話しはじめた。
ウエスコ史上初となるコードヴァン(馬の尻部分の革)をクォーターに使用した、2011年度のジャパンリミテッドモデル「FLIGHTMASTER/フライトマスター」。ウエスコラインアップの中にあってエレガント、かつドレッシーなモデルである。
この秋発表されたニューモデル、WESCO LYNCH MODEL。神戸を拠点に躍進するLYNCH SILVERSMITHがプルオンブーツBOSSにアレンジを加えた最強のエンジニアブーツである。そこでLYNCH本人に、このモデルの魅力を伺った。
"ないものは作る" が信条のヒデモーターサイクルのHIDEこと富樫秀哉。そんな彼は、手に入れたばかりのエンジニアブーツBOSSの日に日に変わる表情に愛着が倍増中という。長く履くブーツだから、じっくり育てて行きたいと語ってくれた。
国内はおろか、海外からも注目を集めるジャパン・クオリティーのビレットパーツを手掛けるミスミエンジニアリング。マシニストのフランク氏は生粋のハーレー乗りであり、ここ十年以上もの間、氏の足元を守ってきたのはジョブマスターだ。
ハーレーダビッドソンやインディアンを筆頭とするアメリカンモーターサイクルのスペシャリスト、LITTLE WING ENGINEERING代表、大平芳弘。叩き上げのメカニックである彼の足元を守るプルオンブーツ "BOSS"との蜜月の関係を伺った。
WESCO社で唯一のローカットレースブーツとなる"JOHN HENRY’S CLASSICS"を今回は紹介しよう。創業90年を優に超える同社に在っては、近年誕生した"裏モデル"といった佇まいであるが、WESCO創立者ジョン・ヘンリー・シューメイカー氏の名を冠する一切妥協のないモデルである。
日本限定カラーとして今期より登場したネイビーカラーを用いた一足。耐久性に秀でたカウハイドはWESCO社で取り扱うレザーの中でももっとも肉厚で、重厚な紺色に染色されていることから違和感なく足元に取り込める。ファッションを超えたライフスタイルを体現するにふさわしいモデルと言える。
さまざまな派生モデルの中から、農作業を目的として生まれたパッカーカスタム。ルーツは牛を追い続けるカウボーイ愛用のパックライディングブーツで、ウエスタンの特徴を持ち合わせているなど、他のモデルとは違った表情を持つ。操作性に優れたトゥへのカスタムなどバイク乗りに嬉しい側面も持つ。
エンジニアブーツとハーネスブーツをバランスよく融合させた THE BOSS × HARNESS CUSTOM。カスタマー個々の仕事の環境やライフスタイルを反映させたカスタムモデルの好例とも言える1足で、両方の特徴を組み合わせたハイブリットカスタムである。WESCOのさらなる魅力が伺える。
森林火災から人々を守る森林消防隊員の足元を守るFIRESTOMER。Vibram社製の耐火ソールや強度と耐火性について高い評価を得るケブラーを採用し、彼らの特異な仕事を支えている。これらは風雨に身を晒すバイカーの日常にもそのまま取り入れられるもので、WESCOの高い品質を表す一足と言える。
WESCO社のラインナップ中で最もデザイン性を重視したエンジニアブーツの派生モデル。全米で大流行となった、スクエアのトゥとストラップにリングを配したスタイルは、今もなお男らしいタフなイメージのアイコンとして浸透している。ライディングブーツとしてのタフさを備える一足だ。
1950年代に登場したディテイルを再現した2010年WESCO限定モデルの『Narrow Wesco Engineer Boots』。プルオンブーツの代名詞的存在であるTHE BOSSとは違った全体的にシャープなスタイリングが魅力のモデルで、専用の鉄製バックルや縫製、刻印、ヒールの削り方等スペシャルな作りの一足。
1991年にラインナップに加わった比較的新しいウエスタンボス。乗馬を考慮したディテイルが特徴で、踵も通常より若干高く設定されているなど、バイク乗車時を想定してもアドバンテージとなることは間違いない。高い耐摩耗性を備えたグリップ力やオイルドブラックレザーなど、特別な一足に仕上がっている。
ハイトを8インチとし、ソールにはVibram社製♯100をエッジに色付けなしで装着。アイレットやフックといったハードウェアにはニッケルを選び、シューレースもブラックレザーに。見た目のカジュアルさとは裏腹に、ハードワークブーツとしての好例とも言える質実剛健なカスタムとなっている。
9インチにハイカットされたシャフトに鮮やかなレッドレザーを使用したボスカスタム。ワークブーツとしては汚れが目立ちにくい黒色や茶色が主流だが、自由な発想が楽しめるこうした試みもお奨め。使用者の用途や好みに合わせて無限の組み合わせができるブーツカスタムの格好のサンプルだ。
仕事の用途に合わせた特異なスパイクソールなどが主流であったWESCOブーツが、多種多様な現場で履かれるようになり、その必要性からより汎庸性の高いブーツとして生み出された「ジョブマスターカスタム」。従事する仕事に応じて、かなり幅広いカスタムをすることができる点が魅力のブーツだ。
WESCOブーツの中でも乗馬を想定したプルオンブーツ「ウエスタンボスカスタム」。今回紹介するこのモデルはそのまま足を入れる形状の乗馬用ブーツ(ウエスタンブーツ)であり、乗馬のための鐙に足入れし易いように爪先が細く尖っているなどのWESTERN仕様を備えている。
ジョブマスターのスタンダードとなる履き口までの高さは10インチだが、2インチ延ばして12インチとすることにより、抜群のホールド感と防水性へのアドバンテージを得ている。Lacing PatternはLace to Toeだ。
プルオンブーツからのカスタム。ベースとなるのはWESCOブーツの定番とも言える「THE BOSS」だ。9インチハイトとして、防水性へのアドバンテージと引き換えに独特のシルエットを獲得。オイルドブラックレザーをラフアウト(裏革)にて使用し、ぐっとカジュアルに。
履き口の高さをレギュラーの10インチから8インチにカットし、レーシングパターンにはレギュラートゥを採用したJOB MASTER CUSTOM。WESCOブーツにおいて、普段から見慣れているであろうレースツウトゥのジョブマスターとは違った印象を受けるのではないだろうか。
新色バーガンディーレザーとブラックレザーを組み合わせたツートーン仕様のボス。アクセントとしてのバーガンディーと、オールブラックに変更されたステッチカラーが全体を引き締め、無骨なのにどこか上品な雰囲気さえ漂うブーツに仕上がっている。
今年はウエスコ社90周年にあたる節目の年。1918年から歴史を積み重ねてきた結果と、今後の長い歴史に対する挑戦がこのバーガンディーレザーを生み出した。このボスは11インチハイトで、レザーライニングにはバックスキンカラーを使用し、ダブルミッドソールに#705ビブラムソールを装備する。
WESCOブーツは各モデルにワークのバックボーンがあり、仕事の用途や使用条件に特化した仕様を持つ。このJOB MASTERは、さまざまなハードワークの現場に対応したレー
1年中モーターサイクルで移動するチョッパー乗りのオーナーのために製作されたTHE BOSSのカスタムブーツ。傷に強いラフアウトや、年中使用することを考えてのハイトカットなどが施され、タフに使用され続けた結果、未使用時にはなかった風合いに仕上がっている。
WESCO JAPAN
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WESCO Setagaya
東京都世田谷区等々力2-5-3
tel:03-6809-8968
WESCO Kanazawa
石川県金沢市古府1-117
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